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カタール国の有用地図集

カタール国の有用地図集
(外部リンク集)

 カタール国の地図で、「ブルーローズ」のプレイング、シナリオ・メイク、マスタリングに有用な地図のセレクト・リンク集です。

  • 狙いとしては、プレイヤーにとっては、各国の地形、位置、周辺諸国との関係などが最低限イメージできる線を、GMにとっては、世界地図帳を持っているとの前提で、シナリオ・メイクやマスタリングに有益な情報を得る線を、意識してセレクトしていきたいと思います。
  • 推奨方針としては、できるだけ、個人サイト以外からを優先としたいと思います。

注記

  • 細部については、できるだけ、手元の世界地図帳と相互参照して、自己判断していくのが吉。
    地名など、地図によって結構異なっていることもあります。リンク先の地図が最新版とも限りません。(製作時期は、要チェック。わからないこともありますが)
  • プレイヤーの人も、「B)GM用参考マップ」のリンク先マップを見てももちろん構いません。
    ただ、あまり細かな情報は、セッションで使うかどうか、その都度、GMの指示に従った方がいいでしょう。
    シナリオの狙いによっては、細かすぎる部分がGM判断で省略されるかもしれません。

A)プレイヤー用プレイングの参考になるマップ

1.カタール国の略地図
(アウトラインを掴む用)

2.カタール国と周辺諸国との位置関係をイメージする用
(レンジの違う地図を並べてみました)

3.地勢把握用

4.インタラクティブ・マップ

5.カタール国の概況と地域構成

 カタール国は、アラビア半島?の東部で、ペルシア湾西岸の中ほどに突き出た小半島を占める君主制の国(イスラム首長国)。

 領土面積は、U.K.(連合王国)南西イングランドの半分弱(日本国の九州島?の3割弱)。

 ほとんど平坦な地形で、最高点でも海抜100m内外。人口は、冬季に降水の多い東部に偏り、東岸の南北中ほどに位置する首都ドーハ?を中心にした一帯への集中が著しい。

 地域は、半島東部と西部とに分け、さらに細分していくのが把握し易いだろう。

 18世紀にアラビア半島内陸部から、遊牧部族が移住(再移住)。定住した集団の内の有力部族、バニ・ウトバ族から、ハリーファ家が突出し、1822年、現在の首都ドーハの基礎アルビタを築いた。

 19世紀半ば、アル・サーニ家が勢力を伸ばすと、地域に影響力をもっていたU.K.(連合王国)と結んで、支配を確立。第1次世界大戦?中の1916年、U.K.と保護条約を締結して保護国に。

 1960年代末、ペルシア湾岸の首長国が独立を求めた動向に、積極的に参加。湾岸首長国の連邦を目指していたが、首長国間の対立から、バーレーンが単独独立。カタール国もバーレーンの独立直後の1971年に単独独立した。

 2007年現在も、アル・サーニ家世襲の君主政体をとっているが、2003年には投票で、3権分立を明記した恒久基本法を採択した。議会は、首長の諮問評議会で、45議席の30議席を18歳以上の男女国民による直接選挙で選任。15名を首長が任命。

 産油国として潤い、経済状況はいいが、湾岸地域での金融センター、情報センターを目指して経済構造の改革に積極的。現在、首都ドーハは、しばしば各種の国際会議が開かれる都市として知られようになっている。

 2001年からは、WTO(世界貿易機関)が、首都ドーハで閣僚会議を持ち、新たな多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)を開始した。

 2003年のイラク戦争では、U.S.A.(合衆国)中央軍の前線司令部を受け入れた。2006年現在も、U.S.A.軍の基地は2箇所設けられている。

 2008年現在、概して治安はいい。ただし、2005年3月、首都ドーハ市内の劇場で、無差別自爆テロが起きた。

 カタール国では、国内労働力の1/4を外国人出稼ぎ労働者が担っている。以前から、労働者の入国には厳しい身元引受人制度を施行している。にも関わらず、発生した自爆テロに対し、政府当局の捜査、対策は、U.K.(連合王国)や、U.S.A.(合衆国)よりも厳しい面がある(と、想定)。


――2008年現在、カタール国領にPCが入る場合、ここまでは、PCが予め知ってていい情報としておいた方が、楽に遊べると思われます。が、裁量はGMに委ねられます。

 上記情報以上の細かなカタール情勢や地域構成は、シナリオ依存の限定情報扱いとして、GMが処理していくといいように思います。

B)GM用参考マップ

1.リアル・ワールドでの危険状況調査用

2.地勢補足資料

3.補足情報調査用

3-1.略地図

3-2.ポリティカル・マップス、地域地図

3-3.人口分布図

3-4.ルート・マップ

3-5.複合地図

3-6.インタラクティブ・マップ類

3-7.各種テーマ地図

3-8.地図集

GMの運用

PCがカタール国の領域にはじめて立ち入るシナリオをGMする人は――
 B-1を、A-2、A-3と相互参照していくと、シナリオ・メイクやマスタリングに役立てられることでしょう。
 正規出入国の場合は、“World Travel Guide”の地図にマークされた国際空港などを意識するといいでしょう。
カタール国を経由地程度に使う予定のシナリオでは――
 A)「プレイヤー用プレイングの参考になるマップ」に挙げた地図をベースに、シナリオの狙いに応じて、B)「GM用参考マップ」の地図を相互参照していくといいでしょう。
 シナリオによっては、“Super Travel Net”の、「カタール 地図」も使えると思います。
カタール国領内で、クライマックスなど重要なシーンを想定したでは――
 各種地図を、シナリオの狙いに併せて取捨選択。相互参照していくことをお勧めします。
 シナリオによっては、“National Geographic Society - Maps”のインタラクティブ・マップで“Qatar”を検索すると便利でしょう。

活用や検討

活用

 「リンク先地図を使用しての感想、簡単なレポート」、「地図を見ての疑問」などをどうぞ。

  • 2010-03-20 (Sat) 13:09:58 nhGGCXfy : srHGwdJD
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