モンタナ州(U.S.A.)
- モンタナ州(U.S.A.) モンタナしゅう (state of Montana) 簡易版
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「モンタナ州(Montana)」は、U.S.A.(合衆国)の西部北縁で内陸に位置している州。“States”の地理で言えば、北西部内陸にあたる。州域の北縁は、U.S.A.とカナダとの国境で西部カナダに接している。
U.S.領内では、東の概ねでノース・ダコタ州と、南東端でサウス・ダコタ州?と、南でワイオミング州と、そして、南西から西にかけてアイダホ州?と隣接。
「モンタナ(Montana)」の州名は、スペイン語で「山」を意味する“monta?a”から派生したもので、「ロッキー山脈」を示唆する州名になっている。
州都のヘレナ市?は、州域西部の南北中ほどで、ロッキー山脈東裾と近接する山地との谷合地に位置している。
- 【参照地図】
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モンタナ州は、 北縁の国境線を挟んで、西から東に、カナダのブリティッシュ・コロンビア州、アルバータ州、サスカチュワン州の3州に隣接している。
州域は、東西が南北よりも長く、北縁、東縁、南縁が、ほとんど直線。南西から西方にかけての縁は、北アメリカの東西を分かつ大分水嶺に、概ね沿って不定形。
北縁で東西に走る、カナダとの国境線は、877kmほど。南北の幅は、410km内外。
州域面積は、381,156平方kmで、U.S.A.の領土面積(9,826,630平方km)の、3.9%ほど。
西部にロッキー山脈や付随する山地が多く、地勢は西高東低の大勢。
州域西部の3〜4割ほどは、山地。ロッキー山脈を主に、大分水嶺及び、周辺山地に占められている。
残りの6割前後ほどの州域は、大平原のU.S.領内北域の一部にあたる。ただし、まったくの平坦地ではない。緩やかな起伏は少なくないし、州域中ほどあたりまでの西寄りには、西部山地から離れて孤立した丘陵や低山地も散在している。州域東部にはプレーリー地帯の属すが、短い草の草地が広い。
州域の最高点は、南縁の西寄りでワイオミング州との州境近くに位置するグラナイト・ピーク?で、標高3,901m。最低点は、クートネー川?が隣接するアイダホ州に流出していく谷合のポイントで標高549m。平均高度は、標高1、035m程度。東部の大平原地帯でも、標高1,000m内外の高度はある。
平地の気候は、ステップ性気候?が優勢で、乾燥気味の大陸性気候?。大分水嶺など山地の気候は、高度に応じて寒冷になるが、高山地帯には、冬季の降雪量が多い。
州の人口は、2008年の推計で、967,440人。これは、同年のU.S.A.の総人口(推計314,659,000人)の0.3%に相当する。
平均人口密度は、1平方kmあたり2人ほどにあたり、同年のU.S.A.の数値(31人ほど)と比較すると、1割程度。
人口は圧倒的に白人が多く、93%ほどで、内ヒスパニック系は2%ほど。北米先住民?が7%ほどど多く、彼らの多くは、居留地に集住。黒人の比率は、1%未満。アジア、太平洋系の住民も1%未満。
宗教事情では、キリスト教徒が多数派で、プロテスタント諸派の信徒が、計55%。ローマン・カソリックの信徒が24%。末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信徒が3%。その他の宗教の信徒が計1%で、無宗教を自認する人の比率は、18%。
州の産業は、穀物を主体にした農業が中心。付随して畜産業も営まれる。石炭、石油、天然ガスを産出し、鉱業資源も豊富。森林資源も豊かだ。
ロッキー山脈を中心にした観光業も盛ん。
1803年のルイジアナ購入により、現在の州域の大半が、U.S.領とされた。その後、1864年にU.S.の準州となり、1889年に41番めの州となった。
- 【参照地図】
- モンタナ州地勢図(Wikimedia Commons)
- モンタナ州地図(Wikimedia Commons)
GM向け参考情報
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補足情報
- 州域面積は、381,156平方kmで、U.S.A.の領土面積(9,826,630平方km)の、3.9%ほど。
日本国の国土面積(377,873平方km)にほぼ等しく、若干広い。
