技能
技能 - Skill
キャラクターができることを示している。
易、並、難、至難の4つに難易度が分かれており、その技能の習得しやすさを表す。
また、第三版時代には精神と肉体の2つの種類があり、それぞれ基準となる能力値や成長に必要なCPのテーブルが異なるなどの差異があった。これに対し、第四版では精神・肉体という区別は存在せず、基準となる能力値と難易度によって技能の修得と成長が表現されるようになった。
3版ではキャラクター作成時に技能に費やせるCPは年齢の二倍までという制限がある。
以下は例である。
- 難易度が易に分類される技能
- <自転車>、<礼儀作法>、<コンピュータ操作>、など
- 難易度が並に分類される技能
- <踊り>、<剣>、<指導>、など
- 難易度が難に分類される技能
- (ほぼすべての魔法)、(ほぼすべての学術系技能)、など
- 難易度が至難に分類される技能
- (ほぼすべての超能力)、<呼吸法>、など
種別は下のとおり。
- 医学系技能
- <医師>をはじめとする、人や動物を治療する技能全般。教科書と実習なしでは学べない上、独学では<応急処置>で半分、それ以外は4分の1のスピードになる。
- 運動系技能
- <軽業>、<水泳>など、スポーツや体を動かすことについての技能が分類されている。
- 学術系技能
- キャラクターの知識をあらわす。これに分類される技能のみ「何かができる」ではなく「何かを知っている」ということを示す。<遺伝学>や<数学>などはここに分類される。
- 技術系技能
- <大工>、<革細工>をはじめとする技術の技能。<大工><革細工>以外は独学するとき、学習速度が4分の1になる。
- 芸術系技能
- <絵画>、<踊り>など、芸術にかかわる技能。これに分類される技能は、キャラクター作成時、技能に消費するCPは年齢の2倍まで、という制限を無視できる。ただし、4版では技能に消費できるCPの制限自体がない。
- 言語系技能
- 言語。すべての言語はこの技能。キャラクターの最初の母国語のレベルは知力と同じ。ほかに、<手話>や<電信>も含む。
- 趣味系技能
- 冒険の役にも立たなければ収入にもつながらない技能(アニメや鉄道模型、熱帯魚に映画、ゲームなど)はここで扱う。キャラクター作成時に習得するなら必要CPは半分でもよい。
- 社会系技能
- <言いくるめ>や<管理>など、普通生活していくうえで必要な技能。<政治>もこれに分類される。
- 車輌系技能
- 教師なしでも学べるが、その車輌を持ってなければならない。技能なし値?を利用するには、動かすところから判定が必要。<オートバイ/種別>、<自転車>などが含まれる。
- 戦闘系技能
- <剣>、<格闘>、<銃器/文明>など戦闘の技能。軍隊や傭兵部隊、警察に所属して習得するのがもっとも簡単。
- 専門技能
- 賃金を得るのには役に立つがそれ以外では役に立たないもの。<会計>、<理髪師>など、職業の数だけ無数にある。
- 盗賊系技能
- 一部(<交渉>など)を除いて、軍隊や諜報機関、忍者のような集団、犯罪組織でしか教えてもらえない。<隠匿>や<演技>はこれに分類される。
- 動物系技能
- <獣医>、<御者/種別>など、動物に関連する技能。すべて、自発的に専門化できる。
- 野外系技能
- (もし死にさえしなければ)教師がいてもいなくても同じ速度で学べる。<航法/文明>や<生存/種別>など。
キーワード:
参照:[CP] [ガープスWiki] [特徴] [キャラクター作成] [魔法] [敏捷力] [小辞典]