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「魔」-The LostMessages-

「魔」とは

 月夜埜綺譚の追加サプリメントで出てきたもので、コネクションルールの延長上で、幽霊や妖怪、都市伝説などをルール的に扱えることができるようになった存在である。その本質は、“誰にも届けられることの無かった言葉(メッセージ)”である、という設定があるが、それにしては宇宙人がいたり神さまがいたりといろいろ複雑だ。

 月夜埜綺譚の能力は全て“コミュニケーション”としてデザインされている。そして“ディスコミュニケーション”からこぼれ落ちた、疑似意志を持った情報体が魔の本質なのだが、“コミュニケーション”によってビームが出たり心を読んだりというこの世界では、ほとんど神さまに近似したものも生まれうる。

 もっとも月夜埜綺譚の世界で最も“宗教的”な存在であり、ある意味で危険なルールではあるのだが、これはまたいつか別に語りたい。

更新日時:2005/11/16 02:15:24
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参照:[続・月夜埜綺譚 開発ノート] [安積 -因習と権威に溺れる“過去”の遺物-]