三王会戦
三王会戦
1069年6月、アンゼル・フォーゲルヴァイデ率いる神聖バルヴィエステ帝国?軍と、カール・フォーゲルヴァイデとブレダ王弟にしてケールシュタイン方伯グユクが率いる新派連合?軍がケルバー近郊で戦った戦役。およそ1週間の間続いたという。
新派連合?軍はケルバーを軍事拠点として明け渡すようリザベート・バーマイスター女伯に要求したが、ケルバー側は自由都市の特許状を盾に拒否。新派連合?軍はケルバーを攻撃し、ウニオン軍との間に戦端が開かれた。
その戦いにやや遅れ、神聖バルヴィエステ帝国?軍が戦場に到着。三者が睨み合う大会戦となった。
会戦そのものはグユク、アダルベルト・ブリーエンツ二世の戦死などで数に勝っていたものの新派連合?軍が壊走。しかし、それを追撃しようとする神聖バルヴィエステ帝国?軍もウニオン軍に阻まれ、決定的勝利を得るには至らなかった。
この会戦は戦域の広さ、戦闘の激しさ、犠牲者数のいずれもが前例の無いもので、名のある武人の多くが斃れ、各勢力の精鋭部隊はいずれも半減に近い損害を出したという。
また、戦場に竜が現れる、黄金の魔獣が現れるなど、椿事にも事欠かなかったようである。
キーワード:
参照:[登場人物] [ヒルデガルド・フォーゲルヴァイデ] [アンゼル・フォーゲルヴァイデ] [アダルベルト・ブリーエンツ二世] [レオポルド・フライブルグ] [ウニオン]