ヌエバ
PCが予め知ってていい情報
やや詳しい情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
ヌエバの町は、ターバ国境ゲートの南方やや西寄りで、およそ70kmほど。シャルム・エル-シェイクの北方やや東寄りで、およそ465kmほどに位置。
海岸近くまで迫る岩山の裾に広がる、およそ40平方kmほどの南北に長い平坦地に立地。
町は、主に3つの地区に別けられる。南端に位置する港とその周辺、港の北に位置する小さな街区。さらに北のタラビーン村の3地区だ。シナイ半島沿岸沿いを周回して敷設された主要地方道は、港の西を通った後、北の街区、タラビーン村を経由してターバの町に向かっている。
ヌエバ港には、バス・ターミナルも付属している。港の北には5〜6kmほど農作地が続き、さらに北に電話局、郵便局、病院がある程度の小さな街区が開けている。小さなレストランも幾つか営まれている。
街区からビーチ沿いに15分ほど北に歩くとタラビーン村。タラビーン村までの途上には中級のホテルも散在。タラビーン村には、小さなバンガロー風のビーチ・キャンプが並んでいる。
ホテルでは、岩山へのショート・ツアーやスキューバ・ダイビングのサービスがなされている。スキューバ用具の貸し出しも受けられる。
また、ヌエバ港の南の海上に、イルカの群れが出没するスポットがある。シャルム・エル-ショエイク?やダハブ?からも小形クルーザーで、ドルフィン・ウォッチングのツアーが組まれている。申し出れば、ドルフィン・スイムも可能だが、イルカに直接触れたり、後を追ったりしないことがルールだ。
ヌエバの港は、1979年にシナイ半島がイスラエルからエジプトに返還された後に開港された、町がリゾート地と大きく発展したのはそれ以降のことになる。
タラビーン村の南に町が開かれたのはイスラエル占領時代(1967年以降)のこと。イスラエル時代に町はネヴィロト(Neviot)と呼ばれていた。
イスラエルによる占領以前、タラビーン村は、ベドゥイン族タラビーン族の集落で、現在、街区が設けられているあたりには、別のベドゥイン部族マイゼナ族の集落があった。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど
参照地図
- Sinai 地図(北エジプト 地図,Super Travel Net)
- National Geographic Society - Maps
インタラクティブ・マップ。“Nuweiba”で検索していくといい。
人口分布
【参照資料】
- Egypt(Gridded Population of the World, version3)
統計に基づいた人口分布地図が公開されています。(コンテンツの上部に記されている統計準拠年には注意)
2000年の統計に基づく、GPWvr3の人口分布図を見ると、ダハブのあたりは、1平方kmあたり25人〜249人の表示になっているようだ。
ヌエバの人口密度は、シナリオの事情と「ひなびたリゾート地」だが「エジプト〜ヨルダン間の国際港でもある」のバランスを考え、表示の範囲内で多すぎない想定を推奨。目安としては、シャルム・エル-シェイクよりもかなり人口密度は低く、ダハブ?よりもやや低めと考えてみるといいだろう。
周辺地域は事実上の無人、との想定を推奨。
補助情報
ヌエバの港は、「国際港」と言っても、そう大きな港ではないようだ。町の規模もシャルム・エル-シェイクよりは開けていない。
以下にイメージ・ソースとして情報を記すので、シナリオの事情も勘案しながら、あまり大きすぎない港町のイメージを思い浮かべるといい。
- ヌエバ港〜アカバ港間のフェリー便
所要時間1時間程度快速便と、所要時間2時間30分程度の普通便とが、各1日1本就航。
どちらもカー・フェリーと想定。突然の運航休止も珍しくない(と、想定)。
リンク
関連項目
- アカバ市?
- アカバ湾
- エジプト=アラブ共和国
- 紅海
- 南シナイ県
資料リンク
- Wikipedia英語版:Nuweiba
Wikipedia英語版:South_Sinai_Governorate - Wikitravel英語版:Nuweiba
Wikitravel英語版:Sinai - Nuweiba Travel Guide(World66)
- NUWEIBA
南シナイ県のオフィシャル・サイト(South Sinai Governorate)から辿れるホーム・ページ。英文表示と、アラビア語表示を選択できる。
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参照:[シナイ半島]