ヴァトナヨークトル氷河

• シームレス・ワールドの用語解説。

英語表記

Vatnajokull
（英語に直訳すると“Glacier of Rivers”で「氷河群」といったイメージ）

フランス語表記

Vatnaj?kull

スペイン語表記

Vatnaj?kull

ロシア語表記

Ватнаёкуль

アラビア語名

（調査中）

中文表記

瓦特納冰原

• 「判定処理なしに、ＰＣが知ってることにしていい」情報とします。

　「ヴァトナヨークトル氷河」は、アイスランド３大氷河の内で最大のもの。タイプとしては氷帽?に分類されている。「ヴァトナ氷河」とも。

　体積ではヨーロッパ最大、表面積では、ヨーロッパのトップ３の内に数えられる。

　アイスランド島南部で東西の中央東寄りに広がり、南縁は、アイスランド高地の外周を巡るハイウェイ間際まで迫っている。

【参照地図】

• Iceland(HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS）
• Physical Map of Iceland（FREE WORLD MAPS）
• アイスランドの衛星イメージ（Wikimedia Commons）
  

• 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

　ヴァトナヨークトル氷河の広さは、8,100平方kmほどで、アイスランド領の８％ほどにあたる。平均の厚みは400ｍほど、最も厚い部分は1，000ｍほどと測定されている。

　ただし、氷河は、過去数年間で徐々に縮小していることが観測されている。1930年代までは成長していたので、気候温暖化の影響と、火山活動の影響との両者が原因と考えられている。

　氷河地帯の最高点は、標高2，110ｍほど。これは、氷河地帯の南縁に含まれているオーライヴァヨークトル?峰の高さで、アイスランド島の最高峰でもある。オーライヴァヨークトルの近くには、スカフタフェットル国立公園が設定されている。

　アイスランドの他の氷河同様、ヴァトナヨークトル氷河の下には、いくつかの火山が知られている。例えば、氷河の北西縁には、グリームスヴォトン?の火山口が湖となって氷河に覆われている。グリームスヴォトンは、1996年に噴火して、大きな氷河洪水を起こした。2004年にも短期間、火山活動の兆候が観測された。

　グリームスヴォトンは、アイスランド島の中東部で、概ね北から南に縦列を描いている火山群の内、最南端に位置している火山。他に、氷河地帯西部の内外にも複数の火山近接している。

【参照地図】

• Volcanoes of Iceland and Arctic Ocean（Global Volcanism Program）
  アイスランド島、及び、近隣北極海?の主要火山の地図。

【参照イメージ】

• ヴァトナヨークトル氷河の衛星イメージ（Wikimedia Commons）
  

• 「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。

　「増補待ち」。

• ＧＭ向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど

参照イメージ

• ヴァトナヨークトル氷河の景観写真（Wikimedia Commons）
  
• ヴァトナヨークトル氷河の写真ギャラリー（islands-myndir）
  サイトはアイスランド語サイト。

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ワールド編
  ⇔ ランド・マーク

関連項目

• アイスランド

資料リンク

• Wikipedia英語版:Vatnaj?kull
  Wikipedia英語版:Glaciers_of_Iceland
  Wikipedia英語版:Category:Glaciers of Iceland
  Wikipedia英語版:Category:Highlands of Iceland
• Wikimedia Commons:Vatnaj?kull
  「ヴァトナヨークトル氷河」関連のファイル集アーガイブ。

活用

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