ウヘム・メスウト
PCが予め知ってていい情報
追加情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
- 小事典版推奨判定
- 「歴史+知性 目標値=8〜10」「言語+知性 目標値=10〜12」「魔術+知性 目標値10〜12」
- 簡単な情報 (必要に応じてゲーム前ブリーフィングやブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない)
- 「ウヘム・メスウト」とは、古代エジプトの新王国時代?末期に、テーベのアメン神殿で、神官団の第一人者となったヘリホルが用いはじめた、独自の暦の呼称。テーベをはじめ、事実上アメン神官団の統治下にあった上エジプトで用いられた。
- 第20王朝?の、最後のファラオ?だったラメセス11世の、治世19年めを元年とした。
- 「ウヘム・メスウト」とは、古代エジプトの言語?で、「誕生の更新」あるいは「誕生の繰り返し」、「新生の繰り返し」、「再生の繰り返し」といった意味だった。現在は、意訳して「(テーベの)ルネッサンス暦」とか「再生暦」と呼ばれたりすることがある。
- 現在の古代エジプト研究では、テーベの神官団がウヘム・メスウト暦を用いるようになった年を「アメン大司祭国家」成立の年、とみなすことが多い。ラメセス11世の即位は、B.C.1102年頃とされることが多いので、一応、B.C.1084年頃のことと推測される。
- 小事典版推奨判定
- 「歴史+知性 目標値=10〜12」「言語+知性 目標値=12〜14」
- やや詳しい情報 研究者によっては、「アメン大司祭国家の成立」(つまりウヘム・メスウト暦の発布)をもって、「新王国時代の終焉」、あるいは「第3中間期?の始まり」とみなす意見もある。
- しかし、実際は、ヘリホルにしろ、ヘリホルの2代後の第一神官だったパネジェム1世にしろ、生前、テーベや上エジプトではウヘム・メスウトを使っていたものの、ミイラと共に埋葬した事跡記録(治世記録)は、王朝側の暦に準拠した記録を遺していた。
- ちなみに、古代エジプト王朝では、ファラオ?の治世年を元号のように用いて、記録を記すのがスタンダードだった。これに対し、アメン大司祭国家では、第一神官が代かわりしても、ウヘム・メスウトが継続して用いられた。
GM向け参考情報
活用や検討
活用
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キーワード:
参照:[+αのワールド用語] [パネジェム1世] [アメンエムハト1世]