ロレスターン州
- ロレスターン州 ロレスターンしゅう (簡易版)
- 簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。
- PCが予め知ってていい情報
- やや詳しい情報
- さらに詳しい情報
- GM向け参考情報
- リンク
- 活用や検討
ロレスターン州
ロレスターンしゅう
(簡易版)
- 英語表記
- Lorestan Province
- フランス語表記
- Province du Lorestan
- スペイン語表記
- Provincia de Lorest?n
- ロシア語表記
- Лурестан
- アラビア語表記
- (調査中)
- 中文表記
- 洛雷斯坦省
PCが予め知ってていい情報
- 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。
「ロレスターン州」は、イラン=イスラム共和国の西端部で、ザグロス山脈北部にかかっている内陸の州。
(「ルリスターン州」とも)
「ロレスターン?(ルリスターン)」とは、元は「ルール人(ロール人)の生活圏」とイメージされた歴史的地域の地域名。かつては、現在のロレスターン州も含んだ、より広い範囲が意味された。
- 【参照地図】
- イラン領内のロレスターン州州域(Wikimedia Commons)
やや詳しい情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
ロレスターン州は、現在のイラン=イスラム共和国に30設けられている州の1つ。
北西でケルマーンシャー州と、北でハマダーン州と、北東でマルキャズィー州と隣接。南東でエスファハーン州?と、南方でフーゼスターン州と、西方の概ねでイーラーム州?と隣接している。
州域は全域が山岳地帯。州域には、狭義のザグロス山脈主峰の北部山域が、概ね北西 〜 南東方向に走っている。ザグロス山脈には、海抜4,000m級の峰も複数ある。州域南西部、北東部などに、海抜500m程度の比較的低い土地もある。
州内の最高点は、オシュトラーン・クーフ峰の海抜の4,050m。
州都のホッラマーバード?は、州域中部の南東寄りで、ザグロス山脈の山間に立地。
高山地帯には積雪が多く、イランの重要な河川、複数が流出。アービー川?、カールーン川?、キャルヘ川?、ザーヤンデ・ルード川?、ジャラーヒー川?、ディーフ川?などが流出している。
気候は、高地性で、春から夏を通じては冷涼で過ごし易いが、寒冷な冬は長い。
年間の降水、降雪量は、エルブルズ山脈以北のカスピ海?沿海部を除けば、イラン領内で最も多い。
ロレスターン州の州域面積は、28,294平方km。居住人口は、2005年の推計値で176万人弱。
ルール人が多数派で、北部がルリー語のクーチェク方言(ルリー・クーチェク)を話すフェイリー・ロルの居住圏。南部はボゾログ方言(ルリー・ボゾログ)を話すバフティヤリー族の居住圏。
北部では、17世紀頃まで、部族的な地方政権が、広域国家に服属したり離反したりしながら自律を続け、「ロレ・クーチェク?」とも「小ロレスターン?」とも呼ばれてていた。
小ロレスターンは、17世紀にはサファヴィー朝?に征服され、併呑されたが、その前には、チュルク風のアターベク王朝(君侯国)?の体裁を整えていた。
南部では、バフティヤリー族が、現在のフーゼスターン州の1部、ファールス州?の1部にわたる範囲で、12世紀頃〜15世紀頃に君侯国(アターベク王朝)を営んでいた。こちらは、「ロレ・ボゾログ?」とも「大ロレスターン?」とも呼ばれていた。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど。
「増補待ち」。
リンク
活用や検討
活用
重要な改訂の情報
- 内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。
(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要)
検討
- このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など
- 検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます)
キーワード:
参照:[ハマダーン州] [バフティヤリー族] [マルキャズィー州] [ルール人] [ケルマーンシャー州]