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太平洋のランド・マーク

太平洋のランド・マーク

 太平洋海域に属す地名の内、「現存する国家や行政体の領域との関連が薄いもの」から扱っていきます。主に、海域、島嶼、海底地形などの地名が増えるでしょう。

  • 例えば、アイスランド共和国やプエルト・リコ?は「現存国家」関係で、アイスランド島?やプエルト・リコ海溝?は「ランド・マーク」で扱うものとします。
    歴史的地域名についても、多くは「ランド・マーク」で扱うことになると思われます。

 日常語で使われる「ランド・マーク」の用法とは違いますし、もちろんルールブックでも見当たらない用法です。

注記

 このページに記す記事は、皆「PCが予め知ってていい情報」とします。

項目一覧

太平洋

太平洋? たいへいよう
 5大洋?の内では、1番広い海域。
 7大洋の区分では、北太平洋と南太平洋とに区分される。

ア〜オ

アロフィ島 アロフィとう
 南太平洋?の西部海域東寄りで、サモア諸島?の西、エリス諸島?の南、トンガ諸島?の北西、フィジー諸島?の北東に位置する、ポリネシア海域の小島。メラネシアの海域から遠くない。
 隣接するフチュナ島及び、近隣の珊瑚礁内にある岩礁と共にフチュナ諸島を構成。フチュナ島、アロフィ島の両島は、2百数十km離れているワリー島と共にワリー諸島を構成。フチュナ島は、ワリー諸島の北東寄りに位置している。ワリー島、フチュナ島、アロフィ島はフランス領で、フランスの海外準県、ワリー・フチュナが営まれている。
オーストラリア大陸 オーストラリアたいりく
 6大陸?の内で最も小さい大陸で、南太平洋の西部に位置している。
 北西では、ティモール海?を挟んでスンダ列島?に面し、北ではアラフラ海?などを挟んでニュー・ギニア島?に面している。北東では、コーラル海?を挟んでソロモン諸島、ニュー・ヘブリディーズ諸島?を臨み、南東ではタスマン海?を挟んで南北のニュー・ジーランド島?を臨んでいる。
 近傍島嶼の内では、南東に近接するタスマニア島?が、大きめ。
オーストラル諸島 オーストラルしょとう
 南太平洋?ポリネシア海域東部に位置するポリニィズ・フランシィズ準県?(フランス領ポリネシア)で、南西部海域にある島々からなる諸島。トゥブエー島?など5つの有人島と、複数の環礁からなっている。西方でクック諸島?と遠くなく、北方に、やはりポリニィズ・フランシィズ準県に属すソシエテ諸島を望む。
 「オーストラル諸島」の諸島名は、英語でも、フランス語でも用いられるが、英語では「トゥブアイ諸島」と呼ばれることもある。
オーストラレーシア
 オーストラリア大陸、及びニュー・ジーランド島?を含んだ、南太平洋?西部海域一縁を指す。
 古い地域名で、場合によって、あるいは分野に応じて、指す範囲にかなり異同がある。狭義には、オーストラリア領ニュージーランド領のみを指す。例えば、左記地域の合同スポーツ・チームなどが、チーム名にオーストラレーシアの名を冠すことがある。ニュージーランドが含まれるのだから、ポリネシアの西域と重なっていることになる。
 広義には、メラネシアの南域から東南アジア?の海洋部を含むことがある。WWF(世界自然基金)が採用しているエコゾーンの1つ(オーストラレーシア・エコゾーン)も通例の範囲の内に含まれている。狭義の用法の1種と言っても、間違いとは言い難い。
オセアニア
 太平洋?、それも、主に南太平洋の島嶼、群島、大陸を含んだ広域地域区分。オセアニア州とも。
 “Oceania”の地域名は、もちろん“Ocean”から派生したもので、7大州の他の広域地域区分――、例えば、ヨーロッパ州とヨーロッパ大陸や、アフリカ州とアフリカ大陸のような区別は、意味をなさない。(日本語では「大洋州」とも)
 通例、オーストラリア大陸とその周辺海域、周辺島嶼を併せた「オーストラリア州」も含まれる。
 他方、地理的な区分とは別に、政治的には、ニュー・ギニア島のインドネシア共和国領(当然、領海も含む)までが東南アジア?とされることは多い。
 こうした区分に不都合が多い分野、例えば、ワールド・ワイドな環境研究や海洋学では、オセアニアも含めて、「太平洋及びアジア沿海部」の区分を設けるケースが増えてきている。「太平洋及びアジア沿海部」は、東南アジアと極東アジア?の沿海部を一括して含んだ広域地域になっている。

