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“剣の世界”ラクシア

ソード・ワールド2.0の舞台。 “始まりの剣”と呼ばれる三本の剣(ルミエル、イグニス、カルディア)により、命と魂が創られたとされる。三本の剣のうちカルディアは失われたとされており、現存するのはルミエルとイグニスだけと一般には信じられている。なお、“始まりの剣”はもう1本(フォルトゥナ)存在したという伝承もある。

PCたち『人族』は太古に起きた神々の戦争以降、敵対種族『蛮族』と不断の戦争状態にあり、神々も第一の剣ルミエルによって昇神した神々を主軸とする人族の信仰対象の『第一の剣の陣営の神々』と第二の剣イグニスによって昇神した神々を主軸とする蛮族の信仰対象の『第二の剣の陣営の神々』に分かれて争っている。

また、この世界では成熟した魂は死後神々の下へ旅立ち、そうならなかった未熟な魂は死後輪廻転生するとされている。そのため、その自然の流れに逆らう蘇生は一般には忌むべき行為とされている。ゲーム的には蘇生を行うと『穢れ』という魂の瑕が溜まり、その穢れが一定量(普通の人族が大体5回蘇生することによって溜まる量)以上になると、輪廻転生の輪から外れた『アンデッド』になり、人族・蛮族の共通の敵となる。

そのため、人族の間では穢れを帯びている者(忌み子ナイトメアや蛮族、アンデッドなど)は一般に忌避の対象である。ただし、穢れは力をもたらすものともされており、蛮族はアンデッドにならない程度にこれを取り込むことで個体としての強化を図っている。

神々と小さき人の時代『神紀文明時代』、強大な魔術師である魔法王たちが一般人を支配した時代『魔法文明時代』、技術魔法が普及した時代『魔動機文明時代』の後、約300年前の〈大破局〉(ディアボリック・トライアンフ)という蛮族の大侵攻によって人族は滅亡の危地に立たされたが、それを乗り越えて復興途上の『現代』に至る。

この世界が『剣の世界』と呼ばれているのは、世界が“始まりの剣”によって作られたという伝承に加え、“始まりの剣”という魔剣及びその直近の複製に触れる事で実際に昇神できると伝えられているからである。実際に約300年前に人族から小神(マイナーゴッド)に昇神した例の目撃者(長命種のエルフたち)が多数存命中である事もあり、『魔剣』が特別な存在であるという認識はこの世界の常識となっている。

冒険者

前章で述べた蛮族との戦争に参加した義勇兵が様々なトラブルの解決者を兼ねるようになったものがこの世界における『冒険者』の始まりである。 現代では『冒険者の店』というトラブルを抱えた一般人と収入源を探している冒険者との間を仲介する仲介業者が存在し、冒険者の店はこうした仲介における仲介手数料や緊急時の武力を必要としているスポンサーからの支援などによって、一定の収益を上げている。

ソード・ワールドと異なり、戦士系の有力な冒険者は以上のような理由から多くの社会で職業人として一定の地位を持ち、一般人から畏敬の念を抱かれている(後述するダグニア地方など例外もある)。

この地位はゲーム的には『名誉点』というボス級の魔物を倒した際に獲得できる社会的な財産を消費することで購入でき、強力な魔物を多数退治することによって平民から貴族に成り上がる事も可能である。

他方、魔法使い、特に生死を操る操霊術師と魔法文明時代に人々を虐げていた魔法王の技術を継ぐ魔術師たちは一般人からは忌避の対象である。 妖精という不可思議な存在を使役する妖精使いも一般人からは変人と見なされやすい傾向がある。 魔動機師は魔動機文明時代の技術が一般的な都会では優秀な技術者として羨望と尊敬の対象だが、そういったものへの認知度が低い田舎では「魔法使い」として魔術師などとひと括りで忌避の対象である。

魔法使いの中で唯一、第一の剣の陣営の神々に仕える神官だけは、一般人からも信頼され尊敬されている。とりわけ、世界規模で信仰されている古代神の神官は大いに信頼され、その神殿も国家に対してかなりの発言権を有している。 他方、第二の剣の陣営の神々に仕える神官は、“破壊”や“混沌”を掲げるその信仰の性質から、恐れられ忌避される。第二の剣への信仰が露呈すると危険分子として官憲に報告され、国家によって取り締まられることも多い。

冒険者に求められている主たる業務は敵対種族である蛮族の退治など有害な魔物の退治であるが、冒険者の中には力や名声や金などを求めて古代の遺跡を探索する者たちも少なくない。 特に、“始まりの剣”の複製や複製の複製などの子孫コピーがしばしば生み出す『魔剣の迷宮』は、“始まりの剣”が複製の大本の意志ある魔剣が用意した試練を乗り越えることで莫大な財宝と強力な武具である複製された魔剣そのものを入手できる事もあり、多くの冒険者たちが魔剣の迷宮を探し求めては魔剣の用意した試練に挑んでいる。

