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狂奇Wiki - NekoNoKage 差分

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!猫の影
 [[逍遥寺探偵事務所]]に持ち込まれた猫探しの依頼。猫を探す内に、PCたちはパティシエ見習いの少女と出会う。少女の作るクッキーを手に入れたいという“願い”の力で、猫は狂症者となっていた。影から影へ飛び回る猫を捕まえられれば依頼達成。
!!セッション情報
!!!推奨プレイ人数
1〜3人

!!!セッションの目的
猫を捕まえて飼い主に渡す。
!!!解決点
6点
!!!シーン制限
4シーン
!!プロローグ
''「これはうちの一大事なの」''

''真面目な顔で、逍遥寺零は言い放つ。''

''その眼前には、一枚の――猫の写真集があった。''

PCたちは、[[逍遥寺零]]に呼び出され、大口の依頼人から来た猫探しの仕事を引き受けるよう頼まれます。

逍遥寺探偵事務所の経営は切迫しており、この依頼をこなさなければ零は餓死してしまうかもしれませんーーということを、零は脅しを聞かせながら説明してきます。

依頼を受けるならば、零は依頼の基本情報を話します。ソースカード「迷子の猫」を手に入れます。
!!キーシーン
!!!キーシーン1 お気に入り
''「ああ、そういえば」''

''何かを言いかけ、店主はいやいやと首を振る。''

''「いや、こっちの話、気にしないで」''

猫のお気に入りの餌を探すなら、高級ペットショップに行く必要があります。しかし、餌の在庫はありません。

店の店主は、何か話したげにしています。話をさせるなら【貨幣】で難易度2の判定が必要です。

判定に成功したなら、店主の姪っ子がクッキーを持って店に遊びに来た時、猫がそれをとても気に入っていた事がわかります。
!!!キーシーン2 若きパティシエの悩み
''「猫、ですか」''

''少し間をおいて、少女は首を横に振った。''

''「……すみません」''


ペットショップの店主に話を聞くか、《時視》などで情報を得た場合、店主の姪っ子であるパティシエの少女の元へ行くことができます。

少女に話を聞いても、すぐに猫のことを話してはくれません。どうやら、店の人間に猫のことを知られたくないようです。

【貨幣】難易度3、または、【聖杯】難易度4の判定に成功すれば、少女はPCを信用します。そこで、先輩に認められず廃棄処分になったクッキーを、猫にあげていたことを明かします。''ソースカード「若きパティシエ」を入手します。''

少女に信用されているなら、少女の作ったクッキーを分けてもらえます。
!!!キーシーン3 捕獲
''餌を仕掛け、じっと待つ。''

''――にぁ。''

''その声は、餌から伸びる影から聞こえた。''

猫をおびき出す手段を確保した場合、捕獲を試みることができます。

おびき出された猫はの【能力値】を持ちます。

追いかけて捕まえるなら【操舵】と【操舵】での対抗判定を行います。

猫は「職業:猫」(+1)≪影潜≫(+2)を使い、【操舵】7となります。

対抗判定に勝てば、猫を捕縛することが可能です。''ソースカード「開眼」を得ます。''
!!エピローグ
!!!エピローグ 成功
''「これで完了、ね」''

''ふぅ、とため息をつき、零は薄く笑った。''

''「報酬は弾むわ。当社の尺度でだけど」''

猫は無事に飼い主に引き渡され、依頼は完了です。

零から報酬(データとしてはありません)をもらって、セッション終了です。
!!!エピローグ 失敗
''その日。来客に出されたのは空の茶碗だった。''

''「水道、止まったわ」''

''冷徹なる事実を告げ、零はサングラスを外し――。''

依頼を完遂できなかった場合、零からしたたかにお仕置きを受けます。セッション終了です。
!!NPC
||!狂症者||猫
||>【剛剣】3【操舵】4【貨幣】1【聖杯】1
||!設定||職業:猫
||!能力||≪影潜≫
||!情報||黒ぶちの猫です。でっぷり太って{{br}}いますが、動きは意外と素早いです。
!!ソースカード
||!2点||迷子の猫
||>闇夜の中、蠢く影。{{br}}「にぁ……」{{br}}かすかな声とともに、黒斑の猫の気配が。{{br}}ーー消えた。{{br}}残されたのは、空になった餌箱のみ。{{br}}
||>情報1:猫の毛並みは黒斑。
||>情報2:猫は夜中に消えた。
||>情報3:猫はグルメで、決められた餌しか食べない。

||!2 点||若きパティシエ
||>休憩中。少女はふと、足下に気配を感じる。{{br}}「あら。また来たの?」{{br}}すっかり馴染みの黒斑猫。少女はにこりと微笑み。{{br}}「よし、持ってくるから待っててね」{{br}}「にぁー」{{br}}喜びの声を後に、少女は店の中に戻っていった。
||>情報1:猫は少女の作るお菓子が好き。
||>情報2:
||>情報3:

||!3点||開眼
||>闇の中、猫は考えていた。{{br}}あの美味しい餌をもらいたい。どうしても。{{br}}思う、願う。その力は、動物でも同じく。{{br}}ーーその瞬間、猫の中で何かが弾けた。{{br}}「にぁ!」{{br}}軽い浮遊感。そしてーー猫は、屋敷の外に居た。
||>情報1:猫は《影潜》を使う狂症者になった。
||>情報2:
||>情報3: