ヒルデガルド・フォーゲルヴァイデ
ヒルデガルド・フォーゲルヴァイデ (1046-)
エステルランド王ヘルマン・フォーゲルヴァイデの第三子。フィーデル宮中女伯。ヒルダ、ナハティガル姫などの愛称を持つ。
ヘルマンの正室であるマティルデが産んだ双子のひとり。もうひとりはフォーゲルヴァイデ家に災いをなすため、生まれ次第殺される宿命だった片目が赤い赤子だった。そのため、殺すのを憐れに思ったヘルマンが月の指輪と共にローゼンブルク伯家に託した。しかし、ローゼンブルク伯家は1058年頃に断絶。月の指輪を持つ者の行方も不明である。
1065年、火竜?ロヴレンド?の襲撃によって旧王都ブリュッケンに避難しているところをカール・フォーゲルヴァイデによってマルガレーテ・フォーゲルヴァイデと共に拘束されて修道院に幽閉されたが、後にアンゼル・フォーゲルヴァイデの庇護を受ける。
1067年頃、異端の嫌疑で投獄されていたノエル・フランシス・エルマーを解き放ち、彼女とアンゼルの腹心だった人物と共に自由都市ケルバーに亡命する。
1068年4月、ケルバーでアンゼル皇帝とカール王に和解と停戦を求める諸侯連合、ウニオンの盟主として決起。翌1069年に起こった三王会戦の戦後処理ではカルテンブルク?において敗走したカール王を保護し、彼の持つ諸権利を相続したと主張してカール王の遺臣に所領安堵を宣言。さらに選帝侯会議の開催を要求した。
会議の結果、カール王の遺臣がヒルデガルドに仕えることは認められたが、所領については王領とすることとなった。
人間関係
- ヘルマン・フォーゲルヴァイデ
- 父。
- マティルデ・フォーゲルヴァイデ?
- 母(死去)
- アンゼル・フォーゲルヴァイデ
- 異母兄。
- カール・フォーゲルヴァイデ
- 異母兄。
- 月の指輪を持つ者
- 双子。
- ノエル・フランシス・エルマー
- 親友。
キーワード:
参照:[ミハエル・リヒトホーフェン] [リザベート・バーマイスター] [組織] [アンゼル・フォーゲルヴァイデ] [レオポルド・フライブルグ] [ウニオン] [カール・フォーゲルヴァイデ] [アダルベルト・ブリーエンツ二世] [フォーゲルヴァイデ家] [登場人物] [ダイアナ・アインスブルク] [マルガレーテ・フォーゲルヴァイデ] [ヘルマン・フォーゲルヴァイデ]