デモンパラサイト・キャンペーン第8回記録
経過
参加PC
セッションの経過
ある土曜日、セラフィム事務所でたむろするPCに、電忠から依頼が入る。悪魔憑きの猟師、狗里咬侍が一週間前、消息を絶ったらしいのだ。その際、狗里宅の周辺にゴッデス製薬の社員、鱈畑の姿を確認したらしい。
捜索を頼まれたPC達はゴッデス製薬の調査を行い、疑惑をより深める。一方その頃、狗里宅に調査に向った三塚と外屋敷は、ショーテルのカラス、エイジの戦線布告を受ける。三塚への恐怖を払拭すると言い残して去るエイジ。
その最中、狗里が鱈畑と倉庫区画に向ったとの情報を得る。そこで目にしたのは、地面に転がる族車と、目が空ろな狗里と逃走を図る鱈畑であった。
二人を取り押さえて、警察を避け狗里宅へ移動するPC。そこで鱈畑を問い詰めると、ゴッデス製薬の背後に存在するのはディバイン・チルドレン(推測)の「教育派」の派閥であること、共生生物にのみ苦痛を与える薬の試作品を用いて狗里を洗脳していたことが判明した。
鱈畑を《記憶操作》で騙して和解する(?)と、藤島組が武器の取引を行う事、自分達はそれを襲撃する予定であった事を伝えられて鱈畑と別れる。
狗里の洗脳を解くには、いちど暴走して元に戻るか、狗里の自発的な変身が必要だが、現在の自我を失った狗里にはどちらの条件も達成出来ない。方法を思案するPC達にエイジから決闘状が届く。狗里に命令を与える笛を賭けて藤島組の取引現場にて決着をつけようとの事だ。
覚悟を決めて現場へ向かうPC、そこには、取引を制圧したエイジと彼の操る悪魔憑き、巨大な黒いアレが待ち構えていた。
エイジを倒すも、黒いアレの原始の生命力(?)の前に苦戦を強いられるPCは、外屋敷の暴走の力で辛くも打倒する。
しかし黒いのは、突然暴走を始める。殆どのメンバーが気絶した状態のPCに勝ち目はない! その危機を救ったのはバルディッシュを二重共生した狗里の《殺戮の輪舞》だった。こうしてPC達はこれ迄で最恐の敵を討ち果たしたのであった。
結果
- ゴッデス製薬:ディバインチルドレンの「教育派」の機関(と思しい)。藤島組を見限り大友市から撤退。近々、別の機関を送り込む可能性あり。
獲得経験値
- 基本 点+衝動表
- 経験点―325+50点
- 魔結晶―590点を分割
登場NPC
オフィシャル
- 名前
- 説明(必要なら)
今回の GM 作
- 狗里咬侍
- セラフィムの仲間達に対して恩義と信頼が深まった。追加→嫌いな物:鱈畑、犬笛
- 鱈畑
- 白髪長髪、額に日輪の痣、尖り耳で常に真っ赤な服を着ているゴッデス製薬対外折衝(主に藤島組)担当の営業マン。…ちなみに悪魔憑きでない普通の人間である。身体能力は無双クラス。ゲス野郎なので共生生物を与えて貰えない(彼自身欲しくもないが)悪魔憑きを甘く見て捕まった。事件後は消息不明。
- 護鬼
- 藤島組の取引現場に突如現れた巨大な悪魔憑き。台所に蠢く黒いアイツ。吸引されて駆除された。
- 見知らぬ老婆
- 狗里に奇妙な予言を繰り返す謎のばばあ。「見不知」という名のタクシー運転手であることが判明??
前回以前の GM 作
- 電忠
- 狗里捜索ミッションのバックアップ担当。
- 高科蔓子
- PCに徹底的に避けられ、出番減少
- エイジ(第4回)
- (ショーテル5・ウォーコイト3):矢倉蕃堂の元部下。こっぴどくやられて打ちひしがられていた所を鱈畑に拾われ「あの御方(エイジ談)」に二重共生を受ける。心の自由の為に三塚への恐怖の払拭を目指し力を求める。しかしそれは鱈畑の話術によって歪められた願望であった。PCに倒され、既に自分は自由であることを自覚し、吸引される。現在はセラフィム事務所で餌をたかっている。
- Dブロウクン
- 第2回で壊滅したDブロウがヤクザの支援を得て蘇った。…がPCと鱈畑、狗里によってかなりの大打撃。レディ・バグ同様チュートリアル戦闘に最適
伏線
- 試作品の苦痛薬は変身しようとすると更にダメージを受ける。狗里は苦痛に苛まれ続け、一週間かけて「教育」された。狗里のように洗脳を受けた者は特種な犬笛によって意のままに操られる
藤島組
- 取引を潰され、更に数人の悪魔憑きを失った為、非常にピンチ
キーワード:[デモンパラサイト] [キャンペーン] [プレイレポート]
参照:[デモンパラサイト・キャンペーン第22回記録] [デモンパラサイト・キャンペーン第13回記録] [デモンパラサイト・GM持ち回りキャンペーン] [デモンパラサイト・大友市の新名所と人物]