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小辞典道具編

小辞典道具編

 GMとプレイヤーのセッション参加者が確保されれば、ブルーローズのセッションをおこなうために最小限必要な道具は、そう多くない。

 サイコロ(6面ダイス)?筆記具が用意されれば、後はルールブックに同梱、あるいは掲載されたアクセリー類を準備すれば、最低限のセッション用の道具は揃う。

 ただし、GMが準備すべきシナリオについては、道具とはまた別に考えたい。

最小限の準備

セッション・メンバー

セッション・メンバ−
 GM1人+プレイヤー4人、計5人がルールブックにも記されているシステムに最適のメンバー数だ。(ルールブック、p.19)。
 ブルーローズの場合、メンバー数は、例えば専用ゲーム・カードのゲーム・プレイの面からだけでも、比較的タイトな条件になっている。(しかし3〜5人程度のプレイヤーなら対処法もある)

ルールブック同梱及び、掲載のアクサセリー類

ルールブック同梱の専用ゲーム・カード

 専用ゲーム・カードとしては、星座カード(12枚)、天体カード(8枚)、ゾディアック・メンバー・カード(12枚)の3種、総計32枚が、ルールブックに同梱されている。


星座カード せいざかーど
 プレイヤーがヒーロー・カードとして用いる。
ゾディアック・メンバー・カード
 ゾディアック・メンバー1人ずつのイラストを1枚ずつのカードに刷込んだ、12枚1組のカード。ゾディアック・メンバーのゲーム・プレイで、アイコン・カードのように使う。
天体カード てんたいカード
 運試し判定に用いる専用カード。

ルールブック掲載アクセサリー集

APENDIX掲載のアクサセリー集

 ルールブック巻末の「APPENDIX」は、目次での見出しの扱いを見ると、秘匿情報には含まれていないようだ。掲載物をどれから使っていくかは、セッション・グループごとにGMが決定するといいだろう。

 キャラクター・シート、ルール・サマリー、段階処理用ステータス・バー集装備管理P.O.D.ベーシックP.O.D.、生命の樹P.O.D.、曼陀羅P.O.D.、八卦炉P.O.D.、神聖言語メッセージ・カードヘックス・シートが掲載されている。

キャラクター・シート
 PCの数値データや、キャラクター設定の要点を記入するシート。プレイヤーは、セッション中このシートを使い、担当キャラクター(PC)を管理する。
 プレイヤーだけでなく、GMも各PCの現在状態をキャラクター・シートで確認することがある。キャラクター・シート記入事項は、セッション運営のため、メンバー間で共有されるのだ。
神聖言語メッセージ・カード しんせいげんごメッセージ・カード
 神聖言語に接触したキャラクターが得る神聖言語イメージを表現し、処理するための用紙。
生命の樹P.O.D. せいめいのきポッド
 「銀の暁所属の高位魔術師だけが使用できる『儀式魔法』」の処理、あるいは「シナリオの基本ツリー」をメモするのに使う、と、ルールブック、p.87にはある。
装備管理P.O.D. そうびかんりポッド
 「アーキタイプ?を使用する場合に、この装備管理P.O.D.を併用する」と、ルールブック、p.85にある。しかし、なぜ、アーキタイプを使うときに併用しなくてはいけないのか? 意図がよくわからない。
 考えられる可能性の1つは、この装備管理P.O.D.は、キャラクター作成ルール?を使用したPCを使うに至っていない、エントリー段階のプレイヤー用に用意された、という可能性。はっきり書くと、使わなくても、PCがセッション中管理する装備のリストさえ用意できれば不都合はない。
段階処理用ステータス・バー集 だんかいしょりようスーテタス・バーしゅう
 段階処理マテリアルに表示するのに使用する。例えば、ルールブックに記された「レース・シーン」(p.102)の処理に使うが。他の段階処理でも使われる。
ベーシックP.O.D. ベーシック・ポッド
 PCやアイテムの位置関係をある程度抽象化しつつ管理するアクセサリー。主に、運試し判定とを絡めた場面進行に使う。おそらく、各種用意されているP.O.D.シートの内で1番汎用的な使い手があるもの。
 特に、乗り物の類(輸送機器)で移動中の場面で使うと、便利だしおもしろい。
ヘックス・シート
 ヘックス・マップを描いて、 セッションで使うためのブランク・シートが用意されている。
APENNDIX以外のコーナーに掲載されているアクセサリー
報告書 ほうこくしょ
 ゲーム後ブリーフィング報告書作成のために使う用紙が、ルールブック、p.31(公開情報)に掲載されている。

サイコロと筆記具

サイコロ
 プレイヤーは各2個の6面サイコロがあれば、最低限のプレイはできる。
 ただ、《夢と希望》の使用やダメージ処理のダイス・ロールを考えると、1人5〜6個はほしい。必要に応じて貸し借りしてもいいが、セッションのテンポが落ちるので、各自が自分用のサイコロ5〜6個を用意していきたい。GMは10〜12個もあれば充分だろう。
 徐々に買い足していってもいいだろう。買い足すなら、できたら色違い、サイズ違い、模様入りダイスなどを用意できると、取り違えがなくなり、なお快適。
筆記具 ひっきぐ
 筆記具には、使う人の好みもあるだろう。消しゴムで消せて書き換えのできるタイプを使うのが一般的と思われる。
 セッション後に、記録のコピーを採って控えとするGMは、くっきりと写る筆記具を希望したいところ。この辺は、セッション・グループごとに相談していけばいい。

