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ボスニア=ヘルツェゴビナの有用地図集

ボスニア=ヘルツェゴビナの有用地図集
(外部リンク集)

 ボスニア=ヘルツェゴビナの地図で、「ブルーローズ」のプレイング、シナリオ・メイク、マスタリングに有用な地図のセレクト・リンク集です。

  • 狙いとしては、プレイヤーにとっては、各国の地形、位置、周辺諸国との関係などが最低限イメージできる線を、GMにとっては、世界地図帳を持っているとの前提で、シナリオ・メイクやマスタリングに有益な情報を得る線を、意識してセレクトしていきたいと思います。
  • 推奨方針としては、できるだけ、個人サイト以外からを優先としたいと思います。

注記

  • 細部については、できるだけ、手元の世界地図帳と相互参照して、自己判断していくのが吉。
    地名など、地図によって結構異なっていることもあります。リンク先の地図が最新版とも限りません。(製作時期は、要チェック。わからないこともありますが)
  • プレイヤーの人も、「B)GM用参考マップ」のリンク先マップを見てももちろん構いません。
    ただ、あまり細かな情報は、セッションで使うかどうか、その都度、GMの指示に従った方がいいでしょう。
    シナリオの狙いによっては、細かすぎる部分がGM判断で省略されるかもしれません。

A)プレイヤー用プレイングの参考になるマップ

1.ボスニア=ヘルツェゴビナの略地図
(アウトラインを掴む用)

2.ボスニア=ヘルツェゴビナと周辺諸国との位置関係をイメージする用
(レンジの違う地図をセレクトしてみました)

3.地勢把握用

4.インタラクティブ・マップ

5.ボスニア=ヘルツェゴビナの概況と地域構成

 ボスニア=ヘルツェゴビナは、バルカン半島の付け根部近くで、概ね西寄りの内陸を占めている国。アドリア海?からは遠くないが、沿岸部はクロアチア領に挟まれた、極、わずかな沿岸部しか領有していない。

 旧ユーゴスラヴィア連邦?構成国の1つだったが、ユーゴ連邦解体に前後して、多数派のボシュニャク人、クロアチア人に対し、少数派のセルビア人が分離独立を唱えてボスニア紛争を戦った。

 国土は全般に山がち、ボスニア紛争終結後は、数年間NATO(北大西洋)?中心の多国籍部隊(SFOR)が、東西の間に設けられたグリーン・ゾーンで停戦監視をおこなっていた。2004年年末からは、EU(欧州連合)?のEUFOR(EU Force in Bosnia and Herzegovina)部隊が、治安の安定化と維持とにあたっている。

 2000年におこなわれた全国選挙では、社会民主党を中心とする非民族主義政権が誕生した。しかし、2002年の選挙では非民族主義政党が伸び悩み、大統領評議会員選挙では定員の3席すべてが民族主義政党の党員候補に占められた。それでも、政府は、「民族を超えた共通の目的」として、EU及びNATO加盟を掲げている。

 2008年現在も、地域によっては、小規模な騒乱や投石などの事件が発生。また、麻薬密売などをおこなっている犯罪グループ同士が、紛争時に流出した銃器、爆発物を使用した抗争を散発させている。

 さらに、ボスニア紛争当時に地域に入ったまま、現在も留まっているイスラム義勇兵とアル・カーイダとのかかわりも指摘されている。2005年には、首都サラエボ?に所在するヨーロッパ諸国の大使館に対し、自爆テロを計画していた容疑で、ボスニア=ヘルツェゴヴィナ、及び、デンマーク王国U.K.(連合王国)で、総勢十数人が逮捕された。ボスニア=ヘルツェゴヴィナの容疑者自宅、他からは、大量の爆発物等が発見、押収された。

 現在も、ボシュニャク人、クロアチア人とセルビア人との居住地の住み分けは顕著。ブルーローズミッションにあたっては、民族間の対立感情を刺激しないよう意識されたし。

 なお、紛争時に国内各所に敷設された地雷や、埋没した不発弾の除去作業は、現在も続けられていて、完了していない。


――2008年現在、ボスニア=ヘルツェゴビナ領にPCが入る場合、ここまでは、PCが予め知ってていい情報としておいた方が、楽に遊べると思われます。が、裁量はGMに委ねられます。

 上記情報以上の細かなボスニア=ヘルツェゴビナ情勢や地域構成は、シナリオ依存の限定情報扱いとして、GMが処理していくといいように思います。

【特記事項】
 なお、ボスニア=ヘルツェゴビナの地域構成については、紛争時に分離が唱えられた2領域の大別を、PCも予め知っておいた方が、無難に遊べそうな気がします。
 もちろん、情報の活用は、セッションごとのGM指示を優先した方がいいです。もし、担当キャラクターが、ボスニア=ヘルツェゴビナ領に近づくようなら、どのような状況にあるとみなすかGMに聞いてみる、担当キャラに物語内で調べさせる行動を申告してみる、などするといいでしょう。
(紛争当時の2領域については、とりあえず、B)3-4に挙げた、“FiFo Ost”の“Bosnien und Herzegowina Map”を参照してください)

B)GM用参考マップ

1.リアル・ワールドでの危険状況調査用

2.地勢補足地図

3.補足情報調査用

3-1.略地図

3-2.ポリティカル・マップス、地域地図

3-3.人口分布図

3-4.ルート・マップ

3-5.複合地図

3-6.インタラクティブ・マップ類

3-7.各種テーマ地図

3-8.地図集

GMの運用

PCがボスニア=ヘルツェゴビナ領にはじめて立ち入るシナリオをGMする人は――
 B-1を、A-2、A-3と相互参照していくと、シナリオ・メイクやマスタリングに役立てられることでしょう。
 正規出入国の場合は、“World Travel Guide”の地図にマークされた国際空港などを意識するといいでしょう。
ボスニア=ヘルツェゴビィナを経由地程度に使う予定のシナリオでは――
 “World Travel Guide”の地図に加えて、B)3-4にある“geology.com”のロード・マップも相互参照することをお勧め。“Super Travel Net”の、「ボスニアとヘルツェゴビナ 地図」も使えると思います。
 シナリオの狙いによっては、さらに、B)「GM用参考マップ」の地図を相互参照していくといいでしょう。
ボスニア=ヘルツェゴビナ領内で、クライマックスなど重要なシーンを想定したでは――
 各種地図を、シナリオの狙いに併せて取捨選択。相互参照していくことをお勧めします。
 “FiFo Ost”の“Bosnien und Herzegowina Map”(B)3-4)も参照することを、特にお勧めします。
 シナリオによっては、“National Geographic Society - Maps”のインタラクティブ・マップで“Bosnia and Herzegovina”を検索すると便利でしょう。

活用や検討

活用

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検討

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