イギリス海峡のチャンネル諸島
- イギリス海峡のチャンネル諸島 イギリスかいきょうの チャンネルしょとう (Channel Islands of EnglishChannel?) 簡易版
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イギリス海峡のチャンネル諸島
イギリスかいきょうの チャンネルしょとう
(Channel Islands of EnglishChannel?)
簡易版
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「イギリス海峡のチャンネル諸島(海峡諸島)」は、イギリス海峡?の大陸寄りで、フランス共和国本土領の至近に位置する諸島。ジャージー島、ガーンジー島、オルダニー島、サーク島、ハーム島の5島と、付属する小島群からなる。
行政的にはジャージー島、とガーンジ島を中心にした島々とに分けられ、それぞれがウィンザー家の王室所領(Bailiwick)になっている。
フランス語では、「アングロ=ノルマン諸島」、あるいは「イールス・デ・ラ・マンチャ(海峡諸島)」。
【参考地図】
- (イギリス海峡のチャンネル諸島位置,CIAの、THE WORLD FACTBOOK版)
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王室領ジャージー、王室領ガーンジーは、2006年現在、それぞれにエリザベス2世を元首としているが、U.K.(連合王国)には属していない。
両所領は、それぞれに独自の議会と自治府を持ち、U.K.議会には議席を持たない。ただし、ブリティッシュ=アイルランド議会(北アイルランド議会)に議席は持つ。法律はノルマン法。
議会と閣僚会議は、元首(国王エリザベス2世)の代官の臨席の元で運営される。統治は、U.K.同様、「(元首は)君臨すれども統治せず」でおこなわれ、議会、及び、自治府の決定は、元首代官の形式的に了承をもって発効される慣例。ただし、防衛と外交とは、「元首の責任分野」とされ、実質はU.K.政府が担当する慣例。
EU(欧州連合)?にも未加盟。ただし、EUと取り交わした議定書により、欧州連合の共同関税地域には参画している。
領民は、王室(ウィンザー家)を通じ、U.K.の市民権を有しているが、ヨーロッパ市民では無い。U.K.旅券の発行を受けられるが、表紙には「連合王国」ではなく、“British Islands, Bailiwick of Jersey”または、“British Islands, Bailiwick of Guernsey”と、記される。
チャンネル諸島で、居住者がいるのは、王室所領ガーンジーに属すガーンジー島、オルダニー島、サーク島、ハーム島、ブレッチョウ島(Brechou)、と、ジャージー島(王室所領ジャージー)。
ジャージー島の南方、少し離れた位置に浮かぶチャウセイ諸島(Chausey islands)は、地理的にはチャンネル諸島に含まれないが、U.K.では、しばしば「フランス領のチャンネル諸島」と記述されることがある。
フランス語では「イールス・デ・ラ・マンチャ(海峡諸島)」と言うと、チャウセイ諸島も含んだ広義の海峡諸島全域を指し、「アングロ=ノルマン諸島」が、ウィンザー家王室所領の島々を、「ノルマンディー諸島」がチャウセイ諸島を指す。
さらに詳しい情報
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諸島は伝統的に農牧業が盛ん。例えば、乳牛のジャージー種は、ジャージー島が原産。
観光業も盛んで、ことに避寒地としてU.K.から訪れる人数が多い。フランス経由の観光客も少なく無いが、同じように観光地として賑わうノルマンディー諸島(チャウセイ諸島,フランス領のチャンネル諸島)との間には通航ルートは開かれていない。
他に、免税政策に基づく貿易中継、及び、金融業が盛ん。1960年代以降は、特に国際金融業が盛んで、多くの企業がペーパー・カンパニーを開いている。マネー・ロンダリングなどが多いと言われ、EUなど国際社会から強く規制を求められている。
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