コートジボワール共和国の基本情報 2009年版
コートジボワール共和国の基本情報 2009年版
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概略
コートジボワール共和国は、西アフリカの南部でギニア湾?の西部に面した国。
- 国家体制
- 共和政体。大統領制。
- 1960年に独立し安定した国情だったが、1999年にクーデタが発生。暫定政権を経て民政に移行したが2002年に軍部が反乱。西アフリカ諸国経済共同体（ECOWAS）、フランス共和国などの仲介もあり2003年に一端停戦。2004年以降、南北に別れた勢力が対立する大勢が続いている
- 首都
- ヤムスクロ?
近隣諸国
東でガーナ共和国と、北縁の東部でブルキナファソ、西部でマリ共和国と地上国境を接し隣接。
西縁では、北でギニア共和国と南でリベリア共和国と隣接。南縁がギニア湾に面している。
国土
- 土地面積
- 318，000平方km
- 領土面積
- 322，460平方km
- 土地面積対比
- U.K.(連合王国)“本国領”の1.3倍。（日本国の84％ほど）
- 最低点
- 海抜０ｍ
- 最高点
- 海抜1，752ｍ
- 海岸線
- 515km
- 地上国境
- 3，110km
ガーナ共和国との国境=668km（21％強）、ギニア共和国との国境=610km（20％弱）、ブルキナファソとの国境=584km（19％弱）、マリ共和国との国境=532km（17％ほど）、リベリア共和国との国境=716km（23％ほど） - 都市エリア
- １％（2000年）
人口
- 人口
- 2009年の推計で21，075，000人
- 人口対比
- U.K.“本国領”人口の34％ほど。
- 日本国人口の17％弱（対比する数値の年度が異なるので目安として）。
- 平均寿命（2005年）
- 46.8（♂=45.9，♀=48.0）
- 出生率（2000年）
- 40.0‰
- 死亡率（2000年）
- 12.3‰
- 乳児死亡率（2005年）
- 121.8‰
- 年齢別人口比率（2005年）
- ０〜14=41.9％，15〜64=54.9％，65以上=3.3％
- 平均人口密度
- １平方kmあたり65人程度
- 平均人口密度の対比
- 対比する数値の年度が異なるので目安として
- U.K.(連合王国)“本国領”の26％強。
（日本国の19％強） - 都市集住率
- 44％（2001年）
民族事情
- 民族事情
- アカン族42％、マンデ族27％、ヴォルタ族18％、他、およそ60ほどのエスニック・グループ。
- 言語事情
- フランス語?が、国定公用語に定めらている。生活言語としては、数十の民族言語も用いられている。
- 宗教事情
- 民族宗教の信奉者、60％以上。イスラム教徒23％、キリスト教徒12％。
- 識字率（2000年推計）
- 48.7％（♂=61％，♀=39％）
経済事情
- 通貨単位
- CFAフラン（略号=XOF）
- GDP（PPP修正値）
- 2008年の推計値で、340億4，800万U.S.ドル相当
- GDPの対比
- U.K.(連合王国)の1.5％強。
- 日本国の0.8％弱。
- 国民１人あたりGDP（PPP修正値）
- 2008年の推計値で、1，640U.S.ドル相当
- 国民１人あたりGDPの対比
- U.K.(連合王国)の4.6％強。
- 日本国の数値の4.8％ほど。
- Gini係数?（2002年）
- 44.6
- 国民１人あたりのエネルギー消費量（石油換算）
- 101kg（2004年）
- 国民１人あたりエネルギー消費量の対比
- U.K.の数値の2.7％ほど。
- 日本国の数値の３％弱。
- 産業別労働人口比率
- 未詳
- 輸出（2004年）
- 69億U.S.ドル相当
- 主要輸出先国（2003年）
- フランス共和国、ネーデルラント王国、U.S.A.(合衆国)、スペイン国、イタリア共和国
- 輸入（2004年）
- 42億U.S.ドル相当
- 主要輸入元国（2003年）
- フランス共和国、ナイジェリア連邦共和国、U.K.(連合王国)、中華人民共和国、ネーデルラント王国
- 貿易依存率（2005年）
- 輸出=43.9％，輸入=28.7％
- 観光客(1998年)
- およそ、30万人
- 観光業収入(2005年)
- 7，600万U.S.ドル相当
（GDPの0.2％強，対比する数値の年度が異なるので、目安として）
政治関係
- 政治体制
- 共和政体。大統領制。
- 1960年に独立し安定した国情だったが、1999年にクーデタが発生。暫定政権を経て民政に移行したが2002年に軍部が反乱。西アフリカ諸国経済共同体（ECOWAS）、フランス共和国などの仲介もあり2003年に一端停戦。2004年以降、南北に別れた勢力が対立する大勢が続いている。
- 2007年現在、南部の政府が、一応国際的な承認の元に支援を受けている。他方、政権が試みてている選挙法再整備に反対する国内勢力も多い。現状の南部政権は、事実上は暫定政権と見た方が実態には近いだろう。
- 複数政党制の議会を有すが、必ずしも全国民の支持を得ているわけではない。
- 行政権は、大統領に集中する制度。大統領は、国民の直接選挙で選出され、任期５年のはずだが、現職大統領は、任期が延長されている。
- 立法府（議会）は１院制。
- 兵員概数（2007年）
- 総数=１万７千人，陸軍=６千５百人，海軍=900人，空軍=700人，大統領親衛隊１千350人，憲兵隊７千600人
- 軍事支出(2005年)
- １億９千万万U.S.ドル相当（GDPの0.6％弱，対比する数値の年度が異なるので、目安として）
- 国民１人あたりの軍事支出（2005年）
- 11U.S.ドル相当
ソース
以下のソースを相互参照しました。必ずしも、各ソースのデータ、そのままではありません。一部の数値に端数を丸めるなどの処理もしています。
- Cote d'Ivoire（THE WORLD FACTBOOK）
- Country profile: Ivory Coast（Country Profiles - BBC NEWS）
- Ivory Coast（Gridded Population of the World, version3）
- C?te d'Ivoire（HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS）
- C?te d'Ivoire，Almanacs（Infoplease）
- Wikipedia英語版:C?te d'Ivoire
Wikipedia英語版:Politics of C?te d'Ivoire - 『データブック オブ ザ ワールド 2008年版』
『データブック オブ ザ ワールド 2009年版』
（二宮健二 編、発行，二宮書店） - 『最新 世界各国要覧 12訂版』（東京書籍編集部 編，東京書籍）
キーワード:
参照:[国別基本情報のインデックス] [コートジボワール共和国] [コートジボワール共和国の基本情報]