世界地図帳と各国要覧

 世界地図帳と、各国要覧は、シナリオ・メイクをするGMには必携に近い資料だ。

 キャンペーン・プレイを遊ぶなら必須と言えるだろう。カジュアルに単発セッションを断続させるなら、そう必要でもないかもしれない。というわけで、必要度の等級は別扱いとするが、「ブルーローズ」シリーズの基本サプリメントのようにみなしていい資料ソースだ。

各国要覧とは――
各国の基本データの数値と、国状況に関する解説とを、国ごとに同一フォーマットで整理して、閲覧性、検索性を持たせたタイプの本です。

 詳細は右ページを参照されたし。⇒ 世界地図帳と各国要覧の購入ガイド

+α:無くてもいいけど、あった方が快適なツール

 ゲーム・コンセプトに沿ったセッション運用で、できたら用意した方が好ましいツール

クリップ・ボード類? クリップ・ボードるい
 「クリップ・ボード」は文具メーカー、コクヨが製造している商品の商品名。
 コクヨの商品その物でなくても、類した画板のようなキャラクターシートを挟んで管理できる道具を、各メンバーが1つずつ用意できるといい。
 マテリアル・ゲーミングゲーム・コンセプトを活用して遊んでいくと、何かと卓上を使うことが多いからだ。
セクション・ペーパー類 セクション・ペーパーるい
 GMが、セッション展開に応じて、ゲームに関る舞台の概略図を描くのに使う。マテリアル・ゲーミングゲーム・コンセプトにするブルーローズでは是非用意したい。
 ルールブックに閉じ込まれたヘックス・シートを使ってもいいので、+α級としておく。画用紙をノートパッド状に綴じた、子供向けの、らくがき帳の類でも構わない。
マーカー類 マーカーるい
 キャラクターマイナス状態を把握するために、ポーカーやルーレットに使うチップ、あるいは、カードゲームに使うおはじきのようなマーカーがあると便利だ。
ユニット・マーカー
 マップ上で、キャラクターの位置や方向を示しながら遊ぶのに使う。ルールブックでは、p.125にて「カウンター」として紹介されている。
 フィギュアの類まで使うとモア・ディープ級だろうが、プラスチック製のポーンなどがあるだけで、セッションは相当、快適になる。色付きダイスで代用(ダイス・ロールしたダイスと混同しないように)するなどの手もある。

エクストラ:できたら用意できると、なお快適なツール

タコ糸 タコいと
 リアル処理?で、アクション・シーンを進めるときにあると便利。射撃などで、射線に何がかかっているかを、手早く確認するのに使う。
 買って来たら、適当な長さに切り、両端を結んでおく。
メモ・パッド
 プレイヤーも、各自小さなメモ・パッドを用意して、オープン・ミッションや、重要そうな情報をメモしていくようにするといい。
 特に、ヒドゥン・ミッションが発生したときに重宝する。ヒドゥン・ミッションの発生は、マスタリング傾向にもよるだろうから、エクストラ級としておくが、できれば+α級でお勧めしたいところ。

モア・ディープ:ここまで行くと趣味の領域

シームレス・ワールドにマッチするフィギュアってどんなのがあるのかな?

ペーパー・フィギュア
印刷や組み立ての手間が掛かるなどしますが、安価で一番手軽でしょう。
プラスチック・フィギュア
  • 鉄道模型向けの精密ミニチュア、アクセサリーを多品種製造しているのがドイツのプライザー(Preiser)。スケール(縮尺)も精密度もラインナップも、ただただ圧倒的されるばかりの質と量。(公式サイト(独語)/本社訪問記/Google.com/Google.co.jp
  • Flying Frog Productions(外部リンク)では、同社の主力商品であるゾンビボードゲーム、Last Night on Earthのフィギュアを別売している。
1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ
  • 現用兵装を所持した兵隊のユニット。田宮模型(外部リンク)などから出されている。
  • だいたい50mm程度の大きさで値段も手頃です。
  • 組立や彩色が必要。
メタル・フィギュア(メタル・ミニチュア)
比較的高価で、塗装の手間が掛かる物が多いですが、雰囲気と所有する喜びは一番でしょう。
  • 戦間期であればRAFM外部リンク)のCall of Cthulhuシリーズや、Pulp Figures外部リンク)など。クトゥルフには、他にeM-4 miniatures外部リンク)から、ダイスとセットの着色済みフィギュアボックス(邦貨3,000円〜)や、ドイツの会社だったホビープロダクツDunwich Detectivesの再販もある模様。
  • 現代−近未来ならRAFM外部リンク)のUSX Modern Day Heroesとか、Mongoose Publishing外部リンク)のウォーゲーム、Battlefield Evolutionとか。
  • Wargamers Foundary外部リンク)ですとかCopplestone Castings外部リンク)のラインナップは凄いみたいです・・・というかこの二社は素晴らしすぎ。