ダグザ神
PCが予め知ってていい情報
追加情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
- 小事典版推奨判定
- 「表現+知性 目標値=8〜10」「魔術+知性 目標値=10〜12」「歴史+知性 目標値=10〜12」
- 簡単な情報 (必要に応じてゲーム前ブリーフィングやブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない)
- 「ダグザ神」は、キリスト教化以前のアイルランドで崇拝されていた、と思われるケルト神の1柱。トゥアター・デ・ダナンの有力神。
- 「ダグザ(Dagdha)」は、アイルランド・ゲール語?風の読み。英語風の読みで「ダグダ(神)」とも。
- ニューグレンジ遺跡?の墳墓の遺構は、ダグザ神の住まいと伝えられていた。
- アイルランド王(リー・エーレン)?の王統譜では、ラグ?の後継者で、デルバエス?の先代、とされていた。
- ダグザ神は怪力を誇る神とイメージされ、ダグザの棍棒?は「一撃で8人の敵を打ち殺す」ことができ、さらに殺した相手を蘇らせる力も持っていた。
- トゥアター・デ・ダナンの4大秘法?とされるアイテムの内、ダグザの棍棒とダグザの壷?の2つは、元々ダグザ神の持物(アトリビュート)とされていたようだ。
- 他に、ダグザ神は魔力を持つハープも持ち物としていた。このハープは、ダグザ神が奏でる時、天候や季節の巡りを操り、戦場では戦士たちの戦いを統率する力を持った。
- 一説にトゥアター・デ・ダナンのダグザは、1族に80年間君臨した後、マグ・トゥレドの最初の戦い?で受けた傷が元になって死んだ、とされている。
- 小事典版推奨判定
- 「言語+知性 目標値=8〜10」「表現+知性 目標値=10〜12」「魔術+知性 目標値=10〜12」
- 簡単な情報 (必要に応じてゲーム前ブリーフィングやブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない)
- 「ダグザ」は、アイルランド・ゲール語で「善き神」を意味した“deagh dia”が訛ったもので、元々は固有名ではなく、尊称の類だったと思われる。現在のアイルランド・ゲール語で言うと、“dea-Dia”にあたる。
- ケルト系言語以前の古い印欧語形態を推定すると、“dagos-deiwos”だっただろう、と言われている。
- 「ダグザ」が固有名ではなかったことを踏まえた、詳しい英語表記は“The Dagda”になっている。
- 小事典版推奨判定
- 「魔術+知性 目標値=10〜12」「表現+知性 目標値=12〜14」
- やや詳しい情報 トゥアター・デ・ダナンをアイルランド島の先住者として扱った物語では、ダグザは、ヌアザ?が戦闘で負傷した後、1族のハイ・キングの地位を継承した、と語られている。
- ただ、やはりトゥアター・デ・ダナンを先住者とみなしている『アイルランド来寇の書?』採録の物語では、ヌアザの後を継いだのは美しきブレスだった、とされている。
- ブリジッド女神?はダグザ神の妻だった、とも娘だったとも伝えられている。他に、ダグザ神はネフタン神?の妻ボアンド女神を愛人とし、フォモリ族との戦いに際しては、サーゥィン?の異界でモリガン?と密通して戦に勝つ策略を巡らした。
- ダグザ神は怪力を誇り、トゥアター・デ・ダナンのリーダーの1人でもあるような有力神だが、女神たちとの密通などでは、時として滑稽な振る舞いもするキャラクターとして描かれる。
- また、たいへんな大喰らいでもある。フォモリ族との戦いのため偵察に出たダグザ神は、大好物の粥を大量に振舞われて足止めされ、自陣への帰還を遅らせるという失態を演じる。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど
「増補待ち」。
リンク
活用や検討
活用
{{comment}}
Hiki::PluginException (not plugin method): inline plugin重要な改訂の情報
- 内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。
(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要)
{{comment}}
Hiki::PluginException (not plugin method): inline plugin検討
- このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など
- 検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます)
{{comment}}
Hiki::PluginException (not plugin method): inline plugin
キーワード:
参照:[+αのワールド用語] [ダグダ神]