移動力
移動力 いどうりょく
マイナス状態を被っていないキャラクターは、通常移動で、10秒(1アクション・ターン)に移動力の数値mまで、平地を移動できる。値は、敏捷基本値に等しい。(ルールブック、p.50)
この単位時間あたりの移動可能距離は、マイナス状態が累積するに連れ、短くなる。
移動力は、関連数値にカテゴライズされている。
アクション・シーンと移動力
詳細は「アクション・シーン」の項を参照のこと。
行動順
アクション・シーンでは、移動力の大きい順にキャラクターの言動を処理していく。
マイナス状態を被っているキャラクターは、その影響を加味した移動力現在値の順に処理していく。
移動以外の行動と移動
アクション・シーンでは、キャラクターの移動には、マイナス状態の影響を加味した移動力現在値を基準に次のような選択が可能。
キャラクターは、運搬可能スロット重量との関係で、マイナス状態を被り移動可能距離が短くなることもある点に注意。
- 通常移動
- 移動力(現在値)以内までの移動を処理し、判定が必要行動1つまたは、短いセリフ(物語内で10秒以内の発話)も処理。
- ただし。ともなう行動が複雑だ、とみなされた場合、移動力現在値の1/2(端数切捨)までの移動処理に制限される場合もある。
- また、キャラクターの集中を要する行為には、移動をすると実行不能となるものもある。
- 全力移動
- 他に一切の言動をとらずに「移動力(現在値)×2」までの移動を処理する。
- 長いセリフ
- 物語内で30秒程度と思えるセリフを語らせる。判定不要な行動1つを同時に処理できる。
- 複合アクション
- 「複合アクション」を選択すれば、1アクション・ターンに移動を含めて、判定が必要な行動2つ以上を試みることができる。
- ただし、「複合アクション」を選択すると、普通は判定不要な移動の処理にも判定を強いられるなどの不利を被る。
(ルールブック、p.64〜65)
キーワード:
参照:[ステータス・バー] [キャラクター・シート] [敏捷能力] [ヘックス・シート] [関連数値] [小辞典ルール編] [アクション・シーン]