デモンパラサイト・キャンペーン第11回記録
経過
参加PC
セッションの経過
流行の“スパム”メール
最近、下記のようなスパムメールが流行している。ただ、ごく珍しいことに、連絡先が直接記されているのだ。
件名: 主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。 いきなりのメール失礼します。 久光さやか、29歳の未亡人です。 お互いのニーズに合致しそうだと思い、連絡してみました。 自分のことを少し語ります。 昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。 自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのが とても悔やまれます。 主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、 それは遊びの為の旅行ではなかったのです。 収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。 一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。 ですが、お恥ずかしい話ですが、毎日の孤独な夜に、 身体の火照りが止まらなくなる時間も増えてきました。 主人の残した財産は莫大な額です。 つまり、謝礼は幾らでも出きますので、 私の性欲を満たして欲しいのです。 お返事を頂けましたら、もっと詳しい話をしたいと 考えています。連絡、待っていますね。
PC たちはそれぞれ、何らかの形でこのメールを見ている。
長門はこの久光さやかという名に覚えがある。まだ幼かった頃にかわいがってもらった近所の優しいお姉さんと同じ名前、同じ年齢なのだ。
金曜夜の巨大アリクイ
金曜の夜、PC たちは各人各様の理由で繁華街にいた(長門は夜遊び、山根と丑久保はお姉ちゃんクラブで飲み、三塚はセラフィムからの帰り?)。それぞれ近くで悪魔憑きの変身の反応が感じられたため、注意を向ける。
外にいた長門と三塚は、ビルの割れた窓から巨大な手が出ていて、男を握っているのを見つける。その手が離されて男は落下する。長門はこれをすんでの所でキャッチし、男はなんとか難を逃れた。その掴んでいた手の正体が、夜の闇の中垣間見えるが、それはビルの壁を重力を無視して走る巨大なアリクイの姿だった。三塚はこの様子をセラフィム大友支部に連絡する。
一方、山根と丑久保は飲んでいるフロアの上の階でガラスが割れる音が聞こえたため、「危ないから様子を見てくる」と言って上に上がった。そこは特に表に看板等を出していない会員制秘密売春クラブと噂される場所で、鍵がかかっている。しかし、重傷を負って逃げ出そうとする男が中から鍵を開けて出てきた。丑久保が《治癒》で彼を癒し、山根が話を聞く(《記憶操作》を使用し話を聞きやすくすると同時に、記憶をあいまいにして《治癒》をごまかす)。それによると、客と2人だけでこの部屋にいたところ、窓から突然怪物が現れて客と共に襲われたとのこと。しかし、もう姿が見られないし、これ以上の情報も得られないようなので、男を取り逃がすことにした。警察がそのうちこの場に来るであろうと思われたので、彼は商売上の情報を持って逃げ去った。山根、丑久保も警察からの事情聴取が面倒なこともあり、その場を去る。こちら側もセラフィムに連絡。
セラフィム経由の電話連絡で、互いに近くにいることがわかった PC たちは支部の(高坂の)指示で合流し、情報交換する。こんな物がうろつきまわっているのは市民に危害が加わるだけでなく、悪魔憑きの人権を奪う法が制定されてしまう危険性が極めて高い。急を要する使命を受けざるを得なくなったのだ。
調査開始
土曜朝
長門、さやかの家を訪ねる
裏サーバー会社の調査
裏サーバー会社へ進入
さやかとの接触
超高級ホテルでの大決戦
結果
- 悪魔憑きオオアリクイを退治した
- さやかのヴィシャス化を食い止めた
- 藤島組系の裏稼業を潰した
獲得経験値
- 基本390点(130×3レベル)+衝動表
登場NPC
オフィシャル
- 高坂和也
- 不良少年を誉め殺しする嫌らしい一面を見せる。
- 飯島康男
- 意外と気苦労もある様子。少しかわいそう。
今回の GM 作
- 久光(竹島)さやか
- ヒロイン?
- 竹島
- さやかの旦那。シンガポールで死んだとされているが……。
- 竹島の母
- さやかの事情を少し知っている。
- 黒服
- さやかのボディガード。悪魔憑き。藤島組系?
- ヴァーミン・イーターの傭兵
- ホテルニュークラウン大友の警護にあたる寡黙な仕事師。アルバレスト。
前回以前の GM 作
- 名前
- 説明(必要なら)
伏線
次回以降に使えそうな伏線を書きます。
キーワード:
参照:[デモンパラサイト・GM持ち回りキャンペーン]