選帝侯
選帝侯
7つの指輪を持つ7人の有力諸侯(もしくはその代理人)の会議によってハイデルランド王を決定するという制度での会議への参加権限を持つ者。
空位20年?の984年、ギュスターヴ・フォーゲルヴァイデ?が主宰した会議で決定され、無印公書によって発布された。
これはこの時期、ブリスランド?やエクセター?が王不在のハイデルランド?に領土的野心を見せ、ハイデルランド王の擁立運動を行っていたことに対する自衛策と考えられる。
選帝侯はその証となる指輪を持つ。これらはドワーフ?の細工によるもので、理想金属イオシスの台座に別々の宝石をあしらったものである。それぞれの所持者は以下の通り。
- 鳳の指輪(風の指輪とも)
- マラヒート(孔雀石)がはめ込まれている。所持者はギュスターヴ・フォーゲルヴァイデ?の全権代理人(ギュスターヴは指輪が常に己以外の手を渡り歩くと規定した)
- 輝きの指輪(光の指輪とも)
- ディアマンテ(金剛石)がはめ込まれている。所持者はミンネゼンガー公?(1070年はマティアス・フォーゲルヴァイデ?が所持)
- 炎の指輪(赤の指輪とも)
- ルビーン(紅玉)がはめ込まれている。所持者はケルファーレン公?(1070年は代理公ファルティン・パーデルボルン?預かり)
- 雷の指輪(紫の指輪とも)
- グラナート(柘榴石)がはめ込まれている。所持者はハウトリンゲン公?(1070年はブレダ王ガイリング二世が所持者だが贋作説あり)
- 闇の指輪(黒の指輪とも)
- オーニュクス(縞瑪瑙)がはめ込まれている。所持者はヴィンス公?(1070年はフェリックス・クリューガー)
- 氷の指輪
- モーントシュタイン(月長石)がはめ込まれている。所持者はシュパイヤーマルク辺境伯?(1069年のアダルベルト・ブリーエンツ二世戦死以降所持者不明)
- 水の指輪(青の指輪とも)
- ザーフィア(青玉)がはめ込まれている。所持者はアイセル大司教にしてアイセル枢機卿(1070年はマレーネ・ジーベル)
ランド・オブ・ザ・ギルティ The 3rd Editionには鳳の指輪を所持する特殊因果律として「No.018 鳳の指輪」、雷の指輪の真作を所持する因果律として「No.026 約束の王」が収録されている。
キーワード:
参照:[アダルベルト・ブリーエンツ二世] [登場人物] [組織] [ギュスターヴ・フォーゲルヴァイデ一世]