ウスク川
- ウスク川 ウスクがわ (River Usk) 簡易版
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ウスク川は、中部ウェイルズ?南部で、ブレコン・ビーコンズ?山域の北から流出。東流の後東南東に転じた後、ウェイルズ東縁を占めるモンマウスシャー?の丘陵地で西斜面に沿って南流、南西流と緩くカーブ。クウムブラン(Cwmbran)の町を過ぎた後、概ね南流しながら、ニューポート市?の東を通ってブリストル水道に流出。
河口部の水深は、グレイト・ブリテン島の湾の類で最も深く、干満の水位差が大きいことで知られる。
流域には、上流から、ウスクの町、クウムブランの町、アバーグラヴェニイの町(Abergavenny)、ニューポート市などが存在。ニューポート市から遠くない下流域には、ローマ時代の城塞の遺跡が遺るカエルレオンの村(Caerleon)がある。
ウスク川の流域は、古代から河川交通及び、川岸を伝った交通路として重用されていた。ことに河口部の水深が深いため、19世紀にニューポートの港湾が整備されるまで、カエルレオンのあたりまで帆を張った舟が頻繁に行き来していた。
古代、中世には、ウェールズ南部と、内陸部山地とを結ぶ主要交通路の1つだった。2002年には、ニューポート市の近郊で、15世紀の外洋船の残骸が発掘されている。河口部は、遠距離交易の玄関口としても機能した歴史を、以前から持っていたのである。
また、ウスク川の流域は、アーサー王?の本拠地がウェイルズにあった、とするタイプのロマンで重視されている。この類の伝説解釈では、しばしば、「アーサー王がサクソン族の軍勢と会戦して大勝したのは、現在のニューポート市の東で、ウスク川の下流域でのこと」と主張される。
あるいは、「カエルレオンの村に遺る、ローマ時代の円形闘技場の遺跡が、アーサー王の円卓伝説のイメージ・ソース」とか、「カエルレオン村に伝説のキャメロットが築かれていた」とか、説かれることもある。さらに、「アーサー王は、ウスク川の源流地域で軍を興し、舟団で川を下り、現在のニューポート近辺に居を構えた」と、まことしやかに唱える説もある。
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