目で見る世界の国々35『ルーマニア』
目で見る世界の国々35『ルーマニア』
どんな本か
目で見る世界の国々『ルーマニア』は、国土社から刊行されている、大判の国別地誌解説シリーズの1冊。ルーマニアの地誌解説が要領よくまとめられている。
地理、環境の他、歴史と政治、民族と文化、経済も読み易く整理されている。
国土社では、小学生5〜6年向け、としているようだ。確かに、文章の読み易さやデータの分かり易さは、小学生高学年でも理解可能なレベルでまとめられている。
しかし、手堅く整理された内容の豊富さは、中高生や大学生にとっても有用だろう。
- 章立て構成
- 1 国土
- 2 歴史と政治
- 3 人びとのくらしと文化
- 4 経済
書誌情報
トム・ストライスグス 著、後藤 安彦 訳,目で見る世界の国々35『ルーマニア』,国土社,Tokyo,1996.
ISBN 4-337-26035-8
- B5判、ハード・カバー、67頁、本体2600円+税。
- ルーマニア (目で見る世界の国々)(トム ストライスグス)
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感想コメント
「ブルーローズ」にどう役立つか
- 購入するとしたら、やや割高感はする。
まず、図書館などで探してみるといいでしょう。 - プレイヤーの人は、何か他の目的(旅行とか、勉強とか)がなければ、特に意識しなくてもいい本かもしれません。
- オリジナル・シナリオを作るGMさんにはお勧めです。
ルーマニアを、導入部やクライマックスなど、重要な場面で使うオリジナル・シナリオを作成するなら、資料ソースとして有益。
(ルーマニアを経由地程度に使う場合は、必要度、さほど高くも無いでしょう) - 価格からするとモア・ディープ級の資料ですが。
内容の簡便さ、地図や図版の多さ、持ち運びにも強い堅牢な装丁などを考慮して「エクストラ級の補助資料」(なくても平気だけど、あると面白い)に推したいと思います。 - 欠点は、価格が高めであることと、刊行がやや古いことです(日本語版は1996年、原著刊行年は調査中)。
- まず、図書館などで探してみて、内容を確認してみるといいでしょう。
『ルーマニア』が無くても、類書を手にとってみれば、クオリティの判断はできるでしょう。(できれば、同じシリーズで、著者が同じ本を探してみたい) - 内容については、刊行時期を意識して、書籍刊行後の情報を各国要覧書籍や、ネットなどで補っていきましょう。
- よくまとまっているので、この本をベース資料にして、補足資料を収集していくと整理も楽です。
「ブルーローズ」を離れたらどんな本か?
「目で見る世界の国々」の項を参照のこと。⇒ 目で見る世界の国々
キーワード:
参照:[書籍紹介] [株式会社 国土社] [ルーマニアの参照コンテンツ集] [目で見る世界の国々]