ノース・ダコタ州(U.S.A.)
- ノース・ダコタ州(U.S.A.) ノース・ダコタしゅう (North Dakota) 簡易版
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「ノース・ダコタ州(North Dakota)」は、U.S.A.(合衆国)の中西部北西端で内陸に位置している州。
州域の北縁は、U.S.A.とカナダとの国境で西部カナダに接している。“States”の地理で言えば、北西部内陸で山河地帯から東に少し離れて、グレート・プレーンズのU.S.領内北縁に位置。
U.S.領内では、東縁でモンタナ州に、南縁でサウス・ダコタ州?に、西縁でミネソタ州?に隣接。
州都のビスマーク市?は、州域中部の南東寄りで、ミズーリ川の左岸(東岸)を中核市街として発展。
- 【参照地図】
- ノース・ダコタ州州域の略地図(Wikimedia Commons)
(地図中赤色に彩色されたエリアが、ノース・ダコタ州の州域) - North Dakota(Merriam-Webster's Atlas,Merriam-Webster Online)
- Physical Map of North Dakota(Physical Map of The United States,FREE WORLD MAPS)
- North Dakota(United States,HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS)
- North Dakota Map(USA,Greenwich Mean Time)
やや詳しい情報
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ノース・ダコタ州は、 北縁の国境線を挟んで、西から東に、カナダのサスカチュワン州、マニトバ州の2州に隣接している。
州域は、東西が南北よりも長く、北縁、西縁、南縁が、ほとんど直線。東縁は、隣接するミネソタ州?との州境をレッド川が北流している。
東西幅はおよそ545kmほど、南北340kmほど。州域面積は、183,272平方kmで、U.S.A.の領土面積(9,826,630平方km)の、1.9%ほど。
州域は、大平原のU.S.領内北域の一部にあたり、プレーリーの草原も広い。
概ね平坦な地勢だが、侵食作用で形成された起伏は少なくない。ことにミズーリ川が、大きなカーブで南流に転じながら流れている流域以南、州域の南東側にあたる地域には起伏が多い。ミズーリ川は、州域西縁の中北部で、モンタナ州から流入してきて、州域南縁の東西中央やや東寄りで、サウス・ダコタ州へと流出していく。
最高点は、州域の南西隅近くに位置するホワイト・ビュート(White Butte)の標高1,069m。最低点は、レッド川の標高229m。概ねの土地は、標高580m内外。
ノース・ダコタ州の位置は、北アメリカ大陸の内陸で、概ね中央部にある。カナダとの国境からおよそ85kmほど南に位置するラグビーの町が、北アメリカ大陸の中心点、とされている。
大洋から離れた州の気候は、典型的な大陸性気候?。乾燥し、夏冬の寒暖差、昼夜の気温差が大きい。過去の記録には、最高気温49℃、最低気温−51.1℃の記録がある。
年間降水量は、35.6cm〜55.9cm程度。
夏季の雷雨、竜巻などが特徴。レッド川などが、しばしば、春先の増水で氾濫を起こすこともある。
州の人口は、2008年の推計で、641,481人。これは、同年のU.S.A.の総人口(推計314,659,000人)の0.2%に相当する。過去20年間ほど人口の暫減が続いていて、州外への転出者も少なくない。
平均人口密度は、1平方kmあたり3人ほどにあたり、同年のU.S.A.の数値(31人ほど)と比較すると、1割程度。
人口は圧倒的に白人が多く、91%ほどで、内ヒスパニック系は1%ほど。白人の内では、ドイツ系の4割ほど、北欧系の3割ほどが目立って多い。非白人では、北米先住民?が5%ほどど多く、彼らの多くは、居留地に集住。黒人の比率は、1%未満。アジア、太平洋系の住民も1%未満。混血の人口比率は1%程度。
宗教事情では、キリスト教徒が多数派。無宗教を自認する人は人口の6%
2001年の調査だと、35%がルーテル派、30%がローマン・カソリックの信徒、、メソジスト派が7%、バプティスト派が6%、アッセンブリーズ・オブ・ゴッドの信徒が3%、エホバの証人が1%。
キリスト教以外の宗教では、ユダヤ教徒、イスラム信徒、仏教徒、ヒンドゥー教徒などがいるが、総計で4%。
州の産業は、穀物を主体にした農業が中心。付随して畜産業も営まれる。農作物の生産量では、多くの品目でU.S.国内の首位にたっている。
農業以外の産業では、水力発電を主にした電力産業、食品加工業、機械工業、褐炭鉱業などが営まれている。
