ドラウナー

ドラウナー
Drowner
発案者：ステイシス

種　　族：アンデッド
Ｍ　　Ｌ：４
出 現 数：数体〜数十体（場合によっては百を超える）
出現頻度：まれ
知 名 度：１４
行動順位：１３
移動速度：１３／１３（水中）
知　　能：人間並み
反　　応：暴力的
生 息 地：川、沼、海など
知　　覚：擬似（暗視）
言　　語：生前のもの
【特殊能力】
能　　力：活力奪取／病い（強度６）
捕獲
水中適応
耐　　性：不眠
通常武器無効
毒、病気に冒されない
弱　　点：治癒魔法でダメージ
【戦闘能力】
攻撃点／打撃点：「素手：１２（５）／特殊（説明参照）」
回避点／防御点：「１２（５）／６」
生命点／抵抗値：１３／１２（５）
精神点／抵抗値：１３／１２（５）


【説明】
ドラウナーは膨らみぶよぶよした溺死体を黄色い光が覆ったような姿をしています。
ワイトの変種とも言われていますが、謎が多くよくわかっていません。

ドラウナーは水辺に近づいたものや船に乗っているものを集団で襲い、しがみつきます。
１体にしがみつかれた場合、攻撃／回避、および後述の水中へのひきこみに対する抵抗に−２のペナルティを受けます。
２体以上にしがみつかれた場合、攻撃／回避、および後述の水中へのひきこみに対する抵抗にに−４のペナルティを受けた上、古代語魔法・精霊魔法の使用ができなくなります。
（声は出せるので、神聖魔法や共通語魔法の使用は可能です）
いずれの場合にも自力での移動が行えなくなります。

しがみつかれたものは通常の攻撃の代わりに振りほどきを試みることができます。
『冒険者Lv+筋力ボーナス』を基準値に、ドラウナーの攻撃点（１２、あるいは攻撃が命中したときの達成値）を目標値にした成功ロールを行います。
成功すれば、ドラウナーを振りほどくことができます。
複数のドラウナーにしがみつかれているときは、それぞれに対して別々に判定します。
振りほどきには先述の−２／−４のペナルティを受けることはありません。
ただし水中で振りほどく場合は、しがみつかれている数にかかわらず−４のペナルティを受けます。

ドラウナーはしがみつくことに成功すると、次のラウンドから水中にひきこもうとします。
『冒険者Lv+筋力ボーナス』を基準値に、ドラウナーの攻撃点（１２、あるいは攻撃が命中したときの達成値）を目標値にした成功ロールを行います。
しがみつかれている数にかかわらず、判定は一回でかまいません。

ドラウナーはしがみついているものから活力を奪い取ります。
その結果、犠牲者の心は重苦しい絶望感にとらわれてゆき、『シンクド・シンキング』という病（下記参照）にかかる可能性があります。
しがみつかれている間、心の弱いものは通常よりはるかに早く病が進行します。
ラウンドの最後に目標値１１の精神抵抗を行います。
複数のドラウナーにしがみつかれているときは、それぞれに対して別々に判定します。
失敗したら深度が１増します。
ドラウナーによって『シンクド・シンキング』に感染し、廃人となったものは 衝動的にふらふらと水に入っていき、自らの命を絶とうとします。
ドラウナーにしがみつかれたまま溺死したもの、あるいは廃人となって溺死したものは、２４時間後に新しいドラウナーとして『蘇生』します。