ノー湖
追加情報
- 小辞典版推奨判定
- 「情報+知性 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 ノー湖は、主にバハル・エル・ジュベル?と、ガザル川?との流れで形成された湖沼。マラカル?の西135kmにあたり、ノー湖より下流が、狭義の白ナイル川とされる。
- 湖沼の面積は、およそ100平方kmと言われるが、季節による変動が激しい。周囲には、多量のパピルスが葦の原のように自生。
- 雨季には周辺の冠水で、湖の領域自体が不分明になる。
- 小辞典版推奨判定
- 「歴史+直観 目標値14以上」
- インスピレーション 現在、サッドと呼ばれるスーダン南部の湿原地帯には、紀元前6千年紀頃までは季節に応じて拡大縮小を繰り返す大きな湖があり、周辺には豊かなサバンナが広がっていた。当時のノー湖は、この湖の最深部を成していたかもしれない。
GM向け参考情報
地勢と環境
「サッド」の項も相互参照されたし。⇒ サッド
【参照地図】
(マラカル周辺地図(1980年版),University of Texas Librariesの、Perry-Castaneda Library Map Collection)
マラカルは、地図の真ん中からやや左下よりにマークされています。
Perry-Castaneda Library Map Collectionのマラカル周辺地図を見ると、一見、ノー湖(Lake No)は、1つの湖ではなく、幾つかの池の連なりに見えます。
しかし、よく見ると、川筋にそって、周辺が冠水している地図記号が見られます。
パピルスが生い茂ってるって話ですし。これは、多分、『水滸伝』で梁山泊の周りにあったと語られている湿原のようなイメージで扱うのが、フィクションとしては面白いと思います。
交通路
「サッド」の項を参照のこと。⇒ サッド
キーワード:
参照:[アフリカ州のランド・マーク] [白ナイル] [ランド・マーク] [ガザル川地方]