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カメルーン共和国の基本情報 2009年版

カメルーン共和国の基本情報 2009年版

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概略

 カメルーン共和国は、中央アフリカ地域の西寄り北端、あるいは西アフリカ南東縁で、ギニア湾?の東部に面している国。

国家体制
 共和政体。大統領制。ただし、長く一党独裁の社会主義的国政が営まれてきた関係で、三権分立が成り立っていない。何度かの憲法改訂を経て、複数政党制に移行してきている。
首都
ヤウンデ?

近隣諸国

 北東でナイジェリア連邦共和国と、東縁の北部でチャド共和国と隣接。3国の国境が交わるあたりはチャド湖及び周辺の湿地帯になっている。湿地帯を介したニジェール共和国領の南東部は、カメルーンと国境を接してはいないが、距離的に遠くは無い。

 東縁の南部は概ねで中央アフリカ共和国と隣接。南縁では、西から東に赤道ギニア共和国ガボン共和国コンゴ共和国に隣接。コンゴ共和国との国境線は南東縁の比較的短い国境にも続いている。

 ギニア湾に面している西縁の海岸は、赤道ギニア領のピオコ島?と近く、領海を接している。南西方向には、サントメ・プリンシペ民主共和国も望まれる。

国土

土地面積
475,440平方km
領土面積
469,440平方km
土地面積対比
U.K.(連合王国)“本国領”の2倍弱。(日本国の1.3倍弱)
最低点
海抜0m
最高点
海抜4,095m
海岸線
402km
地上国境
4,591km
ガボン共和国との国境=298km(6%強)、コンゴ共和国との国境=523km(11%強)、赤道ギニア共和国との国境=189km(4%ほど)、チャド共和国との国境=1,094km(24%弱)、中央アフリカ共和国との国境=797km(17%強)、ナイジェリア連邦共和国との国境=1,690km(37%弱)
都市エリア
1%(2000年)

人口

人口
2005年の推計で17,795,000人
人口対比
対比する数値の年度が異なるので目安として
U.K.“本国領”人口の29%ほど。
日本国人口の14%ほど。
平均寿命(2005年)
49.9(♂=49.3,♀=50.3)
出生率(1995年〜2000年)
37.6
死亡率(1995年〜2000年)
14.8‰
乳児死亡率(2005年)
90‰
年齢別人口比率(2005年)
0〜14=41.2%,15〜64=55.1%,65以上=3.7%
平均人口密度
1平方kmあたり37人程度
地域による偏りは大きい。
平均人口密度の対比
対比する数値の年度が異なるので目安として
U.K.(連合王国)“本国領”の15%ほど。
日本国の11%ほど。
都市集住率
50%(2001年)

民族事情

民族事情
 パミレケ族など、西部諸民族38%、ベティ族など南部諸民族18%、キルディ族など北部諸民族18%、フラニ族などイスラム化した諸民族14%、ドゥアラ族など沿海部諸民族12%。総計250以上のエスニック・グループが居住。
言語事情
 フランス語?と英語?国定公用語に定めらている。生活言語としては300以上の民族言語が用いられている。
 北部では、フルベ語?、ジョア=アラビア語?共通語的な族際語に用いられている。南部では、バンツー語系統の諸語が優勢。バンツー語間えは混交言語で意思疎通されることも多い。
宗教事情
 各民族の民族宗教信奉者50%、イスラム信徒20%、ローマン・カソリック15%、プロテスタント諸派15%
識字率(1995年推計)
63.4%(♂=75%,♀=52%)

経済事情

通貨単位
CFAフラン(略号=XAF)
GDP
417億2,300万U.S.ドル相当(2008年推計)
GDPの対比
U.K.(連合王国)の1.9%弱。
日本国の1%弱。
国民1人あたりGDP
2,152U.S.ドル相当(2008年推計値)
国民1人あたりGDPの対比
U.K.(連合王国)の6%ほど。
日本国の数値の6%強。
Gini係数?(2001年)
44.5
国民1人あたりのエネルギー消費量(石油換算)
80kg(2004年)
国民1人あたりエネルギー消費量の対比
U.K.の数値の2%ほど。
日本国の数値の2%強。
産業別労働人口比率
未詳
輸出(2004年)
25億U.S.ドル相当
主要輸出先国(2004年)
フランス共和国、、イタリア共和国スペイン国ネーデルラント王国U.S.A.(合衆国)
輸入(2004年)
24億U.S.ドル相当
主要輸入元国(2004年)
フランス共和国、ナイジェリア連邦共和国、U.S.A.、ベルギー王国日本国
貿易依存率(2005年)
輸出=14.7%,輸入=14.5%
観光客(2005年)
およそ、19万人
観光業収入(2005年)
1億6,000万U.S.ドル相当
(GDPの0.4%弱,対比する数値の年度が異なるので、目安として)

政治関係

政治体制
 共和政体。大統領制。ただし、長く一党独裁の社会主義的国政が営まれてきた関係で、三権分立が成り立っていない。何度かの憲法改訂を経て、複数政党制に移行してきている。
 行政権は、大統領に集中。大統領の選出は、国民の直接選挙による。大統領は、首相の任免権を有す。
 立法府(議会)は一院制。ただし、「カメルーンの議会は法案を通過させるだけ」と評されることもあり、法案の変更や議員立法は大変マレ。
 行政府の法務省の下に司法部門が置かれている。最高裁判所は、大統領が要求した場合に限り、違憲立法審査に着手できる。
兵員概数(2007年)
総数=1万4千人,陸軍=1万3千人,海軍=1,300人,空軍=300人
軍事支出(2005年)
2億2千万U.S.ドル相当(GDPの0.5%強,対比する数値の年度が異なるので、目安として)
国民1人あたりの軍事支出(2004年)
13U.S.ドル相当

ソース

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更新日時:2009/11/03 01:08:58
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参照:[カメルーン共和国] [国別基本情報のインデックス] [カメルーン共和国の基本情報]
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