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中央公論新社版世界の歴史7『宋と中央ユーラシア』

世界の歴史7『宋と中央ユーラシア』

どんな本か

 『宋と中央ユーラシア』は、中央公論新社から刊行されてる、世界の歴史シリーズ(全30巻)の第7巻。

 ハードカバーで、全ページ、フルカラー。10〜13世紀の中国、及び、周辺地域、ことにシルクロード史との関連が扱われている。

内容構成
  • 第1部 宋と高麗
    揺れ動く東アジア/新時代の幕開け/王安石改革へのまなざし/花開く都市社会/新たな大地で―北宋から南宋へ/周辺諸国の変動と中国文明の変容
  • 第2部 中央ユーラシアのエネルギー
    中央ユーラシアの人びと/テュルク‐ウイグルの社会/モンゴル高原の内外/モンゴルの足音とともに/現代からの視点

書誌情報

樺山 紘一、礪波 護、他 共編,伊原 弘、梅村 坦 共著 ,世界の歴史7『宋と中央ユーラシア』,中央公論新社,Tokyo,1997.
ISBN 4-12-403406-7

  • 四六判、ハードカバー、本文454頁、本体2524円+税

感想コメント

「ブルーローズ」にどう役立つか

  • やや高めの本ではあります。歴史書単行本の内では、そうバカ高いわけでもない。
  • ブルーローズ」の資料本、参考書としては、遺跡図、歴史地図の類が多めである点が助かる。
    「ブルーローズ」以外にも購入動機のある方、TRPGで使うだけでなく、元から歴史書が好きだ、と言う方は、GMをする人、プレイヤー専門の人の区別無く、購入を検討してみるといい1冊でしょう。
  • 遺跡図や歴史地図は、それぞれ、決して大きなサイズではない。
    しかしフルカラーで印刷されていて、表現力はかなりある。遺跡図は遺跡地帯の起伏などもイメージできるし、歴史地図もフルカラーの特色を活かした工夫が見られる。
  • GMをする人では、ことに歴史ミステリーに絡めたオリジナル・シナリオを作る人にお勧め。

「ブルーローズ」を離れたらどんな本か

  • 一般向け宋代中国史、内陸アジア史の概説書としては、良書だと思える。
  • 書名の「中央ユーラシア」は、やや大げさか(?)。
    ウイグル族の消長が分かり易く整理されていて、モンゴル族西進の以前の状況が掴み易いのはメリット。

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更新日時:2008/06/21 22:42:32
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参照:[書籍紹介]
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