カ〜コ

グランド・テール島,ヌーヴェル・カレドニーの〜 ヌーヴェル・カレドニーの グランド・テールとう
 南太平洋?の西部海域で珊瑚海?の東に隣接しているポリネシア海域の火山島。周辺当初を含めてフランス領ヌーヴェル・カレドニーとされている。英語名がニュー・カレドニア島(New Caledonia)。
 オーストラリア大陸の東方1,200km、ニュー・ジーランド島?の北北西1,500kmに位置。ソロモン諸島の南方にあたる。
ケルマデック海溝 ケルマデックかいこう
 南太平洋?ポリネシア海域南西部の海底に続いている海溝。ニュー・ジーランド諸島?北部のケルマデック諸島?の東方海底から、概ね南南西 〜 北北東方向に伸びている。「ケルマデク海溝」とも。
 太平洋の海底で最も深いポイントを擁す海溝の1つ。北部に連なる海溝を、トンガ海溝?として区別する場合が多い。(トンガ海溝までも含めるのは、「ケルマデック海溝」の広義の用法。「トンガ=ケルマデック海溝」とも)

サ〜ソ

サウス・アイランド,ニュージーランドの〜
 ニュージーランドの「サウス・アイランド」は、ニュージーランド領の2つの主島の内、南側の島。オセアニア海域の南部で、東西の概ね中ほどに位置。ポリネシアの南西部、オーストラレーシア東部にある南太平洋?の島。
ソシエテ諸島 ソシエテしょとう
 南太平洋?ポリネシア海域東部に位置するフランス領ポリネシア?で、概ねを構成している諸島。タヒチ島?などからなる東寄りのウィンドワード諸島?と、西寄りに散在しているリーワード諸島?に大別される。
 諸島の地名は、元々、18世紀にジェイムズ・クック?が、U.K.(連合王国)のロイヤル・ソサイエティ?に報告したものに基づく。英語読みで「ソサイエティ・アイランズ」だが、現在は、フランス語読みの「アィルス・デ・ラ・ソシエテ」が用いられることの方が多いようだ。

タ〜ト

トゥブアイ諸島 トゥブアイしょとう
オーストラル諸島
ドレイク海峡 ドレイクかいきょう
 南アメリカ州のホーン岬?と、南極海?に位置するU.K.領サウス・シェトランド諸島?との間の海峡。「ドレイク水道(Drake Passage)」とも。
 大西洋と太平洋?とを結ぶ海峡で、「世界でも最も荒れた海域」の1つとして知られる。南極海の一部もなしている。
ドレイク水道 ドレイクすいどう
ドレイク海峡
ドレーク海峡 ドレークかいきょう
ドレイク海峡
ドレーク水道 ドレークすいどう
ドレイク海峡

ナ〜ノ

ノース・アイランド,ニュージーランドの〜
 ニュージーランドの「ノース・アイランド」は、ニュージーランド領の2つの主島の内、北側の島。オセアニア海域の南部で、東西の概ね中ほどに位置。ポリネシアの南西部、オーストラレーシア東部にある南太平洋?の島。

