ブリガンティア女神
PCが予め知ってていい情報
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- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
- 小事典版推奨判定
- 「表現+知性 目標値=8〜10」「魔術+知性 目標値=10〜12」「歴史+知性 目標値=10〜12」
- 簡単な情報 (必要に応じてゲーム前ブリーフィングやブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない)
- 「ブリガンティア女神」とは、古代ブリタンニア?北部で有力だった部族集団ブリガンテス族が、崇拝していたケルト系の女神。
- 「ブリガンテス」の部族名も「ブリガンティア」の女神名と関連していただろう、と思われる。
- 古代ローマの記録では、ブリガンテス族の部族国家の名も「ブリガンティア」と記され、「王国」だった、と伝えられている。
- 小事典版推奨判定
- 「言語+知性 目標値=8〜10」「表現+知性 目標値=10〜12」「魔術+知性 目標値=10〜12」
- 簡単な情報 (必要に応じてゲーム前ブリーフィングやブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない)
- ケルト系言語の「ブリガンティア」「ブリガンテス」は、「高所」「高められたもの」「優越」などを含意する単語と関係していた。
- このことから「ブリガンティア女神」の神名や「ブリガンテス族」の部族名は、「高貴なるもの」「優越者」といった意味だった、とする意見がある。
- 他方、現在のスペインやアルプス山域?などには、ローマ化した地名「ブリガンティウム」などが伝わっている例がいくつかある。内には、同名の「ブリガンテス」を名乗っていた部族集団がいたことも、記録で伝わっている。これらの部族は普通は「高地人」といった意味だっただろう、とされることの方が多い。
- 「ブリガンテス」の神名については、「古くは、アイルランドで崇拝されていたブリギット女神と同系の神格だっただろう」と推定する説は、現在の神話研究者、ケルト文化研究者の間には多い。ただ、地母神だっただろうことが推定されるブリギット女神と異なり、ブリガンテス女神がどのような神格として崇拝されていたかは、今1つ定かでない。ただ、戦闘や戦勝と関係した女神だった、と考える説は聞かれる。
- 小事典版推奨判定
- 「歴史+知性 目標値=10〜12」「表現+知性 目標値=12〜14」「魔術+知性 目標値=12〜14」
- やや詳しい情報 ブリガンティア女神の崇拝は、古代ローマの記録だけでなく、ブリガンティア地域の各地から出土した奉献碑文からも確認されている。7例知られている碑文の内には、女神をローマのウィクトリア女神?と同一視しているもの2つが含まれている。他に、アフリカにルーツを持つエレスティス女神と同一視している1例も含まれている。
- 現在のスコットランド南部から出土し、エディンバラの国立博物館に収蔵されている石彫りレリーフ(浮き彫り)では、女神は、城壁をデザイン化した冠を被り、背中にはウィクトリア女神の翼を持っている。
- この像は、胸にゴルゴン?の顔面を据えたメダリオンを着けているので、ローマのミネルウァ女神?と同一視されていたことがわかる。このレリーフが、ミネルウァ女神でなくブリンガンティア女神の像であることは、碑文に記されている。
- これらの奉献碑文やレリーフ像は、多くが3世紀前後の物で、ブリガンティア王国?が滅んだ後も、女神の崇拝が続いていたことを示している。
- これらの事例から、「ブリガンテス女神」を戦闘や戦勝と関係した女神だった、と考える説は少なくない。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど。
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活用や検討
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キーワード:
参照:[ブリガンテス族] [ブリギット女神] [+αのワールド用語] [ブリギット]