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クァーラト藩王国

クァーラト藩王国 
クァーラトはんおうこく
簡易版

英語表記
State of Qalat

簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。

PCが予め知ってていい情報

  • 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

 「クァーラト藩王国」は、イラン高原南東部を中心に17世紀〜20世紀半ばまで存在していた、歴史上の王朝、国家。「カラート藩王国」とも。パキスタン=イスラム共和国独立(1947年)の翌年、パキスタンの保護国に。1955年、パキスタン=イスラム共和国の西パキスタン州(当時)に併合されて消滅した。

 ムガール帝国?に服属した地方王朝としてスタートしたが、アフシャール朝?のペルシア王朝や、ドゥーラーニ朝?のアフガン王国の影響も強く受け、後、事実上の独立国に。1854年〜1891年の間は、U.K.(連合王国)の保護国だった。

やや詳しい情報

  • 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

 「クァーラト藩王国」は、現パキスタン領バローチスタン州中部にあたるクァラート地方?を拠点に、バローチ人の地方王朝としてはじまった。

 クァーラトに王宮を構え、ムガール帝国?の服属王朝として1638年に発足。当時、西でペルシア王朝の勢力圏に、北でアフガン王国領に隣接した、言わば“辺境領”だった。

【参照地図】
  • クァラート藩王国略地図(Wikimedia Commons
    Image:Kalat Map
    パキスタン領内で、パキスタン独立当時の藩王国境界線を示した地図。赤の彩色部が、クァーラト藩王国。

 18世紀半ば、アフシャール朝ペルシア?に短期間征服され、続いてドゥーラニー朝?アフガン王国に制服された。1758年、ドゥラニー朝に兵士や金品を朝貢することを条件に自律を回復。形式的には、ムガール帝国とドゥラーニ朝とに両属する形になった。この頃、ムガール帝国は弱体化しており、当時のクァーラト藩王国の実態は、アフガン王国に従属的な事実上の独立国、と言った状態だった。

 クァーラト藩王国は、周辺地域を征服あるいは、服属、従属させて版図を拡大。後のバローチスタン州にあたる地域の概ねで支配的になっていった。

 1876年には、U.K.(連合王国)と条約を結び、保護国に。翌、1877年に成立したインド帝国?は、第2次世界大戦後にブリティッシュ・エンパイアー(大英帝国)から独立することになるが。クァーラト藩王国は、1891年までU.K.の保護国であり続け、以降も従属的だった。

 1947年、インド帝国から、インド共和国と、パキスタン=イスラム共和国とが分離独立。この時、クァーラト藩王国は、「インド帝国の一部だったことはない」として、インド、パキスタンの独立前に単独独立を宣言。ただし、パキスタンとは、外交、防衛について共同する、緩い連邦制に準じる関係を構築する路線を提案した。

 ムガール帝国が滅んだのは、1858年であり、クァラートがU.K.の保護国になる20年近く前のことだったので、この時の王国の主張には理論的にはもっともな面もあった。当時、クァーラトの服属国化していたマクラン藩王国、カラン藩王国はパキスタンへの帰属を保留。バローチスタン地方で例外的に自律を続けていたラス・ベラ藩王国?も同じく帰属を保留した。

 パキスタン政府は、独立後、クァーラト藩王国にパキスタンを宗主国とする保護国になるよう求めた。「旧ソ連やアフガニスタンの潜在的脅威に対抗するため」との理由付けで説得したようだ。結局、当時のクァーラト藩王は、パキスタンの保護国化を選ぼうとしたが、これは議会で否決された。

 1948年マクラン藩王国とカラン藩王国は、パキスタンの外交説得に応じ、クァーラト藩王国からの独立と、パキスタンへの帰属を宣言。同じ頃、クァーラトの藩王も、パキスタンの保護国化を承認する文書に署名した、と伝えられている。パキスタン側はこの文書を根拠にバローチスタンに進軍。クァーラト藩王国の閣僚や議会の議員などを拘留。クァーラトもパキスタンの保護国とされた。

 1952年、クァーラト藩王国は、パキスタンの保護国のまま、隣接していたマクラン藩王国、カラン藩王国、ラス・ベラ藩王国と、バローチスタン藩王国連合に再編された(藩王国連合の領域は、現在のバローチスタン州州域に相当する)。藩王国連合では、武力闘争も含んだ分離独立運動、反パキスタン運動を理由に、自治権は順次縮小されていった。藩王国連合への再編自体、自治権縮小の1ステップだった。1955年、バローチスタン藩王国連合は廃絶され消滅。完全に、西パキスタン州(当時)の1部に併合された。

【参照地図】

さらに詳しい情報

  • 「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。

 「増補待ち」。

GM向け参考情報

 「増補待ち」。

活用や検討

活用

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