種族

  1. 狭義の種族は、人族と蛮族の種を指す。
    • 人間、タビット、ナイトメアなどなど。
  2. 広義の種族は、魔物の区分とほぼ同義である。
    • 人族、蛮族、動物、植物、アンデッド、魔法生物、妖精などなど。

始まりの剣による種族

この世界では「植物」「動物」「幻獣」「人族」の四種族は“始まりの剣”によって作られたか、その干渉を受けて生まれたと考えられている。また「蛮族」は“始まりの剣”のうちの一振りによって昇神した古代神が優秀な配下を得るために、人族の魂に穢れを与えて強靭な肉体を与えたものとされている。

その他の種族

「アンデッド」は怨念、生者への恨み、不老不死の追求の結果などによって生まれた、輪廻の輪から外れた滅ぼすべき存在である。

「魔法生物」は人の手によって作られた人造生命体で、魔法文明時代に作られたゴーレムと魔動機文明時代に作られた魔動機兵に大別される。前者は主に番人として作られ、材質等による性能の違いこそあれどどれも似た形状をしているが、後者は戦闘用のみならず作業用や運搬用に作られたものなど制作目的が多種多様で、目的に適した独特の形状を有している。また蛮族の手によって生み出された自己増殖能力を持つガストという存在もいる。

「妖精」は自然現象と魔力の源であるマナに何かが干渉して生まれたと推測されている不思議な存在である。穢れを嫌い、知性を持つものもいる。

「魔神」は本来ラクシア世界の存在ではなく、異界から召喚されて現れた存在であり、蛮族と異なり穢れを持たないにもかかわらず、極めて強力な力を持っている。高位の魔神は高度な知性を持ち、人族や蛮族と交渉をすることも珍しくない。ただし、その交渉の目的が奈辺にあるかはわかっておらず、交渉の結果、魔神にいいように使われ破滅した人族や蛮族の例も少なからず知られている。

「神族」は神々に連なるものや、今まさに神への階梯を登っている者たちである。しかしその多くは神にはなれず、神族という中途半端な存在で留まったままである。ラクシア世界で神であるためには、また神であり続けるためには多くの信者による信仰の力が不可欠であり、ただ力だけを得ても神にはなれないと考えられている。

人族PC

PCは基本的にこの人族となる。

人族は肉体的には他種族より脆弱な存在であるが、高い知性と剣を扱える前肢を有しており、そのため第一の剣を手にして最初の古代神となったのは人族であった。その後も人族はその知性で魔法を始めとする様々な技術を生み出し、その大きな可能性を証明していっている。

人間 Human

人間は「運命に愛された種族」として知られる、もっとも人口において秀でている人族である。

基本的には地球世界の人間に似た存在だが、運命を捻じ曲げる力を持っており、個々人の能力の多様性も人族の中で一番高い。また、後述のエルフ及びドワーフとの異種交配が可能である。生まれた子供は両親の種族のどちらかあるいは忌み子ナイトメアになり、ソード・ワールドと異なりハーフが生まれることは無い。

エルフ Elf

エルフは「水の種族」として知られる長命の人族で、500年程度の寿命を持つ。人間より身長が高く優美な容姿を持つ。水中での呼吸および発声が可能など、水中生活に適しており、淡水海水を問わず水辺に住まうものが多い。闇夜を見通す暗視能力を持つ。

ドワーフ Dwarf

ドワーフは「火の種族」として知られる小柄な人族で、200年程度の寿命を持つ。男性は髭を蓄えた小柄ながらもいかつい容姿を持ち、女性は歳を経ても人間の幼子のような容姿を持つ。炎に対する完全な耐性と暗視能力を持つため、鍛冶場や鉱山で働く者が多い。

リルドラケン ?

リルドラケンは「風の種族」として知られる尻尾と翼を持った直立竜のような人族で、300年程度の寿命を持つ。ごく短時間に限られるものの飛行能力を有し、硬い鱗や武器となる尻尾と相まって人族の中では肉弾戦能力は高い。しかし、見た目に反して人間など他の人族との交流を好み、商売熱心な種族である。

タビット Tabbit

タビットは身長1mほどの直立うさぎのような容姿を持つ人族で、寿命は50年程度と短いが早熟で、6歳程度から成人同様に活動できる。不器用なものの高い知性を有し、賢者や魔法使いとなるものが少なくない。上記4種族が“始まりの剣”の影響を受けて生まれた「剣を持って神になるための種族」であるのに対して、タビットの出自は謎に包まれており、またタビットが神になった例は知られていない。加えて、彼らは神を感じることができない。

