シャルマネセル2世
- シャルマネセル2世 シャルマネセル にせい (Shalmaneser II) 簡易版
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シャルマネセル2世は、紀元前11世紀の後半に、アッシリア?の統治者だった人物。記録によれば、統治機関は十数年に渡っていたが、その事跡や人物像などについては、ほとんど何もわかっていない。
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シャルマネセル2世のアッシリア王位在位期間は、B.C.1031年〜B.C.1019年の、足かけ13年。
治世を現在の時代区分で言うと、中アッシリア時代?の末期にあたる。
シャルマネセル2世は、先代にあたるアッシュル・ナツィルパル1世の息子だった。「シャルマネセル」はユダヤ教聖典(『旧約?』)などを通じて伝わった王名。アッカド語?に基づくアッシリア王名は、「シャルマヌ・アシャリド(Shulmanu-asharid)」。「シャルマヌ神は至高なり」といった意味だった。
シャルマネセル2世の治世については、ほとんど何もわかっていない。アッシュールの遺跡?から王名を刻んだ石碑が発掘されている程度だ。
おそらく、アッシュル・ナツィルパル1世の代に、一部とは言え西方領土を決定的に喪失し、いよいよアッシリアの疲弊が著しくなっていたのではないだろうか(?)。
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参照:[アッシュル・ニラリ4世] [アッシュル・ラビ2世] [歴史上の実在人物] [小辞典ワールド編] [シャルマネセル3世] [アッシュル・ナツィルパル1世]