キャラクター作成
キャラクター作成
狂奇年代記におけるPLの分身、PCは以下の手順で作成される。
ステレオタイプかオリジナルか
キャラクターの作成法には、以下の二通りがある。
- ステレオタイプ
- あらかじめ用意されたデータに、個人情報を付加して作成する。簡単に始められる。
- オリジナル
- 能力値の配分やトラウマの設定など、一から全てを作成する。自由にキャラクターを作れる。
共通手順 個人情報の設定
キャラクターの名前、性別、性格、外見、その他諸々の設定を考え、キャラクターシート?に記入する。
この段階ではデータ的な意味は持たないが、これからキャラクターを作成するための、重要な根幹となる。
ステレオタイプ
あらかじめ用意されたステレオタイプのデータから、ひとつを選ぶ。
その内容をキャラクターシート?に記入する。
ステレオタイプと整合するように個人情報を修正したら、作成は終了である。
オリジナル
オリジナル作成は、次の手順で行う。
能力値の配分。
初期ポイント3点を、【陽気】【陰気】【均力】に割り振る。
最小値は0、最大値は2である。
クランの選択
クランとは、キャラクターが属する、奇特能力の一分野を表す。
憑キ人、巷説神群、腐天使それぞれにみっつ、合計九つのクランがある。
クランを選択したら、クランごとの能力値修正だけ、【陽気】【陰気】【均力】を上昇させる。
また、クランの属する大分類と、クランそれぞれに記された小分類のデータを、キャラクターシート?に書き写す。
トラウマの記述
そのキャラクターが心に抱える傷、トラウマをキャラクターシート?に記入する。
トラウマは最大でみっつまで記入できる。
その際、ブラッド一覧?からひとつ、トラウマの内容を選択して良い。
ただし、設定されたトラウマからは、次の手順で、ひとつ以上のメタファーを抽出しなくてはならない。
メタファーの抽出
トラウマの記述を{【番号】:}でくくり、メタファーと対応させる。これを抽出と呼ぶ。
{}は三重まで入れ子にできるが、交差させてはならない。
例えば『父親からの虐待』というトラウマを。
→『{1:{2:父親}からの虐待}』
と、入れ子にして抽出できるが。
→『{1:{2:父親}からの虐待}』
というように、交差はさせられない。
作成当初のキャラクターは、五つまで抽出を行える。
メタファー記入欄の、対応する番号の所に、抽出したメタファーを記入すること。
また、ブラッドを選択した場合、抽出箇所とメタファーはあらかじめ決められている。
シンボルの入手
メタファーの抽出数が五つに満たない場合、残った回数だけシンボルを取得できる。
例えば、抽出を三回で終えた場合、シンボルをふたつ入手できる。
シンボル一覧?から、シンボルを選択して、キャラクターシート?に記入すること。
個人情報の調整
最後に、トラウマやメタファーと整合するように、個人情報を調整する。
これでキャラクター作成は完了である。
キーワード:
参照:[スターティングガイド] [狂奇年代記]