7大洋
PCが予め知ってていい情報
- 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。
「7大洋」は、世界の大洋?を7つに区分した海域区分を指す。ワールド・ワイドに地域を大別するとき、よく、7大州と併用して用いられる。
インド洋、北大西洋?、南大西洋?、北太平洋?、南太平洋?、北極海?(北大洋)、南極海?(南大洋)の7海域だ。IHO(国際水路機関)が定義した5大洋?の内、大西洋と太平洋?とが赤道の南北に細分された区分になっている。
なお、南極海(南大洋)が、独立した海域として認定されたのは、2000年のこと。
- 【参照イメージ】
- The world's oceans as seen(Wikimedia Commons)
追加情報
- 小辞典版推奨判定
- 「情報+知性 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 海洋学の研究では、北極海は「大西洋に連なる地中海の1種」とされ、独立した海域として区分されない。
- 小辞典版推奨判定
- 「歴史+知性 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 よく、「7大洋」の語源は、中世イスラム圏にある、と言われる。アラブ人が、自分たちの支配が及んだ海域の総てを「7つの海」と呼んだとする説だ。
- 一方、中世の西欧、東欧の記録にも「7つの海」については記されている。ただし、こちらは、黒海?や[アドリア海]]などが含まれる。
- いずれにしても、地域や時期による異同もある。中世アラブの7つの海、中世ヨーロッパの7つの海、それそれが、どの海域を指していたかについては異説も多い。
- 小辞典版推奨判定
- 「表現+知性 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 「『7つの海』という表現自体は、古代グレコ・ローマンの文芸にも見られます。
- いずれも、修辞的な表現で、『7』は『多数の』を含意したものでした。古代グレコ・ローマンの『7つの海』が具体的にどの海域か、と問われても答えようがありません。
- おそらく、中世アラブ人の『7つの海』も、中世ヨーロッパの『7つの海』も、古典的な常套句だった『7つの海』に、自分たちの知ってる地理的な海域を当てはめていったのでしょう」―― 考古学にかぶれた民間伝承研究家
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど
中世イスラムの「7つの海」、中世ヨーロッパの「7つの海」は、それぞれに異説が多かったわけですが。多くは、次の9つの海域から7つが選ばれた組み合わせが多かったようです。
- 中世の伝統的「7つの海」のソース
その後、西欧諸国が大航海時代?に入るまでには、イスラム圏で言われた「7つの海」は以下の7海域に絞られていたようです。
- 中世後期の「7つの海」(代表例)
活用や検討
活用
{{comment}}
Hiki::PluginException (not plugin method): inline plugin重要な改訂の情報
- 内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。
(誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要)
{{comment}}
Hiki::PluginException (not plugin method): inline plugin検討
- このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など
- 検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は、随時書換え対象になりえます)
{{comment}}
Hiki::PluginException (not plugin method): inline plugin
キーワード:
参照:[7大州] [地中海] [地中海のランド・マーク] [地理関連の用語] [インド洋のランド・マーク] [大西洋] [大西洋のランド・マーク] [インド洋] [太平洋のランド・マーク]