ヂェベル・アル-マーゥタ
追加情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
- 小事典版推奨判定
- 「情報+知性 目標値=8〜10」
- 簡単な情報 (シナリオによっては、ゲーム前ブリーフィングでプレイヤーに伝えるGM裁量をしてもいいかもしれない)
- ヂェベル・アル-マーゥタは、スィーワ・オアシス中心街区の広場の概ね北北西に位置。広場に北西で隣接したホテル・エリアの北方、観光案内所の北東にあたる。
- 岩山への立ち入りは自由で、頂上に登ることも可能だが、岩窟墓の内外への入場は管理人の同行が必要。一般観光客でも、管理人に頼めば庶民のミイラも見せてもらえるが、ミイラの撮影をしてはならない、とのルールが厳格に守られている。ことに旧い時代の大きめの岩窟墓は、一般観光客には写真撮影などが許可されない。
- 岩山の頂上に登れば、南西にスィーワ湖を望むことができる。ただし、ここで撮影をしたり、双眼鏡などを使っているのを見咎められると、誰何され拘束される(と、想定)。スィーワ湖周辺にエジプト軍の基地があるためだ。
- 小事典版推奨判定
- 「歴史+知性 目標値=10〜12」「情報+知性 目標値=12〜14」
- 簡単な情報 ヂェベル・アル-マーゥタでは、末期王朝時代?に、古代エジプト風の墓域が営まれるようになり、グレコ・ローマン時代を通じて、墓域として利用された。初期には、おそらく、地域の有力者が、細かな壁画も設けられた大きめの岩窟墓を設けただけだったが、時代が下ると共に大衆化。小さな岩窟墓が多数穿たれた集合墓域の遺跡になっている。
- 岩山の裾には、無数の小さな塚が密集し、塚と塚との間が狭い道になって岩山に通じている。これらの塚は、おそらく、岩山自体に新たな岩窟墓を掘削する余地がなくなってから設けられるようになったのだろう。
- 初期(末期王朝時代)のものと目される大きめの岩窟墓は、2、3が遺っている。いずれも岩山の中腹にあいる(と、想定)。これらの岩窟墓の周辺には、岩窟内に参拝所も設けられた中規模の岩窟墓、数十がある。
- 大きめの岩窟墓が集まっているあたりよりも低い山腹、高い山腹には、極、小さな庶民の岩窟墓が無数に穿たれ、遠目には、何かの虫の巣穴のようにも見える。これらの小さな岩窟墓は、1つの墓穴が家族で利用された。参拝所も併設されておらず、宗教祭儀は、岩窟穴周辺の野外でおこなわれたようだ。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイディア・フックなど
参照地図
補足情報
- 「スィーワ湖の周辺に設けられたエジプト軍の基地」については、日本語のトラベル・ガイド本などでも断片記述を見かけます。基地の規模などについては調べきれていないので、さしあたり次のようなフィクション設定を、1案として挙げておきます。
陸上部隊の基地で、規模はさほど大きくも無い、と想定。主要任務は、スィーワ・オアシス東方のリビアとの国境周辺の警備、と想定。
別称類
- 日本語別表記=「ジュベル・アル-マウター」、「ガバル・アル-マウター」などなど。
主要国の言語
- アラビア語名(音写)=Gebel al-Mawta(ヂェベル・アル-マーゥタ)
- 英語表記=Gebel al-Mawta
- フランス語名=(調査中)
- スペイン語表記=(調査中)
- ロシア語表記=(調査中)
- 中国語表記=(調査中)
活用や検討
活用
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キーワード:
参照:[スィーワ・オアシス] [小辞典ワールド編] [遺跡]