ニジェール川
- ニジェール川 ニジェールがわ (Niger River) 簡易版
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ニジェール川本流の川長は、全長4,180km。流域面積209万2千平方km。
水系流域には、次の8カ国の領土が存在している。
さらに、水系流域の低地沿いには、アルジェリア民主連邦共和国?南部から、ニジェール共和国中東部にかけての地域に、幾つかの内陸河川も存在している。
本流は、ギニア共和国領東西中ほど南縁で、シエラ=レオネ共和国?北部から続く山腹の国境部付近から流出。ギニア領東部を概ね北東流して、マリ領に南西から流入。マリ領中南部で、広い堆積地帯を流域に作りながら、大きく南東流に屈曲。マリ領南東部から、ニジェール領南東部に入った後、南東流を続けながら、短距離、ニジェール - ベナンの国境をなしてから、ナイジェリア領東部に流入。
ナイジェリア領内では、中部で西方からの河川を合すと南流。河口部に大きなデルタ地帯を作りながらギニア湾?に流出していく。
流域は、熱帯樹林帯からはじまり、サバンナ地域、サヘル地域?の内に入った後、再度、サバンナ、熱帯樹林帯を経て、ギニア湾に至る。
上流の水は、およそ8カ月をかけてギニア湾に至る、とされている。例年9月頃から増水期に入り、翌年5月頃まで続く。増水のピークは、11月頃。
ナイル水系やザイール水系に比較すると、川水の濁りはやや少ない。流域の地質の関係で、泥分の流入が少なめだからだ。
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ニジェール川は、ギニアの熱帯雨林地帯で豊富な雨水を集めて、サヘル地域で大屈曲する。
流域の考古調査はまだまだこれからだが、現在までのところ、大屈曲地周辺の低地地帯では、今から4500年ほど前から、ヒト集団の移入の痕跡が見られ、中流域で、概ね4000年前頃〜3500年前頃にかけ、定住農耕などの痕跡が見られ始める、と言われている。
大局的には、サハラの乾燥化に伴い、長期間に渡ってかなり大きな人口の南下が起こり、ニジェール川の中〜下流域に沿って、定住化、農耕下もしながら、各地に拡散していったのだろう、というのが、多くの研究者に大筋合意されている見方だ。
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参照:[アフリカ州のランド・マーク] [マリ共和国の有用地図集] [ランド・マーク] [歴史的スーダン] [西アフリカ] [ナイジェリア連邦共和国の有用地図集] [ニジェール共和国の有用地図集]