西ダルフール
- 西ダルフール にし ダルフール (West Darfur) 簡易版
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「西ダルフール」は、スーダン共和国の西部に位置。同国を構成している26の州の1つで、ダルフール地方を構成している3つの州の1つでもある。
アラビア語名は、「ガハーブ・ダルフォール(Gharb Darfor)」、英語名は「ウェスト・ダルフール(West Darfur)」。
ダルフール地方の南北中ほどで西縁に位置。県域西縁は、スーダン - チャド国境の中南部を兼ねる。北東に北ダルフールが、南東に南ダルフールが隣接。
2006年現在、ダルフール紛争で、最も激しく暴力が振るわれている地域、と報じられている。
2006年4月、チャド共和国政府は、ダルフール地方に拠点を置く反政府勢力が、スーダン当局の支援を受けている、と示唆。スーダン共和国と国交を断絶し、国境を封鎖した。ところが、11月以降、スーダン側から武装集団がチャド側に越境。チャドに避難していた難民キャンプなどを襲った、との報道が世界を驚かせた。
隣接諸国からは、スーダン政府への非難が公になされ、国連なども、地域への紛争拡大を恐れて、スーダンへの働きかけを強めつつある。
【参照情報】
- チャド東部への武装襲撃についてのニュース 2006年12月20日(国境なき医師団 日本)
- ダルフール紛争の周辺国拡大についての報道 2006年12月3日(NIKKEI NET)
【参照地図】
(ダルフール地方略地図,Wikimedia Commons)
やや詳しい情報
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西ダルフールの面積は、およそ、79,460平方km。2000年の統計では、150万人ほどの居住人口があった、とされる。が、ダルフール紛争が2003年頃から激化しているため、現在の人口は定かではない。
県域は、マラ山地西部の標高500m〜2000m未満の山地、丘陵地に占められ、2000m超の頂は、むしろ少ない。これらの山地は、マラ高原の内にあって、比較的大きな起伏が連続している。
地域の土壌は、火成岩の地盤の上に、砂分の多い土壌が薄く堆積しているものが主。穀物栽培にはあまり適さず、果樹栽培などが主流だった。
伝統的には、フール人が主流派だったが、ダルフール紛争の結果、ベジャ(Beja)、ザガワ(Zaghawa)や、ヌビア系など、非アラブ系のエスニック・グループ多数が、難民として流入(と、想定)。
州都は、チャドとの国境から遠からぬジュナイマ?。
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参照:[南ダルフール] [ダルフール地方] [小辞典ワールド編] [北ダルフール]