U.K.(連合王国)“本国領”面積(244,820平方km)の1.6倍弱。 - 州の人口は、2008年の推計で、967,440人。これは、同年のU.S.A.の総人口(推計314,659,000人)の0.3%に相当する。
2009年推計のU.K.“本国領”人口(61,612,300人)の、1.6%弱。
2007年推計の日本国人口(127,433,494人)の0.8%弱に相当。 - 州の平均人口密度を、2008年の推計値から計算すると、1平方kmあたり2人ほどにあたり、同年のU.S.A.の数値(31人ほど)と比較すると、1割程度。
平均人口密度を、2009年のU.K.“本国領”(246人)と比べると、0.8%ほど(U.K.の都市集住率は、90%ほど)。
2007年の日本国(377人)と比べると0.5%強(日本国の都市集住率は、79%程度)。
別称類
主要国の言語
- 英語表記=Montana
- スペイン語表記=Montana
- フランス語表記=Montana
- ロシア語表記=Монтана
- アラビア語名=(調査中)
- 中文表記=蒙大拿州
参考資料
参考地図
- モンタナ州の行政区分図(Wikimedia Commons)
- モンタナ州の人口分布図-2000年(Wikimedia Commons)
- U.S.A.(合衆国)各州の平均高度(Wikimedia Commons)
- Montana State Map Collection(United States Map - United States Satellite Image,geology.com)
- Montana Map
リンク
関連項目
- U.S.A.(合衆国)
- アイダホ州(U.S.A.)?
- アルバータ州(カナダ)
- カナダ
- クートネー川?
- グラナイト・ピーク,モンタナ州(U.S.A.)の〜?
- グレート・プレーンズ
- サウス・ダコタ州(U.S.A.)?
- サスカチュワン州(カナダ)
- ステップ性気候?
- 西部U.S.A.
- 大分水嶺,北アメリカの〜
- 大陸性気候?
- ノース・ダコタ州(U.S.A.)
- ブリティッシュ・コロンビア州(カナダ)
- プレーリー
- ヘレナ市,モンタナ州(U.S.A.)の〜?
- 北米先住民?
- ロッキー山脈
- ワイオミング州(U.S.A.)
資料リンク
- Wikitravel日本語版:モンタナ州
Wikitravel日本語版:ロッキー山脈 (アメリカ) - Wikitravel英語版:Montana
Wikitravel英語版:Rocky Mountains (United States of America) - Montana(Lonely Planet)
- Wikipedia英語版:Montana
Wikipedia英語版:History_of_Montana
Wikipedia英語版:Category:Montana
Wikipedia英語版:Category:States of the United States - Wikipedia英語版:Portal:Montana
- Wikimedia Commons:Category:Montana
モンタナ州関連のファイル集アーガイブ。 - mt.gov
モンタナ州政府のオフィシャル・サイト。 - MONTANA OFFICIAL STATE TRAVEL SITER
モンタナ州政府の公式な英文トラベル・サイト。 - MONTANA
モンタナ州政府、駐日代表事務所のサイト。 - Montana State Facts(State Fact Sheets,USDA Economic Research Service)
- Montana Historical Society
- Montana History
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参照:[フラットヘッド湖] [サスカチュワン州(カナダ)] [ワイオミング州(U.S.A.)] [アルバータ州(カナダ)] [ノース・ダコタ州(U.S.A.)] [西部U.S.A.] [ウォータートン湖国立公園(カナダ)] [ミズーリ川] [国立公園、自然保護区など] [北アメリカ州のランド・マーク] [グレート・プレーンズ] [ロッキー・マウンテン渓谷] [グレイシャー国立公園(U.S.A.)] [カナディアン・ロッキー]