赤道ギニア共和国の基本情報 2009年版
赤道ギニア共和国の基本情報 2009年版
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概略
赤道ギニア共和国は、中央アフリカ地域の西部でギニア湾?に面した国。ギニア湾上のビオコ島?や島嶼も領有。いずれの領域も赤道?から遠くはないが、直下にはかかっていない。
本土領の東縁は、コンゴ盆地?の外縁部に重なっている。
- 国家体制
- 共和政体。大統領制。現行の政体は、1991年以降のもの。
- 複数政党制の議会制民主主義制度を有す。ただし、1979年〜1982年までの軍事政権を継承し、1983年から1党独裁体制を採っていた赤道ギニア民主党(PDGE)の勢力が大変強い。野党の活動も、PDGEによる制限されている、と報じられている。現政権は、「かつての軍政の延長にすぎない」とする評価も聞かれる。
- 首都
- マラボ?
近隣諸国
赤道ギニア共和国の本土領は、北縁でカメルーン共和国と、東縁と南縁でガボン共和国と地上国境を接して隣接している。
ギニア湾上のピコ島などは、カメルーンと領海を接し、サントメ・プリンシペ民主共和国とも領海を接している。他に、ナイジェリア連邦共和国沿海部からも遠くない。
国土
- 土地面積
- 28,051平方km
- 領土面積
- 28,051平方km
- 土地面積対比
- U.K.(連合王国)“本国領”の12%弱。(日本国の7%強)
- 最低点
- 海抜0m
- 最高点
- 海抜3,008m
- 海岸線
- 296km
- 地上国境
- 539km
ガボン共和国との国境=350km(65%ほど)、カメルーン共和国との国境=189km(35%ほど) - 都市エリア
- 1%(2000年)
人口
- 人口
- 2009年の推計、で676,000人
- 人口対比
- U.K.“本国領”人口の1%ほど。
- 日本国人口の0.5%強(対比する数値の年度が異なるので目安として)。
- 平均寿命(2005年)
- 49.4(♂=48.0,♀=50.7)
- 乳児死亡率(2005年)
- 100.8‰
- 年齢別人口比率(2005年)
- 0〜14=44.4%,15〜64=51.7%,65以上=3.9%
- 平均人口密度
- 2005年の推計値で、1平方kmあたり24人程度
- 平均人口密度の対比
- U.K.(連合王国)“本国領”の数値の10%弱。
- 日本国の7%ほど(対比する数値の年度が異なるので目安として)。
- 都市集住率
- 49%(2001年)
民族事情
- 民族事情
- ファン族85.7%、ブビ族3.6%、他。ただし、ブビ族はピオコ島?を中心にした島嶼部では多数派。ファン族が多数派であるのは、大陸部(ムビニ)。他に、解放奴隷の子孫フェルナンディーノも少なくない。
- 言語事情
- スペイン語?、ポルトガル語?、フランス語?が、国定公用語に定められている。生活言語としては、ファン語、ブビ語も広く用いられている。
- 宗教事情
- ローマン・カソリック80%ほど、伝統的民族宗教の信奉者20%ほど
- 識字率(1995年推計)
- 78.5%(♂=90%,♀=68%)
経済事情
- 通貨単位
- CFAフラン(略号=XAF)23,796
- GDP(PPP修正値)
- 2008年の推計値で、223億8,900万U.S.ドル相当
- GDPの対比
- U.K.(連合王国)の1%ほど。
- 日本国の0.5%ほど。
- 国民1人あたりGDP(PPP修正値)
- 2008年の推計値で、18,058U.S.ドル相当
- 国民1人あたりGDPの対比
- U.K.(連合王国)の51%ほど。
- 日本国の数値の53%ほど。
- Gini係数?
- 未詳
- 国民1人あたりのエネルギー消費量(石油換算)
- 957kg(2004年)
- 国民1人あたりエネルギー消費量の対比
- U.K.の数値の26%弱。
- 日本国の数値の28%弱。
- 産業別労働人口比率
- 未詳
- 輸出(2000年)
- 11億U.S.ドル相当
- 主要輸出先国(2000年)
- U.S.A.(合衆国)、スペイン国、中華人民共和国、カメルーン共和国、イタリア共和国
- 輸入(2000年)
- 4億5千万U.S.ドル相当
- 主要輸入元国(2000年)
- セルビア=モンテネグロ共和国?、U.K.(連合王国)、U.S.A.、フランス共和国、ネーデルラント王国
- 貿易依存率(2005年)
- 輸出=95.2%,輸入=28.1%
- 観光客
- 未詳
- 観光業収入
- 未詳
政治関係
- 政治体制
- 共和政体。大統領制。現行の政体は、1991年以降のもの。
- 複数政党制の議会制民主主義制度を有す。ただし、1979年〜1982年までの軍事政権を継承し、1983年から1党独裁体制を採っていた赤道ギニア民主党(PDGE)の勢力が大変強い。野党の活動も、PDGEによる制限されている、と報じられている。現政権は、「かつての軍政の延長にすぎない」とする評価も聞かれる。
- (なお、2007年現在、赤道ギニア本国で政党活動を公に禁じられた赤道ギニア進歩党(PPGE)のメンバーが、スペインにて「赤道ギニア亡命政府」を営んでる)
- 行政実権は、国家元首である大統領に集中。大統領は、他国の内閣に相当する閣僚評議会のメンバーを任免。議会(立法府)の解散権、法令の制帝権など強い権限を有す。
- 大統領は、国民の直接選挙で選出され、任期は7年と長めだし、再選を制限する規定も無い。
- 赤道ギニアの閣僚評議会は、首相、数名の副首相、および閣僚で構成される。しかし、実際の行政権は大統領が行使するとされる。閣僚評議会は、大統領の執行機関、補佐機関のような位置づけで、実権は極めて小さい。
- 立法府(議会)は1院制の「人民代表会議」。
- 兵員概数(2007年)
- 総数=1千320人,陸軍=1千100人,海軍=120人,空軍=100人
- 軍事支出(2005年)
- 700万U.S.ドル相当
(GDPの0.03%ほど,対比する数値の年度が異なるので、目安として) - 国民1人あたりの軍事支出(2005年)
- 14U.S.ドル相当
ソース
以下のソースを相互参照しました。必ずしも、各ソースのデータ、そのままではありません。一部の数値に端数を丸めるなどの処理もしています。
- Equatorial Guinea(THE WORLD FACTBOOK)
- Country profile: Equatorial Guinea(Country Profiles - BBC NEWS)
- Equatorial Guinea(Gridded Population of the World, version3)
- Equatorial Guinea(HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS)
- Equatorial Guinea,Almanac(Infoplease)
- Wikipedia英語版:Equatorial_Guinea
Wikipedia英語版:Politics_of_Equatorial_Guinea
Wikipedia英語版:Foreign_relations_of_Equatorial_Guinea - 『データブック オブ ザ ワールド 2008年版』
『データブック オブ ザ ワールド 2009年版』
(二宮健二 編、発行,二宮書店) - 『最新 世界各国要覧 12訂版』(東京書籍編集部 編,東京書籍)
キーワード:
参照:[赤道ギニア共和国] [赤道ギニア共和国の基本情報] [国別基本情報のインデックス]