ラス・エル-バール市

アラビア語名の音

Ras El-Bar（ラス・エル-バール）

英語名

Ras El-Bar（ラス・エル-バー）

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　ラス・エル-バール市は、エジプト=アラブ共和国北部の臨海都市。地方都市の１つだが、リゾート地として知られ、夏季に賑わう。

　ナイル・デルタ北東部、マンサラ湖の北西で、ナイル川下流のダミエッタ支流の河口部に立地。　市街地の西縁が地中海沿岸で、東縁がダミエッタ支流に縁取られている。

　“Ras El-Bar”は、アラビア語?で「黄金の三角地帯（golden triangle）」を意味し、「頂点の土地（head of land）」を含意する。

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　ラス・エル-バール市の市街地は、ナイル川ダミエッタ支流の左岸に立地。ダミエッタ県の行政中心ダミエッタ市から近く、ダミエッタ市の衛星都市と呼べる。

　市域の西縁が地中海沿岸部で、海岸線とナイル川の流れに挟まれて、北東方向に突き出た三角形の先端部を、市街地が占めているような形になっている。このことから「頂点の土地（Ras El-Bar）」の地名がついた。

　地域の気候は、地中海性気候?。

　およそ15万人〜25万人級の都市。夏季のリゾート・シーズンには、５万人ほど人口が増えると言われている。

　19世紀の20年代頃から夏季のリゾート地として開け始め、市街地の街並みは欧風。

　現在は、別荘や、リゾート用のレンタル・ハウスが目立つ。スポーツ・クラブや水泳用の施設などが多く、裏通りにはレストランなども立ち並ぶ。リゾート・シーズンには海外からの観光客も見られるが、どちらかと言えばエジプト国内からの避暑客が多いようだ。

　海鳥の群棲地で、冬季にはヨーロッパとの間を往来する渡り鳥の群れも訪れる。

　漁業も営まれ、スポーツ・フィッシングやクルージングも盛ん。沿海ではイルカの群れをウォッチングできる。

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【参照地図】

• Nile Delta 地図（北エジプト 地図，Super Travel Net）
• National Geographic Society - Maps
  インタラクティブ・マップ。“Ras El-Bar”で検索すると便利。

　「増補待ち」

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ワールド編

関連項目

• エジプト=アラブ共和国
• ダミエッタ県
• ダミエッタ市
• ナイル・デルタ
• マンサラ湖

資料リンク

• Wikipedia英語版:Ras_El_Bar
  Wikipedia英語版:Damietta_Governorate
• RAS ELBAR City Web Site（Damietta Governorate）
  ラス・エル-バール市についてのオフィシャルなサイト。ダミエッタ県のオフィシャル・サイト経由で英語表示を選択してある。

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