ハ〜ホ

フエゴ島 フエゴとう
 「フエゴ島」は、南アメリカ州の南端に位置する、フエゴ諸島の主島。
 南太平洋?南大西洋との間で、極、狭いマゼラン海峡?を挟み、南アメリカ大陸と面している「ティエラ・デル・フエゴ(炎の土地)」海域の東部を占める。ドレイク海峡を挟んで、南極圏?に臨む。
 地質的にはアンデス山脈に連なる台地、山地が多く、パタゴニア地方?の1部とされることも多い。東部はアルゼンチン領、西部はチリ領
フチュナ諸島 フチュナしょとう
 南太平洋?の西部海域東寄りに位置する、ポリネシア海域の諸島。北西寄りのワリー島、南東寄りのアロフィ島からなる。サモア諸島?の西、エリス諸島?の南、トンガ諸島?の北西、フィジー諸島?の北東に位置。メラネシアの海域から遠くない。
 フチュナ諸島とワリー島は、ワリー諸島を構成。ワリー諸島ではフランス領で、フランスの海外準県、ワリー・フチュナ?が営まれている。
フチュナ島 フチュナとう
 南太平洋?の西部海域東寄りで、サモア諸島?の西、エリス諸島?の南、トンガ諸島?の北西、フィジー諸島?の北東に位置する、ポリネシア海域の小島。メラネシアの海域から遠くない。
 隣接するアロフィ島及び、近隣の珊瑚礁内にある岩礁と共にフチュナ諸島を構成。フチュナ島、アロフィ島の両島は、2百数十km離れているワリー島と共にワリー諸島を構成。フチュナ島は、ワリー諸島の北東寄りに位置している。
 ワリー島、フチュナ島、アロフィ島はフランス領で、フランスの海外準県、ワリー・フチュナが営まれている。
ベーリング海 ベーリングかい
 北太平洋?最北部の海域で、ベーリング海峡を介して、北極海?チュコト海に連なっている。
 北西は、カムチャッカ半島?からチュコト半島?にかけての北アジア南岸に縁取られ、北東はアラスカ?に縁取られる。南縁は、アラスカ半島?とアリューシャン列島?とに縁取られる。
 時として北極圏に含められることもある。
ベーリング海峡 ベーリングかいきょう
 北アジア東端、チュコト半島?のデズネフ岬?と、北アメリカ西端のプリンス・オブ・ウェイルズ岬?の間の海峡。北極圏チュコト海と北太平洋?ベーリング海とをつないでいる。
ポリネシア
 太平洋?の概ね中ほど南西寄りを占めるオセアニアの海域を指す。およそ1千ほどの島々が散在。オーストラレーシアの東方から北東にかけてになる。

マ〜モ

ミクロネシア
 概ねは北太平洋?の南西寄りで、赤道?以北の海域。海域南東部は、一部、南太平洋に渡っている。フィリピン領の東、ポリネシアの西方で、メラネシアの北方にあたる。
 又は、同海域の西部に位置する「ミクロネシア連邦(FMS)」の国家名略称としても用いられている。
メラネシア
 [南太平洋?の北西寄りの海域を指す広域地域名。概ね赤道以南?で、オーストラレーシアの北方、ミクロネシアの南方を占める。ニュー・ギニア島?など、オーストラリアの北から北東方に位置する島々も含む。

ヤ〜ヨ

ラ〜ロ

ロワィヨテ諸島 ロワィヨテしょとう
 南太平洋?の西部海域に位置するフランス領ヌーヴェル・カレドニーで、グランド・テール島(ニュー・カレドニア島)の北側に散在している島群を指す。ポリネシア海域の諸島になる。
 グランド・テール島の北岸に並行するように、概ね北西 〜 南東方向に並ぶウヴェア島?、リフー島?、マレ島?の3つの小島を主島に、周辺のさらに小さな島、岩礁、瑚礁も含める。グランド・テール島を含めたフランス領ヌーヴェル・カレドニーは、オーストラリア大陸の東方、ニュー・ジーランド島?の北方、ソロモン諸島の南方の海域にある。

ワリー島 ワリーとう
 南太平洋?の西部海域東寄りで、サモア諸島?の西、エリス諸島?の南、トンガ諸島?の北西、フィジー諸島?の北東に位置する、ポリネシア海域の小島。メラネシアの海域から遠くない。ポリネシア系の現地語で「ウベア島」。英語読みで「ウォリス島」。
 近隣に散在する瑚礁や小島と共に「ワリー諸島」と呼ばれることもある。しかし、「ワリー諸島」には、2百数十km離れているフチュナ諸島も含めることの方が多い。ワリー島は、ワリー諸島の南西寄りに位置している。
 ワリー島、フチュナ諸島はフランス領で、フランスの海外準県、ワリー・フチュナ?が営まれている。
更新日時:2009/08/26 11:42:37
キーワード:
参照:[地理関連の用語] [小辞典ワールド編] [ドレイク海峡] [フエゴ島] [ランド・マーク]
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