カストラート
※以下はあくまで「提案」です。RPGはその性質上、セッションで語られるまでは「設定」にはなりえませんし、そんな堅苦しいことは置いておいても、いくらでも以下の設定を変えてやってください。実際にセッションで使う人の世界が優先されるべきです。
カストラート
ガブリエル、ミカエル、アンジェリーナ・アンジェリコの血脈。
(血脈を作るには三代の血族が必要と誤解していましたが、そんなことは無かったみたいです。アンジェリーナは別にカストラートでなくて構いませんが、どうします?-s2)
(概要)
創始者
カストラートの創始者はガブリエルである。
ガブリエルが抱擁されたのは18世紀のことだった。そして、彼がカストラートの創始者となったのは20世紀の後半だった。200年の時(ルールタームで言えば、〈血の強度〉が6まで上昇する時間)を、絶えず自分が何者か思い悩んで費やしたかの血族が、充分な血の強さを獲得した時に血脈を創始したのは自然なことだった。それが故意によるとは限らないが、殆ど表層的な無意識の活動によるものだったろう。
歌手ではない、男ではない、そしていまや人間ですらないガブリエルは、自らのアイデンティティを探るうちに結局は始まりの時、去勢を受けた契機へと還ることになった。即ちその歌声に礎を置く血脈の創始者となったのである。血脈の名前であるカストラートは、その時の契機に由来している(公子を参照)。
カストラートが創始された直後に、ミカエルは契りの親のこの血脈を活性化させている。当時既に不仲にあった双子の兄が、何故このような行動に出たのかは語られておらず、そこにいささかロマンティックなドラマを見る者もいる。しかし、何らかの取引があったか、その独自の訓えに惹かれたのだろうという見方が一般的だ。
元の氏族
ディーヴァ
あだ名
オカマ
盟約
現在、カストラートのヴァンパイアは三人しかいない(PCとして参入するのは可能です)ため、血脈と盟約の関係について一般的なことは言えない。
創始者であるガブリエルと第二のメンバーであるミカエルはランケア・サンクタムである。第三のメンバーであるアンジェリーナ・アンジェリコは現在カルシアン運動に属している。しかし、その名前、その由来から、カストラートはカルシアンにとっては許容できる物ではないだろう。
外見
寝処
背景
創始者のガブリエルが嫡子をほとんど生まなかったことから窺えるように、カストラートは増えることが無いかに見えた。しかし、自らの契りの親を滅ぼし、更には親の親にまでその矛先を向けかねない勢いを見せるミネアポリスの新公子誕生により、この血脈は増員の兆候を見せている。なんとなれば、彼女は新たな協力者を欲しており、血筋という繋がりと、同じ弱点を有する連帯感は、それを作り出すのに有用と見做されるからだ。
キャラクター作成
血脈の訓え
《瞬速》、《尊厳》、《怪力》、《虚声》(一つくらい、ディーヴァの【訓え】から変えてもいいかも?)
弱点
ディーヴァの弱点に加え、性的に未熟なもの(つまり子供)か、同性愛者からしか食餌できない。
組織
コンセプト
ツインシティズのカストラート
- ガブリエル(創始者)
- ミカエル
- アンジェリーナ・アンジェリコ
キーワード:
参照:[セッション] [公子] [虚声] [ガブリエル] [用語集] [ミカエル]