ルーンフォーク Runefolk

ルーンフォークは魔動機文明時代に生み出された人造人間である。 製造後1〜2年で基礎教育を終えて一人前となり、50年程度の間変わらぬ姿で稼動し続けた後、突然機能停止する。 外見や構造は人間そっくりで通常の回復魔法等が効くことからもわかるように「ロボ」や「アンドロイド」ではなく「知的生命体」または「バイオロイド」だが、人間との区別のため首が硬質パーツで覆われている(他の部分にも硬質パーツが付随している事もある)。 その出自から、従者や召使としての人生を歩むものが多いが、個体差は大きく、強い自我を持った独立心溢れる個体も珍しくない。また、人造人間ゆえか、神や妖精を感じることができない。暗視能力と生命力をマナに変換する能力を持つ。

グラスランナー Grassrunner

草原を放浪する陽気で楽天的な小人族。15歳で肉体的な成熟を迎え、200年程度の寿命を持つが、多くの場合、その強すぎる好奇心のために天寿を全うせずに死を迎える。見た目は人間の子供そっくりだが、マナと干渉しづらい体質を持ち、魔法を無効化する能力を有する代わりにMPを持てない。記録を残さない性質上、その出自は謎に包まれており、異界から来たという説も有力視されている。

ナイトメア Nightmare

人間、エルフ、ドワーフ、リルドラケンから稀に生まれる突然変異体。身体能力が高い上に明確な寿命を持たない。生まれながらに穢れを帯びており、その証として小さな角と痣を持つ。忌み嫌われる穢れを帯びている事に加え、人間、エルフ、ドワーフから生まれる際にはその角が産道を傷つけて母親を死に至らしめるケースが少なくないため、人間、エルフ、ドワーフの親やその社会からは忌み子として忌避される。リルドラケンの親から生まれる場合は卵の殻を破るのに都合のいい角を持っているとの認識から、それほど忌避の対象とはならない。銀の武器と親種族によって違う弱点属性を持ち、それらで攻撃されると余分な傷を負う。代わりに角が肥大化した本来の姿に戻ることで、魔法使いの装備制限を無視し、さらには戦闘能力を増大させる「異貌」能力を有する。

リルドラケンの親から生まれるナイトメアに臍はあるのだろうか?

蛮族PC

大判サプリメント『バルバロステイルズ』で蛮族の一部の種族をPCとして使うことが可能になった。

コボルドを除いて人族より肉体的・精神的に強力な存在だが、穢れを帯びている事と、コボルド以外は本来の姿を人前に晒すと迫害対象になるため、人族の前で全力を発揮するのは難しい。

同じ穢れ持ちでもナイトメアと違って蛮族PCは明確に人族の敵対種族の一員なので、人族に与して受け容れられるようになるための行動を考えて実践し続けるのが難しく、名誉点を消費した「地位」の購入や守りの剣の影響などルール上の制限もあるので、蛮族PCは初心者向けではない。

地勢

こけた作品の舞台となった地方は、サポートされずにそのまま無かった事にされるという噂があ……噂は勿論反逆です。

テラスティア大陸

ラクシア有数の巨大な大陸。およそ300年前に起こった〈大破局〉と呼ばれる蛮族の大侵攻によって、当時人族が築いていた文明は滅びた。現在は復興の途上にある。

フェイダン博物誌で大陸全図が初公開されたが、人族の領域と蛮族の領域は半々といった所。

ザルツ地方

初出はルールブック1…というか、2までは殆どこの地方のみを扱う。
リプレイ『拳と魔封の物語』前半と、小説『剣をつぐもの』の中盤までの舞台。

テラスティア大陸北部地方の北端に位置する。北はレーゼルドーン大陸エイギア地方、南はリーゼン地方、西はリーンシェンク地方と隣接している。
温暖な気候で、四季もはっきりとしている。
北には蛮族の勢力圏であるレーゼルドーン大陸があり、今なお各地から襲ってくる蛮族との戦いが頻発している。
主な国家は“ザルツの要塞”ルキスラ帝国、“橋の国”ダーレスブルグ公国、“花の国”フェンディル王国、自由都市同盟など。

リーゼン地方

初出はルールブック3。 リプレイ『マージナルライダー』の舞台。

テラスティア大陸北部地方の中でも、内陸に位置する。北はザルツ地方、西はユーレリア地方と隣接している。
リーゼン地方の南方は蛮族の勢力圏となっており、常に蛮族の攻勢に晒されている。
主な国家は“妖精の国”アルフォート王国、“龍の城砦”デュボール王国、“魔法王の遺産”ミラボア王国、“鉄壁の要塞”レガリア王国など。

