CP
CP - キャラクターポイント
CPは、キャラクター・ポイント(Character Point)の略。
GURPSでは、キャラクター作成に使う能力値、特徴、技能他に、それぞれ、取得に要するCP値が定められている。
キャラクター作成に際しては、世界設定ごとに定められたCP総計のレギュレーション内で、ルールに従って能力値や特徴、他、を取得していき、キャラ・メイクをする。
このため、あるキャラクターのCP総計は、キャラクターの強さの目安にもなる 。
ただし、PC:AのCPの総計がPC:BのX倍だからといって、PC:Aの強さがPC:BのX倍になっているとは限らない。
50CPのキャラクター二人と100CPのキャラクター一人であれば、(おそらく)100CPのキャラクターのほうが強い。しかし、25CPのキャラクター3人と100CPのキャラクター1人が同武装、ほぼ同技能で戦えば、25CP3人が勝つ。CPの総計は戦闘能力を反映しない。戦闘に特化したキャラクターでも複数人から戦闘を挑まれれば、特殊な技能や能力、装備、特徴を持たない限り、敗北する。
また、妖魔夜行の妖怪?は、通常のキャラクターよりも超絶的に強くなるが、それも現代兵器、戦車や飛行機と比べれば弱い。ある意味現実的な再現が行われるためでもある。
キャラ・メイク時に使用されるCPによってその後の限界もある程度決定する。100CPで作成されたキャラクターが200CPまで成長したのと、最初から200CPで作成されたキャラクターでは、後者の方が強く、優れている(第三版のみ?)。その理由としては、能力値を冒険が始まってから成長させようとすると、2倍のCPが必要であるからということがあるだろう。多くの特徴が、作成時にしか取れないと言うのも大きいだろう。極端に言えば、初期25CP作成で350CPまで成長させたキャラクターは、必要CPの大きな特徴を獲得できないが、最初から350CPで作成されたキャラクターにはそう言った制限はなく、キャラクター作成の自由度が大きい。
CPの総計と強さの目安は下の通り。
- 平均以下のキャラクター - 15CP
- 病弱な老人や幼い子供?
- 平均的なキャラクター - 25CP
- 普通に街をうろついている人。一般人。
- 平均以上のキャラクター - 50CP
- 一般人よりも少し経験を積んでいるひと。
小さな道場の師範や、町村の有名人? - かなり優れたキャラクター - 75CP
- CPの振り分けによっては通常のPCにも引けを取らないというレベル。
コクーンでは、このCPでキャラクターを作成する。 - 英雄になれるキャラクター - 100CP
- 通常、PCを作るときにはこのCPで始める。ルナル・サーガの主人公アンディ・クルツの作成時のCPもこの値である。
- 英雄と呼べるキャラクター - 150CP
- 100CPで作ったキャラクターが20から30の冒険をこなしたくらい。
- 人間離れしたキャラクター - 200CP
- 一般人ができることは片手間にできるというくらい?
ルナル・サーガのアンディ・クルツはこのレベルまで到達した。
キーワード:
参照:[キャラクター作成] [キャラクターポイント] [頭字語] [特徴] [ToDo] [魔法] [買い戻す] [能力値] [妖魔夜行] [妖怪基本セット] [小辞典] [技能] [不利な特徴の制限]