マイナー・シスター・オブ・クリスケイン
異界
クリスケインの小姉妹
Minor-sister of Chriscain
発案者:ローレンシウ
種 族:デーモン/異界の生物
M L:5
出 現 数:単独〜数体
編 成:まれに菌類、魔神、魔界獣、定命の信奉者などを単体〜数体伴って出現
出現頻度:ごくまれ
知 名 度:14
行動順位:15
移動速度:12
知 能:人間なみ
反 応:敵対的
生 息 地:地下迷宮、遺跡
知 覚:擬似(暗視)
言 語:下位古代語
【特殊能力】
能 力:菌類創造
擬足をまきつける(締めつけ)
耐 性:毒・病気に冒されない
精神的な攻撃に耐性(5)
生命点再生(1ラウンドあたり1点)
炎に弱い
【戦闘能力】
攻撃方法:爪による攻撃
擬足による攻撃(締めつけ)
攻撃点/打撃点:「爪:13(6)/12」
「擬足(締めつけ):12(5)/12」
回避点/防御点:「12(5)/7」
生命点/抵抗値:30/16(9)
精神点/抵抗値:18/13(7)
【説明】
クリスケインの小姉妹は、アークデーモン・クリスケインの下位眷属あるいは引き裂かれたクリスケイン自身の力の微小な断片です。
その概観はクリスケインに酷似していますが、体長は人間と大差ない程度で、額に角はありません。
小姉妹は麻薬的な効果や強壮、治療効果を持つ菌類などを創生して与えることで定命の存在の欲求を満たしてやることができ、小規模なカルトを率いている可能性があります。
《 菌類創造 》
クリスケインの同名の能力と同じですが、より力は劣ります。
小姉妹は1行動を費やし、生命点再生分を相殺することで、毎ラウンド生命点1点分の割合で菌類を創生できます。
つまり生命点1点の菌類なら1ラウンドに1体、12点の菌類なら12ラウンドをかけて創生できるということです。
この能力を用いて締めつけている相手に菌糸を蔓延らせたり、爪で傷つけて毒液を注入する場合、毒性値は最高で12です。
小姉妹は、広範囲に人間を害せるほど強力な毒液や胞子を撒き散らすことはできません。
小姉妹が生み出せる効果には限界があり、クリスケインや化身よりも劣ります。
例えば、彼女は抵抗失敗で麻痺、成功で効果消滅、という効果の毒菌糸を創生して捕らえた相手に侵食させることはできます。
しかし、抵抗失敗は即死、成功で効果消滅、という効果の毒菌糸は決して作れません。
また、MLが5を超える自律行動能力を持つ菌類も決して作れません。
小姉妹は「菌類支配」の能力を持たず、自身が創生した菌類を支配できません。自律行動能力を持つ菌類を創造する際には注意が必要でしょう。
キーワード:
参照:[異界]