ダグニア地方

初出はルールブック3。 リプレイ『聖戦士物語』の舞台。

テラスティア大陸北部地方の東側に位置する。西にはリーゼン地方、南にはノルダール地方があるが、間に危険な領域が挟まっているなどの理由のため、文化圏・商業圏としての関連は薄い。
リーゼン地方と並んで蛮族との戦いが活発。
始祖神ライフォスへの信仰が盛ん。太陽神ティダンの信者も多い。
主な国家は“神の御蔵”セフィリア神聖王国、“遺跡都市”バルナッド共和国、“太陽の王国”ラ・ルメイア王国など。

ノルダール地方

リプレイ『Sweetsシリーズ』の舞台。

テラスティア大陸南東部に位置する。西にはフェイダン地方が、北にはダグニア地方があるが、間に危険な領域が挟まっているなどの理由で交流はあまりない模様。
最近、再び蛮族と人族との小競り合いが発生しつつあり、大きな問題に発展しそうである。
主な国家は復活の大国ユッシキャリオ、小さな国シルヴェンなど。

リーンシェンク地方

リプレイ『拳と魔封の物語』後半の舞台。

テラスティア大陸北部地方の西側に位置する。東はザルツ地方、南はユーレリア地方と隣接している。
隣接するザルツ地方とは小規模ながら交流があり、多数の小国家が存在する。

主な国家は“草原の王国”アクイラ、“山岳の国”ククルス、“監視の国”スー・ラール、“海の国”アラウディなど。

ユーレリア地方

小説『堕女神ユリスシリーズ』の舞台。

テラスティア大陸北部地方の西側内陸に位置する。北はリーンシェンク地方、南はハインラト地方、西はレンドリフト地方と隣接している。
未開地の中に小王国が点在する、あまり安全ではない地方で冒険者の出番は多い。

主な国家として挙げるほどの国家はない。

フェイダン地方 Feidan

大判サプリ『ツアールーフェリア』『ツアーリオス』などに収録。
リプレイ『新米女神の勇者たち』およびリプレイ『from USAシリーズ』などの舞台。

テラスティア大陸南方に位置する。東には蛮族領ディルフラムを挟んでノルダール地方があるが、交流はあまりない。
ザルツ地方など他地方とは離れた場所にあるが、アメリア・スカイフィッシュ(NPC:ルールブック2参照)が操縦する飛空船による交易が行われている。
東に蛮族の領域を抱えている事もあり、蛮族との小競り合いや他の脅威が訪れることも多いが、この地方を拠点とする極めて強力な(最高レベルである15レベルの)NPCたちが複数存在することがリプレイ『滅びのサーペント』などで明かされており、当面滅びそうにない。

主な国家はルーフェリア王国、“年輪国家”アイヤール、“集いの国”リオス、“石塔の学舎”カイン・ガラなど。

ハインラト地方

コミック『リトルソーサラーミュクス』の舞台。

テラスティア大陸南部地方の西側に位置する。北はユーレリア地方と隣接している。
この地方を治めるハインラト王国が冒険者育成を奨励しており、そのための学園都市ナイムハイラが存在するのが特徴。

主な国家はハインラト王国など。

レンドリフト地方

ユーレリア地方の西に位置する。

人族と蛮族が共存(!)するレンドリフト帝国が領域の大半を占めている。
帝国周辺では激しい戦闘が続いており、近々、ユーレリア地方への侵攻が開始されると言われている。

モーロック地方

アノン地方

シエナクェラス地方

ビオ地方

プロセルシア地方

蛮族の領域

蛮族によって支配される領域。テラスティア大陸では以下の3つの領域が知られている。

<紫闇の国>ディルフラム

フェイダン地方とノルダール地方の間にある蛮族国家。

圧倒的な戦力で両地域と激しい戦いを繰り広げている。

ダノス海

ダグニア地方の北東部に位置する海域。
他の地域と異なり、人族の国家が積極的に蛮族の領域への攻撃を繰り返している。

カルゾラル高原

テラスティア大陸中央部に存在する最大の蛮族領。
隣接する地域との間で度々戦闘が発生しているが、「藩主」と呼ばれる蛮族同士の勢力争いが続いている。

レーゼルドーン大陸

テラスティア大陸の北側に位置する大陸で、ほとんどの領域を蛮族が支配している。

エイギア地方

独立型サプリメント『ミストキャッスル』の舞台である霧の街が存在する地方。
小説『剣をつぐもの』の終盤の舞台でもある。
レーゼルドーン大陸南部に位置する地方で、唯一人族が生活しうる領域となっている。

主な国家(というか唯一の人族の都市)はダーレスブルグ王国の開拓都市カシュカーン。

メモ

話題まとめ

資料リンク

更新日時:2014/01/07 23:07:39
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