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シネマティック

シネマティック

英語表記
Cinematic

シネマティック とは−−

 「シネマティック」とは、「映画的手法を使って、映画のような物語を楽しむゲーム・コンセプト」と、要約できる。


 「シネマティック」については、まずルールブックの、第1章「ゲーム・コンセプト」(p.22〜25)に概説がある。この箇所では、「ストーリーの原型をプレイヤーとGMが共有すること」、「映画作りを参考にしたストーリーテリングで、映画のような物語を楽しむ」旨が記されている。

 具体的内容については、予告編シーンブレイクなどを解説した「ゲーム運営ルール」(ルールブック、第2章、p.26〜30)の参照が示唆されている。

 次に、比較的整理された説明は、p.23右列のコラム「シネマティック」にある。こちらには「映画的手法を表すキーワード」とある。

 さらに、p.24の「シネマティックとリアル」の記事では、「ルールの適用度をシーンの状況に応じて変更する」ことについて記されている。「ブルーローズ」では、ゲーム的な面白さを優先し、ルール適用を密にする場面が「リアルな場面」、演出優先でルール適用を緩くする場面が「シネマティックな場面」とされる。

 通常は「リアルな場面」として処理されるが、GMは「シネマティックな場面」を宣言することができる。「リアルな場面」、「シネマティックな場面」それぞれの事例については、戦闘処理、移動処理、などについての各記事に記されている。

 総合すると、「映画作りを参考にした、展開の基本パターン(ゲーム運営ルール)を共有したうえで、シーン・チェンジや、『リアルな場面とシネマティックな場面の切り代え』などの映画的手法を活用して、映画のような物語を楽しむ」コンセプトとなる。

考察

  • ルールブック、第2章「ゲーム運営ルール」の内容を参照すると、ゲーム運営ルールで規定される「展開の基本パターン」が、「ブルーローズ」セッションで参加メンバーに共有されるべき「ストーリーの原型」であることがわかる。
    この「原型」はテンプレートといった意味ではなく、セッション展開に応じて変化していくイメージ・ソースといった含意だろう。
  • 「ブルーローズ」のコンセプトを「物語の展開を圧縮して処理してく手法」って呼ぶ意見があるんだよね。
    ルールブックを読んでない人には意味がわかりづらい表現ではあるけど、ポイントをついた要約になってると思う。特に「シネマティック」のコンセプト特性をよく言い表してる。
  • ブレイク、及び、シーン・チェンジは、映画のカット構成やモンタージュのような手法とみなしていい。
    「映画のような物語を楽しむ」とは、こうした手法の活用といった意味が主かと思われる。

リンク

活用や検討

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