ミャンマー連邦の基本情報 2008年版
ミャンマー連邦の基本情報 2008年版
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概略
ミャンマー連邦は、東南アジア?の西端で、南アジア地域に接し、ベンガル湾、アンダマン海?に面した国。
- 首都
- ネーピードー?
近隣諸国
西縁の概ねでインド共和国と、南西端でバングラデシュ人民共和国と、地上国境を接して隣接。
北縁では中華人民共和国に隣接。東縁では、北東部でラオス人民民主共和国と、それ以外の概ねでタイランド王国と地上国境を接して隣接。
南縁の沿海部は、アンダマン海を介して、インド共和国の島嶼部(アンダマン・ニコバル諸島?など)やインドネシア共和国の北西部を望む。ベンガル湾を挟んで、南西方向にはスリランカ民主社会主義共和国も遠望。
国土と人口
- 土地面積
- 657,740平方km
- 領土総面積
- 678,500平方km
- 土地面積対比
- U.K.(連合王国)“本国領”の2.7倍ほど。(日本国の1.8倍弱)
- 最低点
- 海抜0m
- 最高点
- 海抜5,881m
- 海岸線
- 1,930km
- 地上国境
- 5,876km
インド共和国との国境=1,463km(25%弱)、タイランド王国との国境=1,800km(31%弱)、中華人民共和国との国境=2,185km(37%ほど)、バングラデシュ人民共和国との国境=193km(3%強)、ラオス人民民主共和国との国境=235km(4%ほど) - 都市エリア
- 1%(2000年)
- 人口
- 2006年の推計で、55,390,000人
- 人口対比
- U.K.“本国領”人口の91%強。(日本国人口の43%強,対比する推計の年度が異なるので目安として)
- 平均寿命(2000年〜05年)
- 60.1(♂=57,♀=63)
- 乳児死亡率(2004年)
- 76‰
- 年齢別人口比率(2004年)
- 0〜14=30.9%,15〜64=65.0%,65以上=4.9%
- 平均人口密度
- 2006年の推計値で、1平方kmあたり75人程度
- 平均人口密度の対比
- U.K.(連合王国)“本国領”の30%強。(日本国の22%強,対比する推計の年度が異なるので目安として)
- 都市集住率
- 28%(2001年)
- 兵員概数(2006年)
- 総数=37万6千人,陸軍=35万人,海軍=1万3千人,空軍=1万2千人
- 軍事支出(2004年)
- 53億U.S.ドル相当
(GDPの9%弱,対比する推計の年度が異なるので目安として) - 国民1人あたりの軍事支出(2004年)
- 113U.S.ドル相当
政治関係
- 政治体制
- 1962の軍事クーデタにより成立したビルマ社会主義計画党(BSPP)の軍政が1988年まで続き、1988年に再度起されたクーデタで、軍政が2008年現在も継続されている。
- 1990年以降、ビルマ連邦国民連合政府(NCGUB)が国外で、亡命政府を営んでいる。
- 1990年に総選挙がおこなわれたが、軍事政権は選挙結果に基づく議会招集を拒否。NCGUBの亡命政府は、総選挙当選者の一部が国外に脱出して結成したもの。
- 兵員概数(2006年)
- 総数=37万6千人,陸軍=35万人,海軍=1万3千人,空軍=1万2千人
民族事情
- 民族事情
- ビルマ族69%、シャン族9%、カレン族6%、アラカン族4%、モン族2%、チン族2%、カチン族1%、他。135と言われるエスニック・グループが居住。
- 言語事情
- ビルマ語が国定公用語に定められている。
生活言語としては、多数の民族語が日常使用されている。主要なものは、チベット=ビルマ語派のカチン語、カレン語、チン語、タイ語派のシャン語、モン=クメール語派のパラウン語、モン語、ワ語など。ヒンディー語、ベンガル語、華南語系統の言語などの話者もいる。都市部、知識層を中心に英語もある程度通用(と、想定)。 - 宗教事情
- 上座部仏教90%、キリスト教諸派5%、イスラム教信徒4%、他。少数派には、ヒンドゥー教諸派の信徒や、民間精霊信仰の信徒がいる。
- 識字率(1995年推計)
- 83.1%(♂=89%,♀=78%)
経済事情
- 通貨単位
- チャット(略号=MMK)
- GDP(PPP修正値)
- 599億4000万U.S.ドル相当(2007年推計)
- GDPの対比
- 対比する推計の年度が異なるので目安として
- U.K.(連合王国)の3%弱。
- 日本国の1%強。
- 国民1人あたりGDP
- 1,039U.S.ドル相当(2007年推計値)
- 国民1人あたりGDPの対比(PPP修正値)
- 対比する推計の年度が異なるので目安として
- U.K.(連合王国)の3%弱。
- 日本国の3%ほど。
- 国民1人あたりのエネルギー消費量(石油換算)
- 71kg(2003年)
- 国民1人あたりエネルギー消費量の対比
- U.K.の数値の1.8%強。
- 日本国の数値の1.9%強。
- 産業別労働人口比率(2003年)
- 1次=61.2%,2次=11.6%,3次=24.8%
- 輸出(2003年)
- 25億U.S.ドル相当
- 主要輸出先国(2003年)
- タイランド王国、U.S.A.(合衆国)、インド共和国、中華人民共和国、日本国
- 輸入(2003年)
- 21億U.S.ドル相当
- 主要輸入元国(2003年)
- 中華人民共和国、シンガポール共和国、タイランド王国、マレーシア、大韓民国
- 貿易依存率(2003年)
- 輸出=22.0%,輸入=18.5%
- 観光客(2004年)
- およそ、24万人
- 観光業収入(2004年)
- 9千800万U.S.ドル相当
(GDPの0.2%弱,対比する推計の年度が異なるので目安として) - 軍事支出(2004年)
- 53億U.S.ドル相当
(GDPの9%弱,対比する推計の年度が異なるので目安として) - 国民1人あたりの軍事支出(2004年)
- 113U.S.ドル相当
ソース
以下のソースを相互参照しました。必ずしも、各ソースのデータ、そのままではありません。一部の数値に端数を丸めるなどの処理もしています。
- Burma(THE WORLD FACTBOOK)
- Country profile: Burma(Country Profiles - BBC NEWS)
- Myanmar(Gridded Population of the World, version3)
- Myanmar(Burma)(HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS)
- Myanmar,Almanacs(Infoplease)
- Wikipedia英語版:Myanmar
Wikipedia英語版:Politics_of_Burma
Wikipedia英語版:Foreign_relations_of_Burma
Wikipedia英語版:List_of_political_parties_in_Burma
Wikipedia英語版:2007_Burmese_anti-government_protests
Wikipedia英語版:Timeline_of_the_2007_Burmese_anti-government_protests
Wikipedia英語版:International_reaction_to_the_2007_Burmese_anti-government_protests
Wikipedia英語版:New_Burmese_Constitution
Wikipedia英語版:Terrorism_in_Burma - 『データブック オブ ザ ワールド 2007年版』
『データブック オブ ザ ワールド 2008年版』
(二宮健二 編、発行,二宮書店) - 『最新 世界各国要覧 12訂版』(東京書籍編集部 編,東京書籍)
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参照:[ミャンマー連邦の参照コンテンツ集] [ミャンマー連邦の基本情報] [国別基本情報のインデックス] [ミャンマー連邦]