「ダコタ」の州名は、先住民スー族?の言語で「友人」を意味した単語に由来している。ノース・ダコタ、サウス・ダコタの州域では、かつてはスー族の内でもダコタ支族の影響力が強かった。
1861年にU.S.A.領となった、ダコタ準州は、現在のノース・ダコタ、サウス・ダコタの州域や、モンタナ州やワイオミング州の州域も含まれていた。1839年に、ノース・ダコタは39番めの独立州として、U.S.A.の連邦政府に加盟した。
- 【参照地図】
- ノース・ダコタ州地図(Wikimedia Commons)
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど。
補足情報
- 州域面積は、183,272平方kmで、U.S.A.の領土面積(9,826,630平方km)の、1.9%ほど。
日本国の国土面積(377,873平方km)の49%弱。
U.K.(連合王国)“本国領”面積(244,820平方km)の77%ほど。 - 州の人口は、2008年の推計で、641,481人。これは、同年のU.S.A.の総人口(推計314,659,000人)の0.2%に相当する。
2009年推計のU.K.“本国領”人口(61,612,300人)の、1%ほど。
2007年推計の日本国人口(127,433,494人)の0.5%ほど。 - 州の平均人口密度を、2008年の推計値から計算すると、1平方kmあたり9人ほどにあたり、同年のU.S.A.の数値(31人ほど)と比較すると、3割程度。
平均人口密度を、2009年のU.K.“本国領”(246人)と比べると、3.6%強(U.K.の都市集住率は、90%ほど)。
2007年の日本国(377人)と比べると2.4%弱(日本国の都市集住率は、79%程度)。
別称類
主要国の言語
- 英語表記=North Dakota
- スペイン語表記=Dakota del Norte
- フランス語表記=Dakota du Nord
- ロシア語表記=Северная Дакота
- アラビア語名=(調査中)
- 中文表記=北〓科他州
(〓は表示できない漢字)
参考資料
参考地図
- ノース・ダコタ州の人口分布図-2005年(Wikimedia Commons)
- U.S.A.(合衆国)各州の平均高度(Wikimedia Commons)
- North Dakota State Map Collection(United States Map - United States Satellite Image,geology.com)
リンク
関連項目
- U.S.A.(合衆国)
- カナダ
- 北アメリカ
- グレート・プレーンズ
- サウス・ダコタ州(U.S.A.)?
- サスカチュワン州(カナダ)
- スー族?
- 西部カナダ
- 大陸性気候?
- 中西部U.S.A.
- ビスマーク市,ノース・ダコタ州(U.S.A.)の〜?
- プレーリー
- 北米先住民?
- マニトバ州(カナダ)
- ミズーリ川
- ミネソタ州(U.S.A.)?
- モンタナ州(U.S.A.)
- レッド川,ネルソン川水系の〜
資料リンク
- Wikitravel日本語版:ノースダコタ州
Wikitravel日本語版:グレートプレーンズ - Wikitravel英語版:North_Dakota
Wikitravel英語版:Great Plains - North Dakota(Lonely Planet)
- Wikipedia英語版:North_Dakota
Wikipedia英語版:Geography_of_North_Dakota
Wikipedia英語版:History_of_North_Dakota
Wikipedia英語版:Category:North Dakota
Wikipedia英語版:Category:States of the United States - Wikipedia英語版:Portal:North Dakota
- Wikimedia Commons:Category:North Dakota
ノース・ダコタ州関連のファイル集アーガイブ。 - North Dakota
ノース・ダコタ州州政府の公式サイト。 - North Dakota Tourism
ノース・ダコタ州観光局の公式サイト。 - North Dakota State Facts(State Fact Sheets,USDA Economic Research Service)
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参照:[マニトバ州(カナダ)] [北アメリカ州のランド・マーク] [レッド川,ネルソン川水系の〜] [ミズーリ川] [モンタナ州(U.S.A.)] [サスカチュワン州(カナダ)] [中西部U.S.A.] [グレート・プレーンズ]