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オーレリア

オーレリア (268-?)

 第35代正真教教会教皇(在位293-303)。天慧院設立に深く関わった教皇として、四賢女?に列せられている。イドリア語での俗名をカリュナ、洗礼名をユーグレナといい、先代教皇センテンティア一世?から助祭枢機卿に任命される際、フロシノーネの姓を贈られている。二つ名は“失われた聖母”。

 かつてイドリア人国家が存在したソリオス出身とされるが、その時代の事跡は不明である。

 枢機卿時代はセンテンティア一世?の侍従として働く傍ら、天宮語翻訳集団“グラマティクス”を組織した。

 在位時代はセンテンティア一世?が推し進めていた地下図書館デ・プロフィンデスの整備を引き継ぎ、司書としても働いた。貧民救済にも積極的であったという。

 また、教会制度の整備にも努め、自らを第35代教皇と規定して世母ヨハンナを初代教皇とした。

 303年、デ・プロフィンデスに所蔵されていた大量の禁書と共に姿を消す。一般には真相は伏せられ病死とされているが、これが“失われた聖母”事件である。この時、『囁く者の書』の完全な写本も彼女と共に消えたという。

 それ以降はあくまで伝説の域を出ないが、御者がいない漆黒の四頭立て馬車に乗って世界各地に現れ、刻まれし者を闇へと誘っているという。しかし、魔神“凍土の王”アグクラス?討伐、魔神“飢餓の剣王”カーネイジ討伐にあたっては、刻まれし者に助言や助力をしたという話もある。

 彼女の正体は救世母マーテルの妹で永世者だったユーグレナであるという説もある。

登場作品と役柄

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更新日時:2007/02/07 21:34:18
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参照:[登場人物] [天慧院] [正真教教会]
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