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炭素同位体年代測定法

炭素同位体年代測定法 
たんそどういたいねんだいそくていほう
(C14 Method)

PCが予め知ってていい情報

 「炭素同位体年代測定法」とは、自然科学的な年代測定法の1種。自然科学的測定法の初期から用いられた手法なので、有名。

追加情報

小辞典版推奨判定
「分析+知性 目標値10〜12」「歴史+知性 目標値12〜14」「情報+知性 目標値12〜14」
やや詳しい情報 炭素同位体年代測定法は、自然科学的な年代測定法の内、同位体分析の類で、放射性同位体分析法の1種。
 「放射性炭素年代測定法」とも「炭素14法」とも。
 生物遺体を対象試料に、試料に含まれる炭素14と、炭素12との含有比率を分析する。

小辞典版推奨判定
「分析+知性 目標値12〜14」「歴史+知性 目標値14以上」
やや詳しい情報 炭素の同位体は、普通の炭素12の他に、炭素13、炭素14があり、自然状態での存在比率は、それぞれ、99%、1%、極微、とみなせる。
 この内、炭素12と炭素13とは、安定同位体であり、炭素14は自然崩壊する放射性同位体。
 炭素同位体測定法は、対象試料が炭素を体内に固定する代謝機能が停止した後に変化した炭素14の含有量を分析。年代測定の目安とする。
 つまり、「炭素同位体年代測定法」の対象は生体の遺存体(遺体、遺骨類や、植物の残存体など)で、対象が死んだ年代を測定しようという手法である。
 およそ6万年前までの対象が測定範囲とされるが、実用的測定範囲は、約5万年前〜約300年前と言われる。
 また、炭素年代法の測定結果はそのままでは暦年代に応用できない。測定結果を種種の検討を加えて、暦年代が求められる。

GM向け参考情報

 「年代測定法」の項を参照のこと。⇒ 年代測定法

活用や検討

活用

 活用の検討は、今のとこ「年代測定法」でやってます。

検討

  • 検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は書き換えられても仕方なし、ってことで)