ストーリー・ゲーム
ストーリー・ゲーム
- ゲーム・コンセプト関連用語の解説。
ストーリー・ゲームとは−−
「ストーリー・ゲーム」については、ルールブック第1章「ゲーム・コンセプト」(p.22〜25)の冒頭部分に、見出しに掲げられた記事が記されている。
この単元では「ストーリーを共有し、創作し、受容する楽しみ」(p.22)と関連付けて「ストーリー・ゲーム」が説明されている。
はっきり書くと、第1章の「ストーリー・ゲーム」と題された単元は、独立して読んでも、意味が掴みづらい。論旨の飛躍と断定が目立つようだ。
おそらく、この単元は、第1章「ゲーム・コンセプト」の緒論。内容も(この単元だけ独立して読むなら)「ストーリー・ゲームの概説」ではなく「著者によるマニュフェスト(宣言)」の類と思って読んだた方が、わかりがいい。
著者が考えているストーリー・ゲームがどんなものかは、この単元よりも、「シネマティック」関連の記事や、「ゲームの目的」(p.25)などを読んだ方が掴み易いだろう。
「シネマティック」関連の記事や「ゲームの目的」を一読した後で、「ストーリー・ゲーム」の単元を再読してみると、著者が言わんとしていることも、なんとなく想像はつく気がしないでもない。
ストーリーゲームとしての「ブルーローズ」
「著者が考えているストーリー・ゲーム」がどんなものかは、ルールブックでは明確に整理して記されてはいない。「ストーリー・テリング」が重視されているようだが。それだけに、著者独特の意味づけが掴みづらくなっている。
ただ「『ブルーローズ』が、どんなストーリー・ゲームか」は、「シネマティック」関連の記事や、「ゲームの目的」を参照すればわかる。
「ブルーローズ」は、「ゲームの過程を楽しみながら、GMやプレイヤーが、それぞれの立場から物語が紡がれる過程に参加し、冒険のスリルを感じる疑似体験を楽しむストーリー・ゲーム」だ。
そして、「GMやプレイヤーが、映画作りを参考にした、展開の基本パターン(ゲーム運営ルール)を共有したうえで、シーン・チェンジや、『リアルな場面とシネマティックな場面の切り代え』などの映画的手法を活用して、映画のような物語を楽しむ」、「シネマティックなストーリー・ゲーム」でもある。
活用や検討
活用
重要な改訂の情報
- 内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。
(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要)
検討
- このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など
キーワード:
参照:[小辞典ルール編] [ゲーム運営ルール] [ゲーム・コンセプト] [ゲーム・パート] [小辞典] [チップス,キャンペーン・プランニングの〜] [勝利条件]