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インド共和国の基本情報 2008年版

インド共和国の基本情報 2008年版

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概略

 インド共和国の現在の領土は、南アジアの過半を占めている。北は概ね、ヒマラヤ山脈?の南山麓を占めるシワリク丘陵?から、南はインド半島?の南端までが領土。東は、東南アジア?南アジアの地理的境界の1部とされているパトカイ山脈から、西(南西)はインダス川?河口部に遠くないカッチ湿原?までを領有している。

 他に、北西では、インド共和国とパキスタン=イスラム共和国、及び中華人民共和国との間で領有が争われているカシミール高原も、その中部以南の概ねを実効支配している。

 さらにベンガル湾沖合いのインド洋北東海域では、アンダマン諸島?、ニコバル諸島?も領有

首都
デリー?(ニュー・デリー?

近隣諸国

 西で、パキスタン=イスラム共和国との国境、及び、カシミール地域の未確定な境界を接している。

 北では中華人民共和国ネパール王国ブータン王国と国境を接している。この国境の内には、中国との間で未画定なカシミール地域の境界線も含まれる。

 東では、中華人民共和国、及びミャンマー連邦と国境を接している。

 他に、バングラデシュ人民共和国との国境が、インド北西部と他の地域とを扼すような位置関係になっている。また、南部では、スリランカ民主社会主義共和国、及びモルディブ共和国との間の海域に領海線が引かれている。

 国土西部の沿海部は、アラビア海?を介してオマーン領を遠望。

 また、アンダマン諸島?とニコバル諸島?は、アンダマン海?を介して、ミャンマー領、及び、タイランド王国マレーシアインドネシア共和国の領土と遠くない。

国土と人口

土地面積
2,973,190平方km
領土面積
3,287,590平方km
土地面積対比
U.K.(連合王国)“本国領”の12倍強。(日本国の8倍ほど)
最低点
標高0m
最高点
海抜8,598m
海岸線
7,000km
地上国境
14,103km
中華人民共和国との国境=3,380km(24%ほど)、ネパール王国との国境=1,690km(12%ほど)、パキスタン=イスラム共和国との国境=2,912km(20%強)、バングラデシュ人民共和国との国境=4,053km(29%弱)、ブータン王国との国境=605km(43%ほど)、ミャンマー連邦との国境=1,463km(10%強)
都市エリア
6%(2000年)
人口
2008年の推計で11億3,244万6千人
人口対比
比較する数値の年度が異なるので、目安として
U.K.“本国領”人口の19倍弱。
(日本国人口の8.9倍弱)
平均寿命(2000年〜05年)
63.1(♂=62,♀=65)
出生率(2004年)
24.1
死亡率(2004年)
7.5‰
乳児死亡率(2004年)
62‰
年齢別人口比率(2004年)
0〜14=32.5%,15〜64=62.3%,65以上=5.2%
平均人口密度
1平方kmあたり329人程度
地域による格差はかなり大きい。
平均人口密度の対比
比較する数値の年度が異なるので、目安として
U.K.(連合王国)“本国領”の1.3倍ほど。
(日本国の数値にほぼ等しくやや低い)
都市集住率
28%(2001年)

政治関係

政治体制
 共和政体の連邦国家。複数政党制の議会制民主主義制度を有す。
 国家元首は大統領とされるが、行政実権は首相が掌握。実質は、議院内閣制。国家元首の地位は、U.S.A.(合衆国)のタイプではなく、U.K.(連合王国)のタイプとほぼ同じ。
 大統領の職務は、概ね儀礼的なものに限定され、内閣の助言に従い国務を執行する形式。連邦議会上下両院議員と各州の州議会議員で構成される選挙会によって選任される。任期は5年。連邦議会で選出される副大統領は、任期5年で上院の議長を兼任。
 首相は、下院の総選挙後に、多数派政党の党首が就任する慣例。大統領が下院議員から任命する形式。首相は、閣僚を指名(大統領が任命する形式)。内閣は下院に対して連帯責任を負う。
 立法府(議会)は、両院制。上院(州代議員)と、下院(国民代議員)がある。上院は、233議席を州議会議員による間接選挙で選び、12議席を大統領が有識者を指名。議員の任期は6年。下院は、543議席を18歳以上の国民による選挙で選出。2議席を大統領がアングロ・インディアンから指名。任期は5年。
兵員概数(2006年)
総数=132万5千人,陸軍=110万人,海軍=5万5千人,空軍=17万人
軍事支出(2004年)
198億U.S.ドル相当(GDPの0.7%弱,対比する数値の年度が異なるので、目安として)
国民1人あたりの軍事支出(2004年)
18U.S.ドル相当

民族事情

民族事情
 インド・アーリアン71%、ドラヴィダ系25%、その他、イラン系、チュルク系、モンゴル系などの諸民族が居住。インド・アーリアンやドラヴィダ系のエスニック・グループも、幾つかのサブ・グループから成るのが実態。
言語事情
 ヒンディー語?国定公用語に定められている。英語?が準公用語に定められている(都市部では通用、と想定)。連邦憲法では、他に17の言語が公認されている。さらに、1万人以上の話者がいる言語が95知られている。
宗教事情
 ヒンドゥー教諸派、80%強。イスラム教13%強、キリスト教2%強、シク教2%ほど、仏教1%ほど(ヒンドゥー教徒は、しばしば仏教をヒンドゥー教の一派とみなす)。
識字率(1995年推計)
52.0%(♂=66%,♀=38%)

経済事情

通貨単位:ルピー(略号=Rs)

GDP(PPP修正値)
2兆9,650億U.S.ドル相当(2007年推計)
GDPの対比
U.K.(連合王国)の1.3倍強。
日本国の68%ほど。
国民1人あたりGDP(PPP修正値)
2,700U.S.ドル相当(2006年推計値)
国民1人あたりGDPの対比
U.K.(連合王国)の7%ほど。
日本国の数値の8%ほど。
国民1人あたりのエネルギー消費量(石油換算)
324kg(2003年)
国民1人あたりエネルギー消費量の対比
U.K.の数値の8%強。
日本国の数値の9%弱。
産業別労働人口比率(1999年)
1次=60.9%,2次=11.4%,3次=18.7%
輸出(2003年)
571億U.S.ドル相当
主要輸出先国(2003年)
U.S.A.(合衆国)アラブ首長国連邦、香港?U.K.(連合王国)中華人民共和国
輸入(2003年)
712億U.S.ドル相当
主要輸入元国(2003年)
U.S.A.(合衆国)、中華人民共和国、ベルギー王国スイス連邦、U.K.
貿易依存率(2004年)
輸出=10.4%,輸入=13.6%
観光客(2004年)
およそ、273万人
観光業収入(2004年)
41億U.S.ドル相当
(GDPの0.14%,対比する数値の年度が異なるので、目安として)

ソース

 以下のソースを相互参照しました。必ずしも、各ソースのデータ、そのままではありません。一部の数値に端数を丸めるなどの処理もしています。

更新日時:2009/10/19 23:24:53
キーワード:
参照:[インド共和国の基本情報 2009年版] [インド共和国の基本情報] [インド共和国の参照コンテンツ集]
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