ノルウェー海

英語名

Norwegian Sea（ノォルウェイヂァン･スィー）

　ノルウェー海（ノォルウェイヂァン･スィー）は、ヨーロッパ州の西、アイスランド島の東で、北極海?と北大西洋（ノォス・アトレァンティク・オゥシァン）との間に広がる海域。スカンジナビア半島（スキャンディネイヴィアン・ペニンスラ）の西縁から、アイスランド島?の東縁までに渡る。

　北極海の１部とされる場合と、大西洋の北西海域とされる場合とがある。

　南で北大西洋に連なり、南東で北海に連なる。東では、バレンツ海?に連なっている。

【参照地図】

• （ノルウェー海の海域，Wikimedia Commons）

• 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

小辞典版推奨判定

「操縦＋知性　目標値10〜12」「情報＋知性　目標値12〜14」

やや詳しい情報　ノルウェー海（ノォルウェイヂァン･スィー）の海域は、ノルウェー王国（キングドァム・オブ・ノォルウェイ）本土領北端のノール岬?と、ノルウェー領スバールバル諸島?のヤン・メイヤン島?（Jan Mayen）とを結び、さらにアイスランド島北端に至る仮想線が北縁とされている。

　西はスカンジナビア半島（スキャンディネイヴィアン・ペニンスラ）の西岸、東はアイスランド島?東岸に縁取られる。南縁は、概ねスカンジナビア半島西端から、シェトランド諸島?の北、フェロー諸島の南を通る線と想定されることが多い。

　海底地形から言うと、アイスランド島とフェロー諸島の間の海底隆起が、南の縁とされる。

　アイスランド海?は、しばしば、ノルウェー海の一部に含まれることがある。

小辞典版推奨判定

「情報＋知性　目標値10〜12」

やや詳しい情報　ノルウェー海域では、石油、天然ガスの大規模な採掘は1993年頃からはじめられた。

　2001年、AGU（アメリカ地球物理学会）の一般メディア向けプレス・リリースは、ベルギー、ノルウェーの研究者が、ノルウェー海の深層海水に、二酸化炭素を廃棄溶融させ、長期間大気圏から隔離するプランのシミュレーション検討をしていることを報じた。

　2006年現在、このプランは机上検討の段階と言えるが、ノルウェー海の珊瑚礁や魚介類など、海中生態圏に対するアセスメントについての疑念が提起されている。

【参照情報】

• Norwegian Sea Proposed as Storage Site for Carbon Dioxide（ＡＧＵ，Science & Societyの、Services for the Media）

【参照イメージ】

• （ノルウェイ海の海図，Geofysisk instituttの、The Area of the Norwegian Sea.）
• （Bathymetry of Norwegian Sea，12．5 km resolution，UNIVERSITETET I OSLOの、Tidal Models for the Nordic Seas）

小辞典版推奨判定

「操縦＋知性　目標値12〜14」「情報＋知性　目標値14以上」

やや詳しい情報　海域面積1，380，000平方kmほど。平均深度1600〜1700ｍほど。

• GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど

　ノルウェー海（ノォルウェイヂァン･スィー）の海域では、フェロー諸島の北方、グリーンランド海?海底の海盆が最も深い。

　この海盆は、南をアイスランド島から、フェロー諸島沿海で海底に連なる海底山稜に縁取られている。

別称類

　ノルウェー語（ノォルウェイヂァン）の地名は、“Norskehavet”。

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ワールド編
  ⇔ ランド・マーク

関連項目

• アイスランド島?
• スカンジナビア半島
• 大西洋

資料リンク

• Wikipedia英語版:Norwegian_Sea
• Greenland Sea regions（USGS）
• （Cyclonic Circulation System of Norwegian Sea，Geofysisk institutt）

活用

• このページの記事を踏まえた、アイディア・フック?、使ってみたシナリオ、セッション・レポ、などなど

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