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キャラクター・シート

キャラクター・シート

 PCの数値データや、キャラクター設定の要点を記入するシート。

 プレイヤーは、セッション中このシートを使い、担当キャラクター(PC)を管理する。特に、生命力活動力《夢と希望》の残数やマイナス状態など(他にもある)、セッション展開に応じて変動するデータは、シートに現在状態を記して管理していく。

 プレイヤーだけでなく、GMも各PCの現在状態をキャラクター・シートで確認することがある。キャラクター・シート記入事項は、セッション運営のため、メンバー間で共有されるのだ。

 ルールブック巻末のAPPENDIXに、原紙が掲載されている。

使い方

 記入例は、ルールブック、p.51に、解説記事はp.50にある。

用紙構成

 用紙は次のような構成になっている。

左紙面

欄外
作成日時 最初にキャラクター・メイクをした日時を書いておくといいだろう。
GM 最初にキャラクター・メイクをした後、GMに内容了解を受けた時にサインしてもらうといいだろう。プレイヤーがGM名を書いてもいい。この辺はセッション・グループごとの運用。
最上段
パーソナル・データ欄(運用法は「パーソナル・データ」の項を参照のこと)
キャラ・イメージ記入枠 イラストを描くなり、外見の特徴を箇条書き記入するなり、プレイヤーとGMで相談して好き好きに。
2段目
能力値欄 能力値の基本値と判定値を記入し、負傷を選択した場合のチェックにも使う。
関連数値欄 能力値の関連数値などを記入する。
3段目
技能欄 取得した技能の数値を記入。キャラクターの成長処理をしたら書き換える。
重傷欄  重傷を選択した場合のチェックに使う。運命に応じて、追加の重傷欄を持つ場合は、予め、空きスペースにチェック・ボックスを作っておく。
最下段
ステータス・バー 「移動力」のバーに、マイナス状態、プラス状態で変動する移動力数値を記入しておく。セッション中、キャラクターのステータスがが変動したら、一番上のバーで、現状の数値を○で囲んでいく。
 こうすれば、その時々の大失敗の数値と移動力とが一目瞭然になる。

右紙面

欄外
 縁故ポイントの上限を記入することになっている。
 原紙にちょっとした修正を加えると、余剰縁故(未使用縁故ポイント)の現在値を管理するように使える。この件は「縁故」の項の「縁故現在値と余剰縁故」を参照のこと。
1段目、2段目
運命欄 運命で定められた基本設定を記入。枠内に書ききれないことは、とりあえず、右隣りのメモ欄に記入。
 特に、特技?は運命で取得されるものに限らず重要なので、項目箇条書きだけでもメモ欄に記入していくことをお勧め。
ゾディアック・メンバー欄 セッションで実際に呼び出したゾディアック・メンバーを記録していく。記入枠に正の字で記録していくといいだろう。チップスとしては、今回呼び出し可能なメンバーの名を丸で括っておくといい。
メモ・特技欄 「『メモ・特技』の欄が狭い」。これは、よく聞く不満で、オフィシャル・キャラクター・シートの欠点の1つと言える。
 この件の対処策は、本項の「運用例」を参照のこと。とりあえず、オフィシャル・シートに修正を加えず使うなら、取得した「特技」から記入していくことをお勧め。
第3段
武器欄 「『武器』の欄が5行しかないのは少ない」。これは、よく聞く不満で、オフィシャル・キャラクター・シートの欠点の1つと言える。
 この件の対処案は、「装備管理P.O.D.の項を参照のこと。とりあえず、オフィシャル・シートに修正を加えず使うなら、よく使う武器から優先的に記入していくことをお勧め。
最下段
装備欄 「装備欄」とあるが、ここは実質「運搬可能スロット重量とEnc?のルールとを管理する欄」と割り切った方が、便利。
 「スロット1と、スロット4とに刷込まれてるデータが邪魔だ」。これは、キャンペーン・プレイを重ねて、いろんなタイプのシナリオを遊ぶようになったプレイヤーから、ママ聞く不満だ(遊びはじめの頃はあまり気にならない)。
 この件の対処案は、とりあえず「装備管理P.O.D.」の項にある、修正案を参照のこと。キャラクター・シートと同じ問題に対する対処案が提案されている。

運用例

 ルールブック記載のキャラクター・シート原紙には、いくつかの欠点が認められる。いずれも、キャンペーン・プレイ、特に、システム想定上限の12〜13回に近い、長いキャンペーンを遊ぼうとすると気になるものばかりだ。遊びはじめのときは、あまり気にならないことが多い。

 以下では、すでに記したことも含めて、キャラクター・シートの欠点に対処する運用案を提案していく。根本的な対処は、ユーザーが、オリジナル・シートを自作して使用することだ。しかし、この方法の具体策は、セッション傾向ごとにいろいろに別れる。

 ここでは、オフィシャル・シートの簡単な修正、あるいはちょっとした改造で棲む程度の対策に限っていきたい。

運用例A:とりあえず原紙をそのまま使う

 「メモ欄」は、特技?から優先的に使うものとする。後はセッション中取得した新たな縁故の管理に使うといい。

 所持金の変動や、新たに得た装備などの管理は、プレイヤーがメモ・パッドを使ってメモしていく。

運用例B:縮小コピーを使う

 セッションで使用するキャラクター・シートをコピーするとき、左上合わせにして、90%〜85%程度の縮小をかける。こうすると、用紙右端と下欄外とに、若干のマージンができる。

 例えば、右端のマージンには、所持金の出入りを上から下にメモしていく。あるいは、メモ欄から横のマージンにかけ、特技?のスペックを記入。所持金の出入りは、「武器欄」横からのマージンを使ってもいい。

 下欄外のマージンでは、キャラクターが所有する装備(私物)、管理する装備(貸与品)、に大別して装備名箇条書きだけでもメモしていく。物語内で移動用機器(乗り物類)に搭載している装備には欄外で丸でもつける。

 オフィシャルな「装備」欄は、物語内の局面ごとにPCが手持ちで移送している装備に限ってEncを管理していくようにするといい。

運用例C:装備管理シートを自作する

 オフィシャルな装備管理P.O.D.に代わる、装備管理用のリスト・シートを自作。これをセッション中、キャラクター・シートを併用する。

 この方法を、運用案AかBと併用すると、オフィシャル・シートに対する不満もある程度和らぐ。具体策は「装備管理P.O.D.」の項を参照のこと。

活用や検討

活用

検討

  • 検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は書き換えられても仕方